2019-2-22
患者目線に立てていますか?
コミュニケーション
根本隆広
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こんにちは!
ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタントの
根本隆広です。
先日、ある先生から
『コミュニケーション力を
つけるためにいい本はありませんか?』
というご質問を受けました。
この先生の勉強する姿勢はとても
熱心で感心しているんですが、
実は、これさえ読めばコミュ力アップ!
という本は数少なくて、
やはり、一番の近道は、
1対1で会話する経験が何より大事!
なんではないでしょうか。
ここで勘違いして欲しくないのは、
・口が上手い
・よく喋れる
・話が上手であること
が必ずしもコミュケーション力が高い
というわけではないということ。
口下手な先生も
安心して頂きたいのですが、
要は、ポイントを
押さえることが大事なのです。
本日は、『MHI』という
ちょっと怪しげなタイトルですが、
患者さんやスタッフさんとの
信頼関係を失わずに、
コミュ力を劇的にアップさせる
お話をしていきますので、
以下より続きをご覧ください!
↓↓↓
・通常速度
・1.5倍速度
※クリックすると音声が流れます。
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「えっと、MHIって何…?」
と、思われたと思うんですが、
実はこれはロック歌手の
DAIGOさんにヒントを得て
私が勝手に考えた造語です。
この『MHI』というのは、
コミュニケーションをとるうえで
相手に言わせてはいけない言葉です。
これを言わせてしまうような状況は、
相手との信頼関係を築けていなかったり
コミュニケーション不足だと言えるでしょう。
では、
MHIって何かというと…
(M)もっと
(H)早く
(I)言ってよ
という言葉の頭文字です。
答えを聞いて
拍子抜けかもしれませんが…(笑)
患者さんとの信頼を築くうえで
私たちはこの、
「もっと早く言ってよ(MHI)」
を思われないように
していく必要があります。
ではなぜMHIがダメなのか?
それは、
自分が相手に使うときの状況を
イメージすれば分かると思います。
あなたがこの言葉を使うとき、
相手に対してどんな印象を持ちますか?
ガッカリ感や、仕事が出来なそう、
信頼できないなど、
ネガティブなイメージを
持たれると思います。
こんなこと、患者さんから
思われたくないですよね。
そのためにも、
患者さんには初診の段階で
大事なことをすべて
伝えておくことが大切です。
たとえば、
好転反応が出たあとに
その説明をしたとしても
患者さんからは
「それならもっと早く言ってよ…」
と言い訳みたく思われてしまいます。
では、そうならないために
どうすればいいのか?
ここがすごく大事ですよね。
MHIを相手から
言われないようにするには、
相手の立場に徹底的に立って
~~~~~~~~~~~~~
考えてあげることが大切です。
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常日頃から相手の立場に立って
「この方はこうだから
これは言っておいた方がいいな…」
と意識して考える。
相手の不安や欲求に
先回りして答えてあげるんです。
そんなことをしてくれる先生なら
・とっても気が回る先生だな…
・丁寧に説明してくれるから安心…
・この先生なら任せられるな…
と、好印象を抱くはずです。
特に初診は、
私たちからすると
同じことの繰り返しのような
感覚に陥ることがありますが
患者さんからすれば
初めての経験ですし、
分からないことも
たくさんあります。
だからこそ、
ちゃんと相手の立場になって
考えられているか。
これが大事になってくるわけです。
ここがしっかりできていると
コミュニケーション力もアップしますし
人との信頼関係もどんどん
築けるようになっていきます。
盲点になっている部分ですので、
この辺りもしっかりと意識して
今後も患者さんやスタッフとの
コミュニケーションを
とってみてはいかがでしょう。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました^^
本日も顔晴ってください!
ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタント
根本 隆広
Writer
根本隆広 根本隆広の記事一覧
茨城県の片田舎で整骨院を開業し、自費治療のみで5年目に年商5000万円を達成。その後自社ビルを購入し2店舗目の整骨院を開業するも、家族との時間を大切にしたいと事業を売却し、現在はクドケン直営院の現場統括を担当する。またその傍ら、理想の売上だけでなく、家族との大切な時間も作れる仕組みを提供する「一人治療家しあわせ追求型コンサルタント」としても活躍。数多くのクライアントを半年以内に月商100万超えを達成させ、廃業の危機から救っている。
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