クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

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 早野 隼翔

デキる経営者が常に見ている「3つの指標」

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


ボクは昔からクルマやバイクが
大好きで、乗るのも整備するのも
楽しくて仕方がありません。

若いころの主流(?)はどちらかと
言えばコンピュータ制御ではない
メカチューンと言われるものがあり
それを得意としていました。

しかし、現代では、ほぼコンピュータ
制御のもの(クルマ)が多く、自分で
できることは、日常整備やオイル交換
くらいなものです。


先日、ボクの愛車である
「アルファロメオ159」のセンサーが
反応しなくなり、自分では「無理」と
整備工場にもっていきました。

(アルファロメオを扱える業者は少ない)

ここで感じたことは、クルマであっても
機械であり、消耗品だということ。

良好な状態で乗るためには
定期的なメンテナンスが必要であり
疎かにすると、リスクが高くなり
いつ、どうなるかが分かりません。

メンテナンスフリーはあり得ないし
定期的にチェックしておかなければ
あとで『高額な支払い』がやってきますw


あっ、これってクルマやバイクだけ
ではなく、定期的なチェックを
必要としている治療院経営についても同じ。

でも、放ったらかしにしている先生が
本当に多数いらっしゃいますよ。


これ、ヤバいです。




あなたはできていますか?


塾生や先生方とお話をする際に
リピート対策の話から、カラダの継続的な
メンテナンスの話を聞かされます。

悪かった状態から、正常な状態に戻し
その正常化したものを悪くしないために
定期的なチェックをするというもの。

これは、すごく理にかなっているし
健康状態の維持には、定期的なチェックを
要するということも理解できます。

しかし、この定期的なチェックは
何もクルマや、人の身体だけの話では
ないと思います。

というのも、このメンテナンス意識は
お店の運営や経営にも当てはまるからです。


あなたは自分の治療院の状態(現状)を
数字をもって、説明することができますか?

今、何が課題になっていて、
何をしなければならないのか?そのためには、
何をどのようにして課題克服するのか?
分かっていますか?いかがでしょう?

意外とというか、ほとんどの個人事業主、
ひとり先生ができていないことは、
自院を定期的にチェックすることなく
経営を進めているという点です。


患者さんには定期的なメンテナンスを
やって下さい!と言っている先生自身が
自院のメンテナンスができていない現状…

これ、プロのボクから見ると
どうかと思いますよ。

自院の数字をチェックしてみる


個人事業主として、事業を行う際
年間売上計画なるものを作ります。

例えば、年間売上目標600万として
計画を立てた場合に、今の売上とあと
どのくらいの売上が必要なのか?は
見ておかなければいけませんし…

施術回数においても、残りいくつの
施術をしなければいけないのか、そして
あと何日働かなくてはならないのかを
理解した上でやらなければ、目標数値の
達成はできません。


例)
年間売上:600万
施術単価:5,000円
施術回数:1,200回(単月100回)
年間営業:264日(単月 22日)
平均施術:4.54回(1日 平均)
必要カルテ :50枚(1枚=2.0回)
稼働率 :50.4%(1日= 9枠)


上記の例でいえば、年間売上を600万
やりたければ、施術回数は1200回で
あることが分かりますよね。

同時に1年間で何日間働くのか?
によって、1日の目安となる施術数も
おのずとから計算することができます。


更に、1ヶ月で必要なカルテ枚数も
理解できるため、今達成しているのか?
それとも不足しているのかも分かります。

新規がたくさん欲しい!ではなく
あと、どのくらい必要なのか?も
分かるため、集客活動も広げすぎる
ことはありません。

(無駄なことはしなくてもいい)

ライバル院をチェックしてみる


チェックすることは自院だけではなく
地域のライバル院にも及びます。

というのも、気がついたときには
新しいお店が出店していて、売上や
患者さんの減少が起こることもあるし

既存の競合店がホームページの
リニューアルや集客経路の拡大
マーケティングに力を入れてくる
…そういったこともあります。

しかし、何も気にせず、いつもと
同じことをしていては、少しずつ
売上を落としておくし、その原因は
『よく分からない』まま終わります。

ですので、消費者が見ることのできる
広告媒体のチェックは欠かさないように
しておきましょう。

・ホームページ(:リニューアル)

・ポータルサイト
(エキテン、E-PARK、ホットペッパー等)

・グーグルマップ
(評価、口コミの数、写真の枚数)

・ソーシャルネット(:更新頻度)
(インスタグラム、YOUTUBE、FACEBOOKなど)

やること、いっぱいありそうですよね!

市場の状態をチェックしてみる


自分の治療院だけを見ていると
“外部の環境変化”に対応できず
打ち手が遅れることがあります。

外部の環境とは、自分がおかれている
治療院業界における市場であったり、
地域の人口推移・年齢割合だったりします。

個人の場合、ここまで広げて考えることは
少なかったりもしますが、俯瞰的に見ることで
今後の戦略が大きく変わることもあります。

■市場
整骨院/接骨院 全国5万件
整体院を含む  全国15万件

まだまだ治療院は増えていくのか?
それとも、廃業が増えつつあるのか?

需要と供給の割合において
やるべきことは変わりますので
チェックは欠かせない項目なのです。


自院がある地域の世帯数は
どのように変化していますか?

地域にある治療院や整体院は
増加傾向ですか?それとも減少傾向ですか?

あなたがメインターゲットとしている
患者さんは、今後の時流において
増えることが予想されますか?
それとも衰退が予想されますか?

ちょっと気にしてみて下さい。

まとめ


さて、今回のメルマガでは
『定期的なチェックは経営も同じ』
というテーマでお伝えしました。

自分の治療院の現状を的確に
数字にまで落とし込み、その数字を見て
何をしていくのか?を考えていくのが
経営者としての仕事です。

ただ単に施術だけしていればいい
ということはなく、競争の中において
勝たなければなりません。

そのためには定期的なチェックを
することをお勧めしておきます。

万物は流転する。

人も社会も環境も状況も
とどまることはなく、流れの中に
あることを忘れてはなりません。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了!


塾長・早野

Writer

早野隼翔 早野隼翔の記事一覧

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