クドケン吉野
最も簡単にリピート率UPする方法
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こんばんは!
クドケンの高木です。
年が明けてから
既に3週間が経ちました。
あっという間ですね!
さて、本日のメルマガは
至ってシンプル。
『最も簡単にリピート率UPする方法』
をお伝えします。
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突然ですが、クイズです。
「歯科医院に有って、
治療院に無いものはなんでしょうか?」
ヒントは、リピート率UPについてです。
さぁ、考えてみて下さい!
・・・
考えていただけましたか?
答えは、
『次回予約をその場で取る』
です。
僕は常々思っています。
「なんで歯医者では会計時に
次回予約を当然の如く、取ってくるのに、
治療院では全くそれがないのか…」と。
ついでにいうと、
美容室なんかも毎月必ず行くのに、
予約をその場で取るところは少ないです。
美容室と言えば、僕が行っている美容室は、
繁盛しているせいか、電話を掛けても
つながらないことも多いです。
さらに、タイミング悪く
僕が電話した日が休業日のことも多く、
すんごーくイライラします。
なので僕はいつも思います。
「一言、次いつにします?」
って声かけてくれればいいのに…と。
もしかすると、こんな風に
考えているのは僕だけかな?
と思い、友人4名にアンケートを
取ったのですが、全員が僕に同意しました。
そんなわけで、僕が通っている
美容室のオーナーに、
「お会計の時に、
次回の予約取らないんですか?」
と質問してみました。
すると、オーナーは
「うーん。昔はやってたんだけどね。
いつからかやってないなぁ」
と答えました。
すかさず僕は
「あると便利だと思うんですけど…」
と伝えたところ、そのオーナーは
「うーん。そうなんだけどねぇ。
なんとなく・・・」
オーナーが予約談義に乗って
こなかったので、僕はこれ以上、
予約についての話をするのはやめました。
ここで1つ重要な教訓があります。
それは、先生もこのオーナーのように、
“なんとなく”
という感覚で、今までやっていたことを
止めてしまったりしていませんか?
ということです。
例えば…
- アンケートを取っていたけど、いつの間にか止めていた。
- ポイントカードを作ったけど、いつの間にか新規患者さんに渡すのを止めていた。
- 名刺を患者さんに渡していたけど、いつの間にか止めていた。
- メールマガジンを配信していたけど、いつの間にか止めていた。
などなど、お心当たりはありませんか?
僕は仕事柄、色んな会社を見てきましたが、
結構、こういうことってあります。
反面、「なんとなく始めたから・・・」
ということで、ずーっと続けているんだけど、
実はマイナスだった。
というケースもあります。
まとめますと、今やっている施策や、
昔やっていたけど今はやっていない
施策を感覚で行わず、
本当にその行動が集客や
売上アップに繋がっているのか?
ということを調べてみて下さい。
調べ方としては、
集客系の施策の場合は、
配ったもの・送ったものを見て
来院しているのかどうかを、
来院患者さんに尋ねるという手がありますね。
ここで1つ1つ解説していくと
長くなりますので端折りますが、
考えれば必ずやるべきか・やらないべきか?
が、見えてきます。
話を予約に戻します。
予約を取る時のポイントは、
先生が歯医者さんに行った時のことを
思い出して下さい。
歯医者さんの受付さんは
お会計時に事務的な口調で
「次はいつお越しになれますか?
2週間後にお越しいただきたいので、
火曜日か水曜日の午後が空いていますが、
どちらになさいますか?」
と、訪ねてきますよね。
ポイントとしては、
“次回の予約を入れるのが、
当然のことである”
と、患者さんに感じさせることです。
このようにスパッと言われると、
よほど治療に効果を感じなかったか、
本当にスケジュールがいっぱいだったり、
手帳を持ってくるのを忘れた患者さん以外の
患者さんは予約をしてくれるはずです。
なのに、
「あー肩が楽になった~
でも、また明日から残業続きになるから、
1週間もしたらまた辛いんだろうな~」
なんて思っている患者さんに一声かけなければ、
その患者さんは忙しさや、何かに気を取られ、
先生に予約の電話をしてこないかもしれないのです。
かくいう僕も、「この先生いいな~また来たいな~」
なんて思いつつ、予約の電話が面倒で、
二度と通わなかった治療院は多々あります。
僕みたいな人に、一声かけてくれれば、
リピートしたのにも関わらず・・・です。
つまり、僕のような患者さんに
リピートしてもらうためにも、
お会計時にサラリと一声、予約を薦めるのは
物凄く単純なのに、物凄く重要である。
ということです。
予約をその場で取るのは
経営的に重要ということはもちろんですが、
僕みたいな患者さんにとっても重要です。
なぜなら、2度、3度通って貰う事が、
患者さんの為になるわけですから・・・
是非、先生も今年は
「これはこういうもんだ」
という常識・先入観を良い意味で捨てて、
柔軟な思考を持って、
繁盛院作りをされて下さいね。
Writer
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