古山正太
○○○○を伝えてリピート率アップ
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こんにちは。
クドケン取締役の古山です。
本日は
『○○○○を伝えて
リピート率アップ』
というテーマでお送りします。
施術時に“あること”を
伝えるだけでリピート率が
アップしますので、
是非すぐに実践して下さい。
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先生は、同じ美容室や床屋に
何年通っていますか?
僕は美容室を7年ほど
変えていません。
通っている美容室は
東京都内でもイケてない
部類のエリアにあります。
なのに、カットだけで6,000円。
パーマをかけたりすると
1万3千円くらいになります。
原宿、表参道、青山ならまだしも、
このエリアでこの価格は高いです。
にもかかわらず、
なぜ、古山はこの美容室に
通い続けるのか?
それは、オーナーの
“こだわり”を、
よーく知っているからです。
初めて来店したきっかけは、
僕が住んでいたマンションの
1階に美容室があったからです。
なので、正直3回目くらいまでは、
「上手だけど高いなぁ~
そろそろ他に行こうかな…」
なんて考えていました。
しかし、4回ほど
通ったころでしょうか。
何がきっかけだったか
覚えていませんが、
オーナーがこんな話を
聞かせてくれたのです。
「ウチはね~ハサミに
こだわっていてね~
お客さんに合わせた
ハサミを使うんだよね~」
「そうすると、○○が
××でね~」
「ウチはね~ドライカット
ってのをしていてね~」
「そうすると、○○が
××でね~」
「今、隣でカットしているのは
○○ちゃんていって、
この子が小学生の頃から
切ってるよ~」
「この間成人式だってさ~
時間がたつのは早いよね~」
オーナーからこれらの
話を聞いた僕は、
オーナーのカットに
懸ける創意工夫や、
多くのファン客がいることに、
本気でオーナーを尊敬しました。
そこから僕は、他の美容室に
浮気をしようと思ったことは
一度もありません…
まとめます。
先生は、患者さんに
“こだわり”を伝えていますか?
もし、伝えているのなら、
こだわりを“患者さんにとっての得”
に置き換えて伝えていますか?
もし、先生がこだわりを
患者さんにとっての得に
置き換えて伝えていないのでしたら、
すぐに伝えるようにして下さい。
なぜなら、患者さんは無知だからです。
先生が一生懸命施術しても、
よっぽど痛みが改善したり、
身体が軽くならない限り、
「なんとなく良かったなぁ」
程度の感想しか持ちません。
しかし、先生のこだわりを
教えてあげることで、
患者さんは先生の治療の価値を
確信することができるのです。
また、こだわりを伝えることは、
口コミを広めることにもなります。
なぜなら、患者さんが
先生の凄さを明確に
伝えることが出来る
ようになるからです。
もし、患者さんが先生のこだわりを
知らなければこんな感じになります。
「どっかいいところない?」
「あそこがいいよ…」
「どうしてあそこがいいの?」
「えーと・・・とにかく楽になるよ。
少なくとも私は楽になったよ」
では、患者さんが
先生のこだわりを知っていたら
どうでしょうか?
「どっかいいところない?」
「あそこがいいよ…」
「どうしてあそこがいいの?」
「○万人治療してきた先生で、
家族皆で施術を受けに来るくらい、
人気の凄い先生なんだよ」
「技術も○○っていう奴で、
最先端らしいよ」
こんな風に、紹介してもらえると、
治療院を探している人からすると、
「そこまで言うなら、
じゃあ行ってみよう」
という気持ちになりやすいですよね。
なお、こだわりを伝えるのに
相性が良いタイミングがあります。
それは、施術中です。
患者さんに触っている時に
こだわりを伝えると、
違和感がありません。
是非、施術中に
“今、何のために、何をしているのか?”を
お伝えして下さい。
患者さんのリアクションが良ければ、
・こだわっている理由
・こだわることに決めた背景
・こだわりを身に付けるまでの
エピソード
これらが入ると、
なお良いです。
是非、本日から試してみて下さい。
ありがとうございました。
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Writer
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株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。
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