こんにちは!
ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタントの
根本隆広です。
今日も“あなたの常識をぶっ壊す!”
という勢いでいきたいと思いますが、
本日のテーマは、
『患者さんから一番言われたくない”あの一言”』
についてです。
その一言とは、、、、
「先生、治りますか?」
これを言われると、ビクッ!!っと
してしまう先生も多いのではないでしょうか?
一流治療家たるもの、
この一言にビクビクしていたら、
リピートもままなりませんね。
・これを言われないようにするには?
・言われた時どうすればいいのか?
・治らなかった時のトラブル対策
について、本日も関野先生と、
そこまで公開しちゃうの?!というほどの
激アツ対談を繰り広げていますので、
いますぐ、チェックしてみてくださいね!
↓↓↓
※トークの雰囲気が伝わりますので、
動画もぜひご覧ください!
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今日は「先生がギクッとする、患者さんからの一言」についてお話ししていこうと思います。
たぶん多くの先生が、「患者さんからこれを言われたらどうしよう」と不安がっていることではないでしょうか。
それは患者さんから「先生、治るんですか?」「良くなるんですか?」と聞かれることです。
よく聞かれることだからこそ、全然恐れる必要はありません。
ある程度の模範解答を用意することはできます。もちろん「これだけ言えば大丈夫」という正解のようなものはなかなかありませんが。
いろんなケースや患者さんの背景とかがありますからね。
大事なのはどうして「治りますか?」と言われたのかを考えること、そしてそう聞かれた後の先生の反応です。
どういう態度を取るかというところは非常に重要です。患者さんもそこを結構見ていますから。
そこでドギマギしたり、ビクついたところを見せたりしてしまうと、正直初診の雰囲気が悪くなってしまいます。
そうですね。頼りない先生だと思われちゃいますよね。
ですからそういった事態に陥ることは避けなければなりません。まずは「治りますか?」という問いかけが全く恐れる必要のないものであることを理解してください。
では、どういう人がそう問いかけるのか。関野先生の場合だと、どんな患者さんに言われたことがありますか?
僕の場合だと、本当にいろいろな治療院を渡り歩いて良くならなかった人です。
うん。そう。縁あって来院されましたが、まだ不安な状態を抱えていらっしゃる。
「先生、私いろんなところ行ったんですけれども、先生のところで良くなるんですか?」みたいな感じで言われます。
それはそうなりますよね。あちこち行ったのに治らなかったわけですから。
ねえ。患者さんがそうやって言うのって当たり前ですよね。
ですからまずは患者さんの気持ちを受け止めて、受け入れてあげましょう。
では「治るんですか?」という問いかけにどう答えるか。もちろん施術してみないと治るかどうかは分かりませんが、「これこれこういう理由で必ず良くなりますよ」という言い方もできます。
肝心なのはスルーしないことです。
無視は駄目ですね。あとは「やってみないと分からないですね……」などと言って沈黙してしまうこと。
私だったら、場合によって「何々さんはなぜ治らないと思うんですか?」と聞くこともありますね。
質問を質問で返されるとちょっとイラッとされる方もいらっしゃるので、状況と雰囲気を見て判断します。
でも質問を返すと、言葉に詰まる患者さんは多いです。「そう言われてみれば、なんでそう思うんだろう」と考えた結果、「あちこち行ったけど治らなかったからです」といった返答があります。
そうすると「前に行ったところと同じ施術をすれば、治らない可能性はもちろんあります」とお答えします。
そして今まで行った治療院と、自院の治療方針の違いをお伝えするんです。
そうして治療した結果、痛みの原因は骨盤のゆがみだったというようなことが初めて突き止められる場合もあります。
例えば今まではずっと病院に通っていた方は、薬やマッサージ、電気をかけるといった治療しか経験していないんです。それで治らないから整体に来られる患者さんも多いんですよ。
多いですよね。患者さん自身も痛みの原因が分からないわけですから。
そう。ですから先生のところで今までに受けたことのない治療を受ける場合、治る確率はかなり高くなります。
私自身も「治るんですか?」と聞かれたことはたくさんあります。しかしどこに行っても治らないという方々が、私の治療を受けてぐんぐん良くなっていたんです。
そもそも、患者さんが言う「どこに行っても治らない」は真に受けないほうが良いでしょう。患者さんそれぞれの背景もありますから。
真に受けずに今までの治療経験を聞いて、ワンチャンスあるなと思ったら堂々と「必ず良くなりますよ」と言えばいいですよね。
それでも先生の経験上、明らかにこの人は良くならない、無理だと思ったら、「良くなります」と言う必要はありません。
そうですね。僕もそのような経験がありました。昔、くるぶしから下が燃えるように熱くて痛いという患者さんがいらっしゃったんです。
そうです。病院や鍼などさまざまなところに行っても良くならなかったので僕の院に来院されたんです。
痛む状況を再現するためのヒントが欲しくて「ではどのようなときに楽になりますか?」「どういうときに痛みが増しますか?」といろいろ質問したんですが、「ない」と答えるんですね。
「今も痛みますか?」と聞くと「そうです」と。そこで仰向けに寝てもらっていろいろ検査しましたが、「何も変わりません」とおっしゃいます。
とにかくずっと痛みが続いているようなんです。もう手の施しようがなく、そのときは「良くなります」なんて言い切れませんでした。
ですから「僕のできる限りのことをやらせていただきます。最善は尽くします。でも結果はやってみないと分かりません」という言い方をしたと思いますよ。
そうですね。ちゃんと誠実性のある言葉ですよね。関野先生自身も自分にうそをつかず、正直にお伝えしています。
治るか治らないかを誠実にお伝えることは大事ですよね。
そもそも技術に自信がない先生は「治りますかって聞かれたらどうしよう」と常にビクビクした状況になっているかもしれません。
そのような先生だと、リピートしようと思う患者さんも少なくなってしまいますね。
誰が施術をしても治らない患者さんというのはいらっしゃいます。しかしだいたい8割近い方は、ほとんどが治るんですよね。
8割は大丈夫です。先ほど僕が言ったのは本当にごくごくまれなケースで、何万人に一人だと思いますよ。
これは駄目だな、治らないなと思う人は、体感で0.何パーセントです。
ですから「治りますか?」と聞かれたときの絶対的な答えはありませんが、それを聞かれたときに先生がどのような態度で接するか、どんな反応をするかによって患者さんの思いが変化していきます。
そもそも、先生一人で治る責任を取らなくてもいいんですよ。
そうですよね。体の調子を改善したり治癒したりするうえでは、患者さんの生活習慣がかなり大きなウェイトを占めると思っています。
僕の場合はそういうふうに聞かれたら、ある程度改善が見込める患者さんであれば
「大丈夫ですよ、絶対に良くなりますよ。ただ僕一人じゃなくて、患者さんの力も必要なのでぜひご協力くださいね」
と言いますね。
私も場合によっては
「治すのは私ではありません。私はあなたの自然治癒力を最大限高めるお手伝いをするのであって、体を治すのはあなた自身なんですよ」
ということをお伝えしていますね。
そうするとやはり患者さんが先生にだけに依存して治ろうとするのではなく、自分自身も一緒に治していくんだという気持ちが芽生えます。
二人三脚で治していくんだという気持ちが大事ですよね。
本当、大事です。そっちのほうが圧倒的に改善スピードが早いですからね。
そうなんです。完全に先生に依存してしまうと、今度は最終的に治らないことを先生のせいにされることもあります。
自分自身を治す力は自分の中にちゃんとあって、これを高めていくんだというところを患者さんにもしっかり理解していってもらうこともすごく大事になってきますよね。
ですから「治りますか?」という一言に対して、そんなにビクつく必要は全くありません。
この動画をご覧になっている先生の中にも、その問いに対してなんで答えたらいいんだろうとか、そう聞かれたらどうしようと思っている先生がいらっしゃるかもしれません。
そのときは今回の動画を参考にして、そう聞かれてもぐらつかない、ブレないマインドを持った治療家になれるよう頑張ってください。
はい。じゃあ本日も最後までご清聴ありがとうございました。