古山正太
弱点を上手く○○○来院数アップ
1213 Views
こんにちは。
クドケン取締役の
古山です。
本日は
『弱点を上手く○○○来院数アップ』
というテーマでお送りします。
「ウチの院はこれといって強みがない。
むしろ、ヨソと比べて強みが無い…」
という自覚がお有りの場合は
必見です。
・・・
僕たちが生きているのは
1億総ジャーナリスト時代と
言われる時代です。
なぜそう言われるのか?
それは、ツイッターや
フェイスブック、ブログなど、
無料で世界中に情報発信できる
時代だからです。
なので、数年前には
おせち事件。
昨今は、某居酒屋による
メニューの掲載写真が
実物が大きく違うなど、
ボッタクリを行っていると、
即、日本中の人々に知れ渡る
世の中になっています。
これらは、お客さんの期待を
大きく裏切った当然の仕打ちです。
誇大な広告を打てば、
沢山のお客さんを集められますが、
しっぺ返しが来るのは世の常。
一方で、誠実に、正直に
伝えることで、ファンを増やしている
店舗も有ります。
例えば、ある宿は宿にも関わらず、
浴槽の大きさが家族風呂
程度の大きさしかありません。
それを隠して集客すれば、
当然ですが、クレームの嵐に
なることは間違いありません。
しかし、この温泉宿はこのように
http://www.masugatasou.jp/miho
弱点を隠さないことと、
弱点が弱点にならないほど
クオリティの高い料理を出すことで、
高い評価を得て口コミで繁盛しています。
ここからが重要です。
例えば、口下手な
先生がいるとしましょう。
その場合、こう伝えることができます。
「私は口下手なので、
患者さんと楽しいひと時を過ごす
自信がありません。」
一方で、こう伝えることもできます。
「私は口下手なので、
患者さんを会話で楽しませる
自信は正直ありません。
ですが、その分、施術の
腕を磨き続けることは
誰にも負けない自信があります。
なので、あなたが会話を求めて
いらっしゃるのでしたら、
ご期待に添うことはできません。
しかし、身体を早く治したいのであれば、
是非、当院にお越し下さい。」
つまり、「物は言いよう」
ということです。
先ほどの宿のように、
長所ばかりを伝えるよりも、
短所を伝える方が、
誠実さが伝わり、
かえって繁盛した例は
業種業態問わず
枚挙にいとまがありません。
ただし、注意点があります。
それは、患者さんが敬遠する
短所は伝えるべきではありません。
たとえば、治療家さんであれば、
「施術実績延べ30人!
内、10人は症状が
悪化してしまいました!
でも、気持ちだけは
地域ナンバー1なので、
お気軽にご来院下さい!」
・・・
まさか、こんな先生はいないでしょうし、
こんなことを書く先生はいないはずですが、
極端な話、こういうことです。
ぜひ、患者さんにとって
デメリットにならないこと。
あるいは、小さなデメリットを
あえて公開することで、
新規患者さんを集めて下さいね。
また、大手やライバル院の
長所ばかりに目を向けて、
「打つ手なし!」
と、降参するのではなく、
先生ご自身の短所を上手く
患者さんにとってのメリット
として置き換えて・・・
繁盛院作りを目指して下さい。
そんなわけで、本日のタイトルは
『弱点を上手く伝えて来院数アップ』
でした。
Writer
古山正太 古山正太の記事一覧
株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。
この記事が気に入ったら
いいね ! しよう