こんにちは。
勝ち組治療家養成・個別指導塾
塾長の早野です。
日本全国、相変わらず
暑い日が続いていますが
体調管理などは大丈夫ですか?
知人は室内であるにもかかわらず
熱中症になり動けなくなりました。
まめな水分補給が大事だと
分かっていても、意外と
できていなかったりするので
気を付けていただきたいです。
さて、今回のメルマガでは
『モヤモヤの解消と経営者の判断』
についてお伝えしていきます。
考えれば考えるほど…
独立開業をした先生でも
治療院の経営・運営について
特段、何も学んでこなかった
先生は結構いらっしゃいます。
ボクからすると、経営知識は
必須の項目だと思うのですが、
別になくとも、経営自体が
上手くいっているのであれば
必要のないことだとも言えます。
これまで『数字』を理解しなくとも
治療院が継続的に運営できているので
気にしなくてもいいということです。
しかしながら、ここに来て
ライバル院の増加や、環境の変化など
いつもと同じことをしているのに
軒並み、売上を落としている
治療院を見かけるようになりました。
そういった先生が直面する悩みは
自分が一体何からはじめていいのか
全く分からないことです。
何かをしなくてはいけない…
このことは分かっているのだが
何から手を付けていいのか?
本当にこれで合っているのか?
もしダメだったらどうしよう?
迷いや不安が生じているようです。
迷ったときには手順を戻す
ボクは日頃から塾生に
自分の行動や治療院の成果を
「数字化」することを
お伝えしています。
これは現状の確認とともに
過去からの成長推移と、未来への
予測が立てられるからです。
このことは
迷いが生じたときにも有効であり
上手くいっていないのであれば
上手くいっている地点まで戻る
ことを意味しています。
例えばボクの趣味の中に
サバイバルや登山がありますが
山登りで迷ってしまった時には
分かる地点まで戻ることをします。
もし、迷ってしまった地点から
何も考えず、思い付きで行動したら
さらに状況が悪くなってしまいます。
つまり、遭難。
最悪、死亡です。
でも、このことが分かっているから
「引き返す」ことを選択します。
こうすることによって
分かる場所まで戻ることになるし
分かる場所であれば次の一手も
冷静に判断ができるのです。
当たり前と言えば
当たり前のことですよね?
判断ミスを犯す人の心理
山の中で遭難した際には
分かる地点まで戻ることを
しますが、そもそも分かる
地点までも分からない場合は
尾根や頂上を目指して行動します。
理由は、見晴らしがいい場所であり
日本の場合はハイキングコースがある
可能性が高いからです。
しかし、判断ミスをする人は
とにかく下に降りていこうとします。
この理由は、登ることは
大変な体力のいることであり
戻ることはめんどくさいと
思ってしまうところにあります。
その結果、上にはいかず下に
行くことになるのです。
※遭難者の典型的な状況です。
経営に置き換えてみると???
人はこれまでかけてきた
お金や時間を切り捨てる時
「もったいない」という心理が
大きく働きます。
本当は捨ててしまって、次の一手に
資金や時間を投入する方が、早く
臨んだ結果を生み出すのですが
どうしても迷いが生じます。
つまり「損切り」ができない。
もったいない…ということで
改善の一手を先送りにしたら
機会損失が出てしまいます。
これによって得られる利益が
放棄され、成長のスピードが遅く
結果、ライバル院に負けます。
この様なことがないように
まずは現状を記録しておくこと。
そして、迷ったときには
手順を一つ戻すことを
意識してみて下さい。
これも経営者の仕事なんですよ。
まとめ
さて、今回のメルマガでは
『モヤモヤの解消と経営者の判断』
というテーマでお伝えしました。
冷静なときには判断は間違えませんが
急を要するようなときなどは、意外と
その判断を間違えたりしやすいです。
特に、借金を抱えていたり
期日の決まっている支払いなど…
こういった状況に置かれると
判断を間違えやすいので
気を付けておきましょう。
では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
講義終了!
塾長・早野