2021-8-11
理想の患者さんに囲まれる先生になる3つの方法
リピート・口コミ・紹介
田村剛志
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こんにちは。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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今週は196ターン目をお届けします。
このところ、
離患率を下げてカルテ単価を上げる
LTVを高める手法をお伝えしてきました。
実は離患率を下げる手法には他にも
『患者さんイベント』というものがあります。
患者さんイベントとはどんなものか?
患者さんをお招きして
お花見をしたり、バーベキューをしたりと
普段は違う環境で
患者さんと接することで
関係性を深める手法です。
施術中と違って、
ゆっくりお話する事が出来ます。
患者さんの先生のことを
もっと知りたいと言う気持ちを
満たして差し上げることや
患者さんの院への
要望を聴くことが出来ます。
これにより患者さんの満足度が上がり、
関係性が深まることで離患しにくくなります。
よく知らない先生より、
よく知っている先生に診てもらいたい
というのが人情です。
よほど深い悩み…。
他では解決できないような
悩みを抱えていない限り、
遠くのゴッドハンドより
近くの先生という方が
ほとんどではないでしょうか?
最低限の施術技術は
あって然るべきですが、
そこから先は患者さんとの関係性も
非常に大事になってきます。
さぁ、この患者さんとの
関係性を深めるイベントというのは
何も院外に限ったことではありません。
お花見やバーベキューは営業時間外、
院外で行うことになりますので
手間とコストがかかります。
しかしながら、
院内で季節感を演出しながら
患者さんとの関係性を深めることも可能です。
季節感の演出とは、
バレンタインデイやクリスマスなど
季節のイベントに合わせた
装飾を院内に施したり、
制服の一部または全部を
イベントに合わせたものに
変更するといった形です。
日本人は四季を重んじる民族です。
異業種、特に小売業などでは
こういった季節に合わせた演出、
イベントは当たり前に行われています。
かの夢の国でも、
季節のイベントが無かったら
来園数が減ってしまうはずです。
その季節イベントの中でも
近年、圧倒的存在感を放っているもの。
それが、ハロウィンです。
かの夢の国の閑散期であった
9月、10月を1年で1番忙しい
繁忙期に変えてしまったお化けイベント。
若者の街、渋谷ともなれば
ちょっとしたパニックです。
この強力な季節イベントであるハロウィン。
治療院で行うのがアリかナシか?
実は、賛否が分かれています。
実際、私が運営する院でも
1日限定でハロウィンイベントは行なっています。
※内装装飾はもっと長くしています。
そして、毎年来院数と1日あたりの
売上記録を更新するのはハロウィンイベントを
行なっている時ですので、効果があるのは実証済。
ただ、治療院というところは
基本的に困っている人、悩んでいる人達が
お越しなるところなので、
「コスプレをしてふざけていていいのか?」
というご意見も存在します。
あなたはどうお考えですか?
弊社でも新規の患者さんを
仮装で迎えるのはどうかと考えているので、
ハロウィンイベントの日は
新規の患者さんは受け付けていませんし、
施術に影響するような
過度な仮装は認めていません。
しかしそれでもハロウィンイベントの日は
通常の患者数の2倍近い方がお越しになります。
それだけ患者さんに求められている
イベントだという事です。
反対派の意見ももちろんわかります。
今まさに強烈な痛みを
抱えている患者さんからすれば
ふざけているように見えて不安になるでしょう。
ですので、骨折や脱臼、捻挫などの
急性症状での来院が多い院や
新規患者が多い院ではおススメ出来ないです。
私も過去に脱臼した経験があるので、
あの痛みの中でハロウィンコスプレをした
先生を見たら受け入れられないと思います。
私は慢性のヘルニアも経験しています。
立っていることと
座っていることさえ
ままならないような状態でしたが、
あの時ならハロウィンコスプレも
受け入れられたと思います。
いつまで続くのかわからない痛み。
果たして良くなるのか?
一生このままなのか?
という不安の中で
ハロウィンコスプレを見たら、
ホッとして笑ってしまうと思います。
皆さんはパッチアダムスという
人物をご存知ですか?
ハロウィンとは
少し違うかもしれませんが、
クラウン(道化師)の格好をして
患者を楽しませるという
活動をしているアメリカの医師です。
「パッチアダムス トゥルーストーリー」
という映画のモデルにもなっているので、
是非観ていただきたいです。
人間という生き物は
カラダだけで生きているわけではありません。
その人の人生の決定権は
ココロにあります。
今の世の中、物質的には豊かで便利です。
しかし、精神的には
いくら頑張っても認めてもらえない、
働きたくても働けない、
誰からも求められていない気がする…、
と、ココロがざわついている人々が沢山います。
私はそういった人たちのココロも
整えてあげられる治療院でありたいですし、
そういう治療院が増えて欲しいと切に願っています。
なので、色々な事情で
お花見やバーベキュー、ハロウィンなどの
イベントに参加したくても参加できない患者さん達に、
生きてても何もいいことがないと
思っている人たちにイベントを提供する事は
ココロを救う事に繋がると考えています。
という事で、
最後に私の考えをまとめますと…
・私は、治療院での
ハロウィンイベント肯定派。
・ただし、院の状況と
患者さんの気持ちを考え、
節度を持って行いましょう。
・施術だけじゃなく
患者さんを笑顔にできる治療院が
増えてくれたら嬉しいです!
以上、長くなりましたが
最後までご覧いただきありがとうございました!
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Writer
田村剛志 田村剛志の記事一覧
10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。
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