こんにちは。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は179ターン目をお届けします。
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さて本日は、
回数券やプリペイドカード、会員制の
重要性について改めてお伝えしたいと思います。
私の主催しているセミナーでも
回数券プリカがなぜ有効なのかを
お伝えしているんですが、、、
そんななか、参加者の先生から
こんな質問を頂きました。
「自分は今リピートを取れているので
回数券やプリカは
必要ないんじゃないでしょうか?」
たしかに、回数券やプリカの目的は
リピート数、継続率を上げることです。
回数券等がない方が割引もなくて
収益性も高いので、それでリピートが
取れているなら問題ないでしょう。
ただ、ここで一つ
注意して欲しいポイントがあります。
それは、
“継続が取れている”という基準を
どこに置くかということです。
最近は、非常に新規患者が
獲得しづらい時代になりました。
なので、一人の患者さんと
どれだけ長いお付き合いをできるかが
重要になってくるんです。
2回~3回の短期的なリピートでは
今後なかなか経営は
成り立たなくなっていきます。
もちろん、新規が受け入れられないほど
来ている先生なら、経営の面から言えば
継続性アップの必要性はないかもしれません。
しかし、施術者1人に対して
新規が月に10名前後の先生であれば
継続率を高めていく必要があるでしょう。
では、どれくらい継続していればいいのか?
それを図るには「離患率」という
データを見て欲しいんです。
離患率というのは
今持っているカルテ枚数のうち、
先月来ていたけど
今月来なかった人の割合です。
たとえば、
先月100名患者が来ていて、
今月は新規が10名来ていた。
患者さんが減っていなければ
手元にはカルテが
110枚あるはずですよね。
仮に98枚になっていたとしたら、
先月から離脱した方が
12名いるという計算になります。
これが離患数です。
12名抜けているのに対して
先月の来院者が100名ですので、
12枚 ÷ 100枚= 12%
12%が離患したということになりますね。
当月の新規数が10名の院の場合、
12%離脱するとカルテが
2枚ずつ減っていくことになります。
離患率が10%を切っているなら
回数券プリカは必要ないかもしれません。
10%を上回っているのであれば
回数券やプリカという
仕組みの導入をおすすめします。
なぜなら、回数券やプリカ、
会員制といったシステムがあることで
患者さんが継続しやすくなるからです。
離患率が10%を超えている先生は
ご自身の実力にシステムを加えて、
継続率を高めていくことが
経営的には必要になってきます。
まずは自分の離患率は
10%を切っているのかいないのか…?
そこからチェックされてみては
いかがでしょうか。
それでは本日も最後まで
ご覧いただきありがとうございました。
また来週。
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