治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は141ターン目をお届けします。
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数週間ほど前、8月の頭に行われた
グーグルのコアアップデートによって
ホームページのSEOが乱高下していますね。
治療院業界でも
これは非常に話題になっています。
今回のアップデートで
SEOの順位が1ページ目から
5ページ目まで下がった方もいれば、
反対にラッキーパンチじゃないですが、
一部のページが上位に上がって
特定の症状の患者さんが沢山来るように
なった治療院さんもいらっしゃいます。
先生のところはいかがでしたでしょうか?
これからも、今回のような
グーグルのアップデートは
度々行われることになるでしょう。
そのたびに右往左往していたら、
経営的にも安定しませんよね。
実際、私の知る先生にも、
ホームページを中心に100人以上
安定して集客できていた先生が
今回、検索順位が一気に下がって
集客数が半分になった事例もあります。
まだアップデートから
ひと月も経っていない状態なので
今すぐどうこうということはありませんが、
やはり集客源が一つであったり
新規が大量に入ることで売上が立つ状態は
こうした外部的要因を強く受けるリスクがあるんですね。
もちろん外部的要因というのは
今回のようなアップデートに限りません。
近隣にライバル院が出来たりしても
集客が減少することは十分あり得ますよね。
ただ、今回のような
アップデートにも直ぐに対応できたり、
よほど集客に非常に自信のある先生は
よいかもしれません。
しかし、そうではなく、
業者さん任せだったり集客に不安のある先生は
離患が少なくてファン患者さんの多い
治療院創りをすることが重要になってきます。
そうした先生は
ぜひこの機会に『事業規模』を
考えていただくのが良いでしょう。
これは私の出店戦略にもあるのですが、
そもそも治療院には
『離患率』というものがあります。
先月お越しになった患者さんが
今月はお越しにならない率のことですね。
これが10%くらいだと低い数字です。
ただ、カルテ枚数が増えてくると
また話が変わってくるんですね。
私も本当に多くの治療院を見ていますが、
「カルテ枚数250枚の壁」が
存在すると感じています。
たとえば、カルテ枚数250枚の院で
離患率が10%だとすると、
毎月25人抜けていくということになります。
この25人という数字が
治療院の集客では「壁」になるところだと
統計的に見て感じています。
20人の集客なら
比較的容易にできるのですが、
25人、30人集客となると、
集客をしっかりかけていたり、
立地条件が良かったり、ライバルが弱くないと
なかなか集客することはできません。。
そのため今後は、
30枚来なくても売上やカルテ枚数を
維持できる院創りが求められてくるんですね。
以前は、治療院も少なかったので
1院当たりに割り振られる新患さんの数も
多くいらっしゃいました。
そのため、新規に困ることも
なかったわけです。
ですが、今はご自身が頑張っても
周りがもっと頑張るとすぐに
患者さんを取られてしまうので
集客が以前より難しくなっています。
もちろん、集客が得意で
今でも100人、200人と
集客できている先生も
いらっしゃいますよ。
ただ、多くの治療家さんは
そうではないですよね。
今後治療院を続けていくにあたり、
これから30年、40年先まで、
毎月30~50人の新規を
集め続けられるでしょうか?
その自信がない先生は、
1店舗当たりのカルテ枚数を
見直してみてください。
これからは、新規に頼らない
コンパクトな治療院経営が肝要です。
今回のアップデートを見ても
新規が20~30人いれば運営できる、
小さいけど利益率の高い治療院を作るのが
安定して経営できる秘訣じゃないかと
感じた次第です。
ぜひ先生も、見直してみてくださいね。
本日もご視聴いただき、
ありがとうございました。