こんにちは。
勝ち組治療家養成・個別指導塾
塾長の早野です。
突然ですが、先生は疲れた時に
どこに行って解消してきますか?
おそらく多くの日本人は
『温泉』とお答えになるのでは
ないかと思っています。
はい、前回に引き続き
松山市内におりますので
やってきました道後温泉!
道後温泉は「日本書記」にも
登場する、わが国最古といわれる
歴史ある温泉です。
全国を飛び回っていると
疲れもたまってくるわけで…
ということで、のぼせるまで
湯につかってやりますw
さて、今回のメルマガでは
多くの先生が間違えてしまう…
『メニュー・料金表の表示』
についてお伝えしていきます。
何かがおかしい治療院!?
現在開催させていただいている
個別指導塾では、同一条件の
治療院は1つとしてありません。
当たり前のことですが
立地も違えば、客層も違うし
運営の規模も違えば、
料金も違っていたりしています。
そのため、その治療院に合った
指導をさせていただいています。
その指導項目の中に
“料金表示”があるのですが
上手くいっていない先生に
共通の要素・項目があります。
それは、料金表に
時間を記載していることです。
~~~~~~~~
30分 3,600円
60分 6,600円
~~~~~~~~
このような表示です。
でも、これって考えてみれば
ちょっとおかしくないですか?
先生は何屋でしょうか?
特に自費治療をメインに
されている院に多いですが
料金表には、何分いくら…
と書かれていらっしゃいます。
塾生にも聞いてみましたが
『まわりがその様な表記だから…』
という理由で真似をしています。
しかし、これって
「リラクゼーション系」の
整体・マッサージの話ですよね。
まれにカイロ系でも
60分 6,000円と表記が
されている所も見かけますが
これって何かおかしいですよ。
慰安系やリラクゼーションでは
時間いくらの表記になっていますが
治療をメインの活動としている院では
その様な表記はNGです。
なぜなら、先生が売っているのが
治療の効果であり、
施術の時間ではないからです。
言っている意味わかります?
別の業種で考えてみよう!
例えば同じような
治療をメインとした活動を
している業種には、歯医者や
クリニックなどがあります。
他にも代表的な「病院」が
その例であると言えます。
はい、これらは
何分いくら…という料金形態を
とっているのでしょうか?
そんなことはないですよね。
歯医者に行って
30分 3,000円とか
クリニックに行って
60分 8,000円とか
ボクは見たこともなければ
聞いたこともありません。
まぁ、当たり前といえば
当たり前の話じゃないですか。
なのに、治療をメインとしている
治療院が60分5,000円とか…
明らかにおかしいです。
時間を表記すると、価値は…
確かに周りの整体院や
療術院といわれる所にも
何分いくらで表記されていますが
真似をしてはいけないと思います。
その理由は、時間を表記した料金では
「治療効果」ではなく「施術時間」に
価値を置くことになってしまうからです。
この場合、高い料金をいただくためには
長い時間の施術をしなくてはなりません。
60分 6,000円
90分 9,000円
でも、本当は治療時間が短ければ
短いほど、価値が高いものでは
ないでしょうか。
例えば病院の手術は
時間が長ければ長いほど
いいのでしょうか?
同じ症状の手術でも
時間がかかればかかるほど
価値は高まりますか?
おそらく腕がある先生で
あればあるほど時間は短いはずです。
このことを今一度
頭の中に入れておいて下さい。
時間の表記は、施術時間の長さに
価値を置かれてしまいますよ。
まとめ
さて、今回のメルマガでは
『メニュー・料金表の表示』
というテーマでお伝えしました。
独立開業した先生が
よく陥っているミス(?)が
他院の真似をしてしまうこと。
その中でも料金に関することが
やたらと目についています。
治療家が”売るもの”は
治療結果であって、治療時間では
ないことを再確認しましょう。
もし、そうなっているのであれば
改善が必要な項目だと思います。
では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
講義終了!
塾長・早野
追伸
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