2022-4-15
【ドタキャン対策】簡単にスグできる回避法とは…
経営
田村剛志
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おはようございます。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
349ターン目をお届けします。
ここ数回にわたってお伝えしてきた
接客・接遇に関してのこと。
業界としては
あまり興味のない所かと思っていましたが、
意外にも多くの方から
共感のお声をいただきました。
顧客として
我々の店舗にお越しになる方々は
当たり前に接客や接遇について
教育を受けています。
しかし、
施術者の多くは高校卒業後、
そのまま柔整や鍼灸、
あんまマッサージの専門学校へ進学、
国家試験合格後は接骨院や鍼灸院、
あんまマッサージ院に就職し、
施術の技術や知識しか学ばずに
施術者として顧客の前に立ちます。
私は幸いにして、
商業施設の中で働いていたので
接客・接遇について
学ぶ機会があったことや、
学生時代に飲食店で
働いていた経験もあり、
接客・接遇の重要性を
知ることが出来ました。
今に比べると
施術技術も知識もなかった
20年前に初めて店舗を任された時、
今ほど施術を顧客に魅せる事が
出来ていませんでした。
そして開業当初、
売上は低迷し、
初月は大赤字を出してしまいました。
この時、師匠には
「お前の技術が未熟だから
売上が伸びないんだ。
もっと技術を磨け!」
と言われました。
しかし、
技術は一朝一夕には伸びません。
そこでどうしたか?
もちろん、
料金や集客などシステム的な
マーケティングの部分にも取り組みました。
ですが、
もっとも効果が大きったのは
接客・接遇面の改善でした。
接客・接遇について
学ぶ機会のなかったスタッフに
その重要性を伝え、
具体的な対応方法を指導しました。
技術は一朝一夕に伸びなくても、
接客・接遇は知識や意識が
変わればすぐに改善できます。
当時は今よりも更に
業界の接客・接遇に対する意識が
低かったので、
他店との差別化という意味でも
効果が大きかったのです。
初月に大赤字だった
私が任された新店舗は
3ヶ月で黒字に転換し、
半年後には予約が取りにくいほどの
繁盛店になっていました。
私自身、
近年は接客接遇の重要性を伝えることを
疎かにしていたと反省しています。
電化製品の買い替えがキッカケとなり、
この重要性を再認識させてもらいました。
接客接遇について
いまだピンと来ない先生も
いると思いますが、
普段、ご自身が消費者として
お店を利用する際に、
何がイヤだったかを
思い出してみてください。
何が嬉しかったかを
思い出してみてください。
味が美味しくないからと
クレームを言ったことはあるでしょうか?
接客接遇面でのクレームや
言葉に出さないまでの不快感を
持ったことはないですか?
ちょっとした気遣いが嬉しくて
ファンになったことはないですか?
それは
ご自身だけが感じることではなく、
顧客がご自身の店舗を利用される際にも
感じていることなのです。
施術業だけが特別ではないのです。
このことを再認識していただき、
ご自身の対応を見つめ直してみてください。
今週も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
また来週!
Writer
田村剛志 田村剛志の記事一覧
10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。
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