2021-3-25
あなたの分院展開が上手く行かないたった1つの理由
スタッフ教育・採用
田村剛志
1663 Views
おはようございます。
治療院コンサルタントの
田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する
================
田村剛志の繁盛システム経営講座
================
231ターン目をお届けします。
「田村先生が言っている事と
同じことをスタッフに
言っているつもりなのですが、
私が言うと何故か響かないんです。」
こう言ったお悩みを
ご相談いただく事があります。
あなたにも、
似たような経験はありませんか?
なぜ、そのような事が起こるのか?
まず、人に何かを伝えたい時は、
順を追って話をする必要があります。
同じ話をしても、
相手の知識や認識が異なっていると
話は通じません。
その話の意味が理解できるだけの
下地があるかどうか?
を考えねばならないのです。
下地が出来ていなければ、
下地を作るところから始めます。
下地があったとしても、
いきなりやり方や結論だけを伝えても
こちらの意図に沿った結果にはなりません。
なぜ?
何のために?
何の目的でそれをやるのか?
なぜそう考えるのか?
ここから丁寧に
話をしていく必要があります。
「指示をした時はやるんですけど、
言わなくなるとやらなくなるんですよ…」
こう言ったご相談もあります。
これも相手の理解度を測らずに
やり方だけ指示をしてしまうと起こる現象です。
なぜそれをするのか?
がわかっていないので、
言われた時は意識しますが、
言われなくなると忘れてしまいます。
もう少し言うと、それをする事で
自分(スタッフ)に
何のメリットがあるのか分からない。
と言うこともあります。
スタッフとの人間関係が良好で、
経営者とスタッフの役割分担が
明確になっていれば、
メリットが見えなくても
良いこともあるのですが、
最近の若いスタッフは賢くて
無駄なことをしたがらない傾向があります。
経営者とスタッフの役割分担や
評価制度が明確になっていないと、
スタッフはこう考えます。
「自分たちが頑張っても、
得をするのは経営者だけ。
経営者が儲かるために働かされている。」
なんとも悲しい話です。
私自身も20代の頃、
部下から同じような事を
面と向かって言われた事があります。
「自分たちが頑張って売上を作っても、
アナタの給料が上がるだけでしょ?」
と。
なんとかスタッフの
雇用環境を改善したい、
もっと良い環境で
仕事をさせてやりたい。
そう思って休日も取らず
朝から晩まで働いていたのにです。
かなりショックでしたね。
想いや目的が伝わっていないと
こんな悲劇が起こります。
スタッフにより良い環境を
与えたいと想わない経営者はいません。
そうする事が
会社を成長させる事に繋がりますし、
スタッフの頑張りに
応えたいと思っている経営者が
ほとんどだと思います。
ですから、大前提として経営者は
スタッフから搾取するだけの存在ではなく、
スタッフの暮らしを
豊かにしてくれる存在でもある事を
伝えておく事が必要です。
それがどのように行われるのか?
は評価制度で明確にする事です。
そして、すべての指示を
相手の理解度を測りながら
目的から伝える事です。
知識がある人や頭の良い人は
ついつい自分基準で物事を考えがちです。
なんでこんな事を知らないんだ!
なんでこんな簡単な事がわからないんだ!
となりがちです。
ですが、
皆んながそんなに優秀だったら、
その人は上司になっていないでしょうし、
経営者として人に指示を出す立場に
なっていないでしょう。
自分1人で出来る仕事は限られます。
いろんな考えの人が居て、
いろんな能力の人が居て組織は成り立ちます。
焦らずじっくり、ひとつひとつ
伝えていくようにされてみて下さい。
本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
また来週!
追伸
【無料|残り17時間で公開終了】
たった1回の施術で
・300mも歩けない
重度のすべり症が改善
・腰・膝の痛みが消え
スタスタ歩けるようになる
・ガン手術の後遺症による
激痛が消失
そんな手技の無料公開が
本日で終了します…。
手技の解説はもちろんですが、
セルフケアを3つも紹介!
見よう見まねで
腰痛や肩こり、
不眠症が改善するといった
超貴重な映像を
多数収録しております。
【本日23:59まで】の限定公開なので
まだ見ていない、という方は
お急ぎ下さい!
↓↓↓
※1分で登録完了、すぐ視聴できます
※残り17時間で公開終了
Writer
田村剛志 田村剛志の記事一覧
10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう
©2024 治療院経営に役立つ無料webマガジン「クドケンブログ」