2019-10-29
集患を邪魔する4つの壁、その名は【よしこす】
コミュニケーション
根本隆広
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こんにちは!
ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタントの
根本隆広です。
先日、帰省していた時のことですが、
久々に会った母方の叔父が、
腰が曲がってしまって、
動作も辛そうにしていたので、
身体を診てあげました。
他人を施術するのは、
数年ぶりかってくらい、
かなり久しぶりなんですが、
15分くらい施術してあげたら、
劇的に良くなって、
すごい感動をしてくれたんですね。
寝返りや立ち上がりが、
かなりスムーズになって、
調子に乗って「今日、これから草刈りを
やっちゃおうかな」と、言い出しましたので、
それはさすがに止めました。。。汗
原因は、右背部から腰部筋の過緊張が
メインだったので、比較的ラクに症状が
改善しましたが、
やはり短時間で症状が劇的に改善し、
感動して喜んでもらえるのは、
治療家としての醍醐味ですし、
喜びと達成感を感じますよね?
このために日々、あなたも治療技術に
磨きをかけていると思いますが、
そんな真面目な先生ほど、陥ってしまう
“ある摩擦”
について、本日はお話ししていきます。
実は、これを放置しておくと、
・どんなに頑張っても
・どんなに行動をしても
・いくらお金をかけて集客活動をしても
【結果が惨敗】になる可能性が高いのです。
新人の施術スタッフさんにも
多いに役立つ考え方になっていますので、
本日もしっかりチェックしておいて下さいね!
↓↓↓
『真面目な先生が必ず陥る“あの摩擦”』
・通常速度(8分28秒)
・1.5倍速度(5分12秒)
※クリックすると音声が流れます。
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1回で治すことは
やはり治療家として
すごく憧れるところではありますよね。
私自身も治療家を
15年以上やっていますが、
最初の頃ってとにかく1回で治したい
という想いがありました。
いろいろな整体を研究しながら
多額なお金を投資して
いろいろな治療技術を学んできました。
しかし、1回でどんな方も治すって
現実的に難しいです。
そもそも、1回で患者さんを治して
本当に患者さんのためになるのか
ということを
すごく考えた時期があったんですね。
例えば、もちろん
すごく症状に苦しんでいれば
患者さんの「治したい」という気持ちは
強くなりますよね。
ただ、簡単にぽんと治してしまった
とすると、患者さんって本当に
自分の身体のことを考えるのかな
と思ったことがあるんですよ。
大事なことは、
悪くならないように予防をして
自分の身体をケアしていくことじゃ
ないですか。
例えば、患者さんが身体を考えずに
仕事が忙しいという言い訳しながら
身体を酷使して悪くなったのを
簡単にぽんと1回で治す。
それは患者さんにとっては
ありがたいかもしれないですけど、
よくよく考えてみると
本当に患者さんのためになるのか。
悪くなったらそこに行けばいい
というような感覚になってしまって
本当にいいのか
という問題がありますよね。
でも、私たち治療家にとっては
患者さんたちを教育することも
すごく大切な仕事だと思うんですね。
自分の身体のためにしっかりケアを
していく。月1回、2回でもいいから
治療院へ通うなど、健康のために何かを
することの大切さを伝える。
時間とお金を投資する大切さにも
気づいてもらう必要がありますね。
先生方の院にきちんと通ってもらうよう
お伝えしていく、そうしてその患者さん
が健康になっていくことが
ベストなわけですよね。
ただ、
そもそも1回で治すことをしないように
していけばいいのか、といえば、
そんなことはないですよね。
常に、初回でどれだけ患者さんの状態を
改善させてあげられるか。
これについて努力することは間違い
ないんです。
そのためにいろいろな技術を学んでいく
ということはとても大切なことですし、
これを否定するわけではありません。
そもそも、1回で治すための努力が大切だ
ということと、患者さんが先生方の院に
定期的に通う大切さは別物なんです。
なかなか結果が出せない先生の中には
1回で治してあげたいから、
通ってくださいといえないという方も
いらっしゃいます。
通えというのが
自分の腕のなさをアピールしているん
じゃないかと捉えてしまう先生が
いらっしゃるんですね。
結構、昔ながらの先生に多いんですけど
その考えを持っていると、今の時代は
経営は良くならないと思うんですよ。
1回で治したい。
治せる技術を持っている。
でも、患者さんに通えといえない。
通えということで自分の腕のなさを
伝えてしまっているんじゃないかと
思っていらっしゃる先生はいます。
でも、そう思っていると
いつまでたっても経営は良くなりません。
1回で治そうとしたり、できる限り改善
しようとする努力は大切です。
ですが、
それと患者さんにきちんと通ってもらう
というのは別物なんだと
理解していただきたいんですよね。
もちろん、症状を治すことは大切です。
ただ、今まで通っていなかった患者さん
には、定期的に身体をケアして
悪い状態にしない、良い状態を保つこと
の大切さをお伝えしていく。
そのために、定期的に院に通い
プロに見せてしっかりケアしましょう
という選択肢をお伝えしていく。
1回で改善できる先生が
そういったことをお伝えすると
説得力が出てきますよね。
だから、1回で治せる、または
大幅に状態を改善させるための努力は
とても大切です。
それをしたうえで、患者さんに
きちんと定期的に通院してもらうという
選択肢をしっかり与えていく。
1回で治すことと通ってもらうこととは
矛盾することではないのです。
その点は、しっかり考え方を変えて
いただくといいんじゃないかなと
思いますね。
どうしても、
1回で治すというところに命を懸けて
患者さんに通えとなかなかいえない、
予約も取れないという方もおられます。
そのような方も、考え方をしっかり
分けていくとリピートや予約も
取りやすくなってきます。
まとめると、
1回で大幅に改善しようという努力や
いろいろな技術を磨くことは
もちろん大切です。
それと同時に、患者さんに
通ってもらうためのメッセージに
納得をしてもらうことも
同時にやっていかないといけません。
今後、治療院の経営は
厳しくなりますから。
きちんと技術力を上げることと
継続通院することの必要性を訴えて
それをしっかり選んでもらうことは
両輪と考えてください。
これを意識してこれからも治療院経営を
していただくと、ますます業績も
上がってくると思います。
勘違いしている先生がいらっしゃったら
ぜひ改めていただきたいと思います。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました^^
本日も顔晴ってください!
ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタント
根本 隆広
Writer
根本隆広 根本隆広の記事一覧
茨城県の片田舎で整骨院を開業し、自費治療のみで5年目に年商5000万円を達成。その後自社ビルを購入し2店舗目の整骨院を開業するも、家族との時間を大切にしたいと事業を売却し、現在はクドケン直営院の現場統括を担当する。またその傍ら、理想の売上だけでなく、家族との大切な時間も作れる仕組みを提供する「一人治療家しあわせ追求型コンサルタント」としても活躍。数多くのクライアントを半年以内に月商100万超えを達成させ、廃業の危機から救っている。
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