古山正太
新規予約が入らない治療家さんの勘違い
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こんにちは。
クドケン取締役の
古山です。
本日は
『新規予約が入らない
治療家さんの勘違い』
というテーマでお送りします。
———————————————
その昔。
古山がブラック企業に
勤めていた時の話です。
ストレスから
原因不明の腹痛に襲われる
毎日でした。
ある日、
「さすがに、これは
自然に治らないだろう…」
と、確信し、ネットで
症状について調べてみました。
その結果、下部内視鏡検査を
受けてみようと決断し、
「池袋 胃腸科」
と検索を掛けまくったのですが…
どの病院も
「当院は患者様に健康と
笑顔を提供します」
という感じの抽象的
な内容ばかりでした。
古山としては、
「なぜ、多々ある病院の中で、
あなたの病院にいくべきなのか?」
という理由が知りたいのに、
答えてくれる病院が
まったくないのです!
しかし、めげずに検索していると、
こんなサイトを発見しました。
「当院はこの地で開業して○○年、
胃腸科専門のクリニックです。」
「建物は古く、小さなクリニック
ですが、院長は国内有数の症例数
(上部内視鏡3万件、下部内視鏡2万件)を持ち、
狭い院内には最新機器が並べられています」
そして、僕はこの病院に
行くことに決めました…
ここからが重要です。
なぜ、僕がこの病院に
行くことを決めたのか?
それは、
“僕の悩みに答えていてくれたから”
なんですね。
その一方で、
その他のサイトは僕の悩みに
答えてくれていませんでした。
・・・
ここでひとつ、
やってはいけないホームページを
先日見かけたのでご紹介します。
例えば、「新宿 整体院」
というキーワードでPPC広告を
出したりします。
にもかかわらず、
ホームページの内容は
「当院は猫背矯正のエキスパートです」
というものから
始まるものでした。
・・・
なぜ、先生はこのホームページ
ではNGなのか、
おわかりでしょうか?
それは、こういうことです。
「新宿 整体院」
と調べた患者さんの多くは、
新宿に住んでいて、腰や身体が
痛いから、なんとかしたい。
という人達が大半を
占めるはずです。
そんな悩みを抱えている人達が
「猫背矯正の…」
というページを見て、
(おお!これは私が求めていた
整体院だ!!!)
とは、感じませんよね。
では、どうしてこのような、
ホームページを
作ってしまうのでしょうか?
理由を一言で言えば、
「治療家さんが患者さんの
立場に立てていないから」
です。
患者さんは、猫背矯正の
価値を知らないのに対し、
治療家さんは、
猫背矯正=肩も腰も、
あらゆる症状が良くなる。
という、知識にギャップが
あるからなのです。
まとめます。
先生のホームページは、
患者さんの気持ちに答えていますか?
先生は、患者さんの知識レベルを
意識していますか?
少なくとも、この2点を
きちんと理解したうえで、
ホームページを作っていなければ…
新規の患者さんの予約が入る
ホームページにすることは
難しいのです。
もし、先生が猫背矯正の
エキスパートで、
「猫背を治せば、
ほとんどの症状は改善する!」
ということを提唱しているのでしたら、
例えばこんな風に、ホームページを
始めれば良いのです。
「腰痛、肩コリ、頭痛、○×△■…
でお悩みのあなたへ
実は、猫背を治せば、
辛い症状は解消します!
なぜ、猫背を治すことが、
症状を解消するのか?
その理由は…」
こうすれば、
「猫背矯正はあらゆる
症状に効果的である!」
ということを知らない、
患者さんたちの気持ちを
つかむことができますよね。
それでは今すぐ、
先生ご自身のホームページを
見直してみて下さい。
そして、患者さんの気持ちと、
知識レベルを考慮した
内容になっているのか、
チェックして下さいね。
それが、ホームページからの
新規集客を増やす為の、
ファーストステップです!
ありがとうございました。
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Writer
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株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。
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