治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は140ターン目をお届けします。
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こんにちは。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
本日もみなさまの治療院経営に役立つ情報を
配信していきたいと思います。
先生は、お盆をどう過ごされましたか。
帰省された方もいらっしゃると思いますし、
お盆も休まずに経営されていた方も
いらっしゃるんじゃないかと思います。
毎度のことなのですが、
本日はお盆明けの注意点について
お話したいと思います。
今年は暦の並びがよかったので
お盆は11日~16日までお休みという院も
多かったのではないでしょうか。
これだけ長期のお休みがあると
患者さんの通院が空いてしまうことが
あるわけですね。
お盆休みの直前に
お越しになった患者さんは
まだ良いのですが、
お休みの数日前にお越しになった方だと
1週間以上間が空く形になります。
普段からしっかりと
通院されている患者さん、
もしくは、初診から
まだ日が経っていない患者さん、
来院頻度が高い状態の患者さんも
一度間隔が空いてしまうと
通院習慣を失ってしまうことがあるんです。
実際、私は200社以上の治療院の
データを拝見させて頂いているのですが、
5月の連休であったりとか…
年末年始の連休であったりとか…
お盆の連休であったりとか…
こういう長期の休みのあとは
離患率がぐっと上がる傾向があります。
離患率というのは、
先月まで来ていた患者さんが
今月来なかった率のことですね。
この離患率が
大きく上がってしまうのが
お盆明けだったり
お正月明けだったりの
長期連休明けになるわけです。
ただこうして、離患率が上がると
事前にわかっているのですから、
要は対策を打ってしまえばよいのです。
では、具体的に何をするのか?
連休明け、お盆明けに
既に予約を取っていらっしゃる方々も
いらっしゃると思うんですが、
こういう方々も間が空いたことで
キャンセルが増えてきます。
無断キャンセルなども増えます。
つまり、予約していることを
忘れてしまっている患者さんが
増えてしまう時期でもあるのです。
ですので、既存の患者さんと
メールやラインといった連絡手段を
お持ちなのであれば
「明日予約入ってますよ」
「お待ちしています」
というメッセージを一通送るだけでも
随分キャンセル率は変わります。
明日から営業再開という先生は
ぜひ今日のうちに送ってみてくださいね。
また、キャンセルが続くと
「嫌われてしまったんじゃ…」
「他所に流れてしまったんじゃ…」
と考えてしまう先生が多いですが
ほとんどの患者さんは忘れているだけです。
ちょっと忙しくて、
間が空いてしまったせいで
行くのを忘れているんです。
なので、お電話すると
「わざわざ電話をくれて
ありがとうございます」
と言っていただけることが多いです。
ですので、
今予約をくださっている方も
すでに1週間ほど経っていますので、
一度連絡をしておいた方が
キャンセル防止に繋がります。
もう一つ言うのであれば、
お盆前にお越しになったけど
まだ予約が入っていない患者さんたち。
こちらは、
予約されている患者さん以上に
忘れてしまう可能性が高いわけです。
またお盆明けって
仕事がバタバタしたりしますから、
仕事に意識をとられて治療院のことを
忘れてしまったりすることがあります。
しかも、あとで思い出しても
期間が空いてしまっていると
ちょっと気まずくて行きづらくなる
なんてこともあるんですね。
なので、通院間隔が
空いている患者さんにも
「今日からオープンしていますよ」
ということをしっかりと
伝えてあげてください。
「症状があったり、
また調子が悪くなる前に
お越しくださいね」
と一声かけるだけで患者さんも
戻ってきやすくなります。
長期休暇の離患するタイミングは
予めわかっているわけです。
事前に対策を打って
離患を未然に防いでいきましょう。
8月、9月とまだまだ
売上が伸びる時期です。
ちょっと面倒かもしれないし
勇気が要ることかもしれません。
ですが、非常に効果のある方法なので
メールやライン、電話など、
勇気を持って連絡をしていただくと
良いのではないかと思います。
この時期の離患は少し痛いので
ちょっと面倒かもしれませんが
挑戦してみてくださいね。
本日も最後まで
ご清聴ありがとうございました。