2022-1-14
患者さんを"途中離脱させない"方法とは?
経営
工藤謙治
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こんにちは、
クドケンの工藤です。
暑い日が続きますね、
東京は梅雨明けだそうです。
本日はシビアな現実ということで
倒産、閉院、院を閉めることについて
解説していきます。
その前に少し言いたいこと、、、
治療院も4、5、6月と
季節の変わり目で
新規が増えやすいのですが、
7月後半、8、9月と
暑すぎると今度は新規が縮小します。
クドケン直営院は新規が来すぎて
稼働率がかなり高い状態、
スタッフ先生の健康が心配です。
治療院のコンセプトによっては
集客経路を変えていなくても
気温や季節、天候で新規数は
大きく変わりますので
自分の院の特徴を記録し
把握しておきましょう。
新規が減るなどの変化や
問題が起きたときに
その原因を把握しているのと
してないのでは
心理的負担や対応が変わります。
・新規が多い、少ない、
・リピートが多い、少ない
・離患が多い、少ない
こうした数字で把握できるものは
なるべく記録し傾向を掴むことが
治療院経営の安定につながります。
はい、ではでは倒産の話です。
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先生は、治療院の倒産率って
ご存知ですか?
いまこのメルマガを開封して
呼んでくれているので
少なくても倒産しておらず
経営は継続できている状態ですね。
志をもって開業し、
自分の城を自分色で繁盛させたい!
そんな考えの先生が多い業界です。
ネットで検索すると…
やはり治療院と一言で言っても
整骨院の倒産率は低いですね。
あるホームページでは開業から
5年後でも90%は継続している
という情報もありました。
その一方で鍼灸院は
3年で7割が潰れ、
10年後には
9割が潰れるという
情報もありました。
業界全体では3年後の生存率は
6割程度、つまり4割が潰れる
撤退するという情報もありました。
※情報発信者や元データでブレます※
要するに、
現実は厳しいということです。
治療院業界問わず、
一般的な起業からの
継続率はご存知ですか?
統計的には
1年 :40%
5年 :15%
10年:6%
20年:0.3%
30年:0.02%
そのうち黒字の企業は
30%と言われています。
そういう意味では治療院業界も
同じで実際はどんどん潰れています。
原因は業界全体での競争激化による
新規数減少、単価減少、ニーズの多様化
が主なところとなります。
開業が比較的簡単で仕入れ原価もなく
ベッドと治療家があれば
形は開業することができます。
そのため、ご存知の通り
どんどんライバル治療院や
類似サービスが増えていきます。
今もなお治療院、リラクゼーション、
ストレッチなどの代替医療的な
院、お店、サービスは増えています。
これからもこの傾向は変わらず
競争はより激化し、
治療院業界は新陳代謝を繰り返します。
言いたいことは、現実は厳しい。
今はいいかもしれないが油断禁物。
だということ。
手技と経営は両輪。
まず開業したら経営・数字にも
強くならないといけません。
開業するときは希望と情熱
やる気に溢れ開業します。
「手技さえ良ければすぐに地域No.1」
そんな思いだったのが
数年後廃業している治療家が
いかに多いのか、、、
■追伸
~こんなお悩みありませんか?~
『そもそもウチの院は
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地域なのだろうか?』
・ウチは都会じゃないから…
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ぜひご活用ください。
Writer
工藤謙治 工藤謙治の記事一覧
治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。
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