古山正太
稼げない治療家さんの最終兵器
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こんにちは。
クドケン取締役の
古山です。
本日は
『稼げない治療家さんの最終兵器』
というテーマでお送りします。
・・・
言うまでもなく、
治療院は供給過多です。
半径500m以内に
治療院が30軒以上
ある地域も実在します。
こんな時代ですから、
患者さんに選ばれる
治療院作りをしなければ、
繁盛できるわけがありません。
では、患者さんから
選ばれる要素は
なんでしょうか?
以下に、ざっくりまとめてみました。
・治療効果が「高そうか」「低そうか」
・雰囲気が「良さそうか」「悪そうか」
・料金が「安い」「高い」
・施術時間が「短い」「長い」
・通院回数が「短い」「長い」
・自宅から距離が「近い」「遠い」
・診療時間が「短い」「長い」
・保険が「利く」「利かない」
・ターゲット属性を「絞っている」「誰でもウェルカム」
・症状や部位を「絞っている」「どんな症状や部位もウェルカム」
このように、ホームページや
院の外観から判断できる内容ですね。
つまり、新規の患者さんを集めたいのなら、
ホームページや院の見た目を
ブラッシュアップするしかないということです。
なので、新規患者さんを集めたいのなら、
選ばれる治療院の各要素を
磨き続ける必要があります。
そうすることで治療技術に対して
ド素人の患者さんが
「ここに行きたい!」
と感じて貰うように
表現する必要があるのです。
こう言われて、治療院や施術の価値を
分かりやすく魅力的に表現できるのなら、
ぜひ、今すぐブラッシュアップして下さい。
しかし・・・
「新規患者さんにとって
魅力的な表現をする方法が分かりません」
「考えてみたけれど、私の治療院は
コレといって患者さんにとっての
魅力がありません…」
ということでしたら、
こんな方法があります。
ただし、今からお伝えする方法は
最終手段ですし、使い方によっては
患者さんにとって不誠実です。
なので、使い方にはご注意ください。
新規の患者さんを集める
最終手段。
それは・・・
「専門特化」です。
例を挙げましょう。
あるところに、
ニキビ薬を販売していた
会社がありました。
しかし、同じ成分、
同じ効能のニキビ薬は
沢山売られています。
では、どうすれば
爆発的に売ることができるのか?
くどいようですが、
「専門特化」です。
つまり、ニキビ薬を単なる
ニキビ薬として売るのではなく、
「○○専用ニキビ薬」
にすればよいのです。
例えば、アダルトニキビ、
アゴニキビ、背中ニキビ…
このようにすることで、
間違いなく売上があがります。
なぜなら、背中ニキビに
悩んでいる人がいれば、
単なるニキビ薬よりも、
背中ニキビ薬を買いますよね。
実際に、ある人はこれを実践し
沢山クスリを売ることに
成功しています・・・
まとめます。
もし、新規患者さんを
集めるに足る魅力がないのでしたら、
「専門特化」
という手段もあることを
知っておいて下さい。
あるいは、近隣の治療院には
ないメニューを用意することです。
ただし、ヨソがやってないからといって、
安易なメニューや専門特化は厳禁です。
社会的にニーズが無いことを
提供しても、誰も喜びませんので。
では、何に専門特化したら
よいのでしょうか?
それは、ライバルをリサーチして下さい。
大手と戦いながら繁盛している
小さな治療院のやり方が参考になります。
なぜ、ライバルリサーチを
薦めるのかといいますと、
店舗ビジネスは基本的に
他のエリアで上手く行っていることを
上手にまねすることで
上手く行きやすいからです。
ありがとうございました。
Writer
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株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。
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