【要注意】取材営業の”甘いワナ”とは…

こんにちは。


早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


突然ですが、
あなたは毎日チェックする項目や
行動などを決めていたりしますか？


ボクにはいくつか決めている
項目チェックリストが存在しています。


それも、
存在しているだけではなく
チェックできるようになっています。


やり方としては、

毎日見ているスマホで
“毎日確認”フォルダーを作っておき
その中に必要なアプリを入れておく。


これだけで
チェック漏れが無くなるし、
確認事項についても

「アレやったっけ？」とならない。


ちなみに、
ボクのスマホにある毎日チェックは
大きく分けて４項目あります。


【相互作業確認】

・チャットワーク
・Ｇメール
・Ｍｅｓｓｅｎｇｅｒ

※クライアントとのやりとりに使います。


【情報入手】

・ＹＡＨＯＯニュース
・本日の天気

※世界情勢と話題を知るために使います。
※傘を持っていく必要があるかの確認


【ＳＮＳ・コミュニケーション】

・Ｆａｃｅｂｏｏｋ
・インスタグラム

※日常の発信と他人の興味・関心を知る。


【スケジュール確認】

・ＹＡＨＯＯ（グーグル連携）カレンダー

※本日の仕事・作業内容・会食など
　タイムスケジュールを再確認するため。


このような感じで、
自己管理をしています。


もの忘れなどが起きているようでしたら
参考にしてみて下さいね。


さて、今回のメルマガでは

『おいしい営業メールには注意を払え！』

についてお伝えしていきます。

おぉ、魅力的なオファーが届いたぞ！

９月末、
塾生との個別セッションの際に、

ボクの元へ
１通の相談がやってきました。


その内容は、
東京にある企業から

「ホームページを見ました。

　私たちの運営する●●に
　ご登場いただくご縁に
　お会いさせていただきたく
　連絡しました」

とのこと。


そして、

「各業界で活躍する
　挑戦者達の人生ドラマを通じて
　次世代を背負っていく者を応援する」

という企画らしい。


うむ。
なんとも社会的なメッセージであり、

心動かされそうな
大義名分がある内容です。


掲載にあたっての諸条件は
以下のようになっていました。


■条件

※撮影・インタビュー記事の
　掲載にあたって費用等は一切発生しない。

※１０月分の掲載なので
　１０月●日までに連絡が欲しい。


■その他

取材の際には、
自社が所属しているＰＲ会社があるので、
その企画の提案もさせていただきたい。

とのこと。

夢のある話は、必ず調べてみよう！

塾生いわく、
なかなかおもしろそうだが
これって、もしかしてですが
結構怪しい部類のモノですよね。


でも、この話が本当であれば、
一気に知名度もブランディングも
できると思うのですが…


「どのように判断したらいいですか？」

という相談だったのです。


これらの内容をまとめてみると
次のようになります。


【１】
有名なＷＥＢメディアに掲載される

そして、
その取材や記事作成費用は
一切無料で行われる。


【２】
ただし、その際に所属している
ＰＲ会社の提案を受けて欲しい。


こういうことなんですよ。


向上心がある起業家や
有名になりたい治療家さんには
夢のある話ですよね。


で、このいただいた話を
ボクなりにリサーチ・分析してみると…

驚くべき内容が隠されておりました。


その際に、ボクがたどった情報と
やり方をお伝えしてみますので、
今後の参考にしていただくと
良いと思います。<(_ _)>

早野は、どのような情報を調べたのか？

このメールの末尾に
運営会社（配信会社）の詳細として、

会社名、担当者、ホームページ、
会社：電話番号、担当者：電話番号

これらの情報が載っていました。


■ホームページ

ホームページを見てみたら
内容がスカスカのもので、
ページ数、ボリュームがない。

そもそも自社のブランディングが
できていないので、
ＰＲしますうんぬんの話が出来ていない。


そして、
代表者やスタッフの写真が
一切出てこない。

人気（ひとけ）が感じられない。

そんなホームページでした。

※責任者を見せないようにしている。


■住所

ホームページの載せてあった住所を
そのまま”検索窓に入力”してみると、

その住所は「自社」の住所ではなく
レンタルオフィスの住所でした。

つまり、住所だけ借りて、
その場に代表やスタッフがいないというケースです。


でも、営業作業はしているので
別の「どこか」でやっているわけですよね。


でも、
どこかの作業場所は公開されていない

→自分たちの居場所を知られたくない。
ってこと。


■電話番号

電話番号も「検索窓に入力」して
迷惑電話への登録や詐欺行為など
口コミが書かれているページを
チェックしてみます。

はい！ビンゴ！！！


やっぱり、
この会社からの営業行為で
何人かの人が騙されておりました。。。


取材・掲載無料と謳っておきながら
あとから、

・協力費、
・交通費の実費は別
・ＰＲ会社の案件受けたら数十万円
・人によっては１００万円以上の被害

が、出ておりました。


■代表者のＳＮＳ

通常、
このようなブランディング会社で
中小企業の場合、

代表者が広告塔として
アピールしていることがほとんど。


お金も時間も使えない企業では
ＳＮＳを主力に集客活動をすることが
ボクは経験上理解しています。


しかし、
この代表者のＳＮＳを
調べようとしてみても、
調べることが出来ません。


理由は運営しているホームページにも
代表者の名前が載っていないからです。


これらを総合的に見ても、

実態・存在がないような
ペーパーカンパニーであり、

満足いくサービスを提供する
会社ではありません。


よって、
これらを総合的に判断し
当該営業に関して「無視（スルー）」で
構わないことをお伝えしました。


※補足
こういうメールに返信してしまうと
余計にアプローチをかけられてしまうので
無視（スルー）で構わないのです。

まとめ

さて、今回のメルマガでは

『おいしい営業メールには注意を払え！』

というテーマでお伝えしました。


このような業者が扱う手法は
必ず「企業情報」「店舗情報」から
住所・メールアドレスを取得しており、

その情報が売られていたりします。
（まとまった情報は売れる）


そして、
そのメールアドレスを●万件という企業や
お店に対して送信しており、

食いついた者を
罠にかける手法で荒稼ぎしています。


このような「罠」にかからないように
十分に注意を払っていただきたいと
思うのであります。


では、
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。



講義終！


塾長・早野