クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 早野 隼翔

【注意】リピート率が”低い店”に必ず置いてあるもの

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


今、YOUTUBEのショート動画を
見ていたのですが、その対応に
『お見事!』というしかありません!


ボクが見ていた動画は、
アメリカの荷物を配達する動画で…

配達人はそのお宅に届けるものを
丁寧に配達するのではなく、とても
乱暴に玄関に投げ置いていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~

当然ですが、中のものは
崩れてしまっていたり、破損して
しまっているものばかりで
とても『職務』を全うしている
とは言えない行動ばかりです。

(配達人、数名が同じ行動をしていました)


その様子はカメラにて撮影されており
ここで本来であれば、会社を相手取って
クレームや訴訟を起こすことになりますが
この家の住民対応は違いました。


それは相手の行動を改めさせようと、
言葉で説得するものではなく、
自らの行動を変えてしまうほどの
【工夫】を施したのです。

その結果、彼ら配達人は乱暴に配送する
ことなく、逆に『感謝して届けるように
なっていった』のです。

では、配達人の心を変えるために
彼らに何をしたのか?それは…


『感謝のメッセージとお菓子と飲料水』を
玄関に置き、毎回プレゼントをするように
したのです。


怒りに任せて、自分の正しさを
突き付けても相手の行動は変わらないし、
何も良好な関係を築けることはありません。

しかし、相手の立場に立ち、感謝と
贈り物をすることによって、相手の
『心をつかむ』やり方はお見事です。

ボクも懐の深い人物になりたいと
思えた、素敵な学びでございました。


さて、今回のメルマガでは
ボクが全国650院以上を見て分かった
『リピート率が”低い店”に必ず置いてあるもの』
についてお伝えしていきます。

 ↓



気がついていない治療院の事柄


経営塾が始まり、訪問コンサルを
現在進行形にて行っています。

北は北海道、南は長崎県。

まぁ、今回も中々な移動があり
暑さも相まって大変な日常業務を
おこなっています。汗

さて…

やっぱりというか、売上が上がって
いないお店というのは、治療院の中を
自分の好き勝手に使っている印象が
とても高いです。

どういうことかというと
治療院の中、特に施術をする
部屋において、モノが雑多に
置かれていたりするし、なんなら
倉庫のように見える院もあります。

ボクが訪問させていただいた
治療院においては、ベッドの下に
段ボールが置かれていて、その中は
納品されたポスティング用のチラシ
だったりしました。

先生との会話から、見えてくるもの


早野『先生、これは何ですか?』

先生「ポスティング用のチラシです」

早野『なぜ、ここに置かれているのです?』

先生「いやー、部屋が狭いので、置く場所が
   ここにしかないのです。ダメですか?」

早野『ダメです。印象が良くありません!
   ここは患者さんが施術を受ける場所です。

   ベッドの下であろうが、物置きではないです。
   分かりますよね?』

先生「でも、置く場所がないのですよ?」

早野「だとしたら、必要な時に自宅から
   持ってきて下さい。道具は使うときに出す
   使わないときは片づける。でも、現状は
   患者さんに必要がないものが出ています」

先生「えっ?自宅からわざわざ持って
   こなければならないのですか?
   めんどうくさいじゃありませんか!」

この様なやり取りをさせていただきました。


先生は、自分の仕事をするための効率性や
めんどうくさいことはしたくないという発想で
自分自身を中心に、物事を考えています。

しかし、その段ボールに入っている
ポスティング用のチラシは、患者さんが
身体を改善するために(施術を受けるために)
必要なものなのか?ということです。

患者さんの視点に立つということ


飲食店などでもそうですが、
安っぽい店というのは
自分が使う道具や材料が
お客さんがサービスを受ける場所に
見える形で置かれていたりします。

特別感もなければ、心地よさもない
ただ「飯を食って帰るだけ」だから
別に気にしない人もいます。

ですが、お金を支払うことを考えれば
高単価であればあるほど、このような
事象には気を付けなければなりません。

お客さんは「モノ/サービス」を
購入していますが、その満足度は
【商品サービス = 料金】には
なっていないからです。


繁盛しているお店というのは
商品やサービスがたくさん売れている
お店ということが言えると思いますが

もう一つの視点として
リピーターや常連顧客がたくさんいる
お店ということも言えます。

リピーターが多いお店とは
顧客の満足度があり、心地よさが
あるとも言えるのです。

お分かりになります?

顧客満足度の正体とは一体なんだ?


何度もリピートしてくれる
お店は『顧客満足度』を中心に
考えられています。

・お店側の考え
商品やサービスに対する対価/料金

・お客さんが感じるもの
商品サービス+接客+空間

お客さんは商品やサービスを
購入していますが、満足度は
商品サービスだけに向けられるもの
だけではなく、その他の“要因”が
関与しているものです。

それが、接客であり、空間なのです。

接客や空間が心地よいと
また、行きたくなりますよね?

逆に、どれだけ商品やサービスが
良かったとしても、接客や空間に
心地よさがないと、またそのお店に
行きたくなりませんよね。


結局、繁盛するお店というのは、
顧客満足度(心地よさ)が
必要だということなのです。


常連顧客(リピーター)を作りたければ
顧客満足度を意識せよ!ということです。

まとめ


さて、今回のメルマガでは
『施術部屋と満足度について!』
というテーマでお伝えしました。

治療家の先生にとって、
施術で結果を出せば良いと思っている
考え方があります。

もちろんそれは必須の考え方ですが
もう一方として『患者さん側の考え』
があります。

消費者はたくさんある治療院の中から
あなたの治療院を選んできてくれます。

だとするなら、患者さんをお迎えする
気配りが必要なのでは?と思う次第
なのであります。

ちょっと、心に留めていただければ
幸いだと思います。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了!


塾長・早野

Writer

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