クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 クドケン吉野

立地とターゲット別『集客戦略』について

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こんにちは!
クドケン早川です。

早いもので、もう12月ですね。

元々、高級レストランで働いていた
早川からすると

連日の忙しい時期の思い出が
よみがえる季節です😢💦

1本5万円~100万円のワインを🍷
当たり前にポンポン開けていたので、

当時は、金銭感覚や趣味嗜好も
かなり狂わされていました。(笑)

 

 

さて、とつぜんですが

なぜここまで高価格帯でも
連日連夜、お客様が来ていたか
皆さんは理由が分かりますか?

 

答えは
”立地”による客層の違いです。

 

政界人や芸能人も多く住む
高級住宅街に店舗を構えていたので

駅から10分以上離れていましたが
ターゲットニーズに合わせた
サービスを提供していたことで


常に予約は埋まっていたんです。

 

本日は、このような立地とターゲット層によって

とるべき戦略が大きく変わってくる
という話をしていきたいと思います。

 

■立地とターゲットについて

治療院ビジネスというのは、
必ず商圏がある地域ビジネスです。


ですので、
「立地タイプとターゲット選定」

コレによって、
取るべき戦略が変わってきます。

言い方を変えると

戦略をエリアに合わせて最適化することで、
効率良く集客することができます。


 

治療院に限らず、店舗を開業する際は
どういったエリアなのか、

立地や商圏の規模を
入念に調査してから出店すると思います。

この時、
立地のタイプを大きく分けると、

1 駅前立地
2 住宅立地
3 オフィス立地
4 商店街立地
5 ロードサイド立地

以上の5つに分けられます。

ここで重要な事は、
5つの立地タイプで同じ戦略を
とってはいけないということです。


住宅立地で人が少ないにも関わらず、
駅前立地と同じ戦略をとってはいけませんし

住宅立地でオフィス立地と同じ戦略をとっても
全然うまくいかないでしょう。

 

やはり、その場所ごとに対応した特徴をつかみ、
戦略を練らなければなりません。


 

理想は1の駅前立地

本来ここが治療院としては一番良いですが、
大手のフランチャイズ店舗などがたくさん出店しています。

駅前は、人通りが多く・駅利用客を
ターゲットにすることできる
首都圏でも地方都市でも一番有利な立地です。

しかしその分、ライバルが多く、
店舗の空きも少ない。

家賃や保証金など
初期費用もたくさんかかります。


個人の治療院様が出店するのは、
資金的にも信用的にも難しい立地とも言えますね。

 

2の住宅立地について

そのエリアに
住んでいる人が集客の対象になります。

広域からの集客はあまり見込めませんが、
時間をかけて地域に根付いていけば
集客には困らないくらいにはなるかと思います。

しかし、周りに住んでいる人しか来ないので
数が限られている、広告を出しても集客しにくい
傾向があることは認識しておいた方が良いです。

 

3のオフィス立地について

ここは働いている人がターゲットになるので、
とても分かりやすいです。

働く時間は、朝9時から夕方6時、
遅い人で9時くらいまで、というような形です。

ですので、働く人に合わせた営業時間、
働く人たちの層に合わせたメニューやメッセージを
出していくと集客がうまくいきます。

ただし、土曜日・日曜日は人が少ない、
混みあう時間が集中するなどの対策は
しっかりとしなければなりません。

 

4の商店街立地について

距離がある程度長く
その中を人がたくさん歩いているのであれば、
集客は十分見込めます。

特に、主婦・高齢者層が多いですね。

デメリットとしては、商店街そのものが
衰退すると集客が激減してしまうことです。

 

5のロードサイド立地について

車で来られることを考えると
商圏はかなり広範囲と言えます。

院の前を車で移動する
買い物客ファミリー層などが
ターゲットとなりますね。

ですので、車に乗車している人に対する
メッセージを充実させると良いです。

ただし、遠出してきてたまたま来院…
という場合は固定化しにくいという事も
考えられます。

 

以上、簡単にですが
立地タイプとターゲット選定について
お伝えしてまいりました。

 

改めて自分の治療院の商圏は、
どうなのかということを考えることも大切です。


 

👤「エリアごとにどういう人がいるのか」
👤「お店に通う人たちはどういったライフスタイルなのか」
👤「どういったメッセージを出せば良いのか」

 

立地とターゲット層に
よってとるべき戦略が大きく変わってきます。

 

「自分の先輩はこう言っていたから」とか
「自分が働いていた治療院はこうだったから」

というような単純な理由だけで、
十分な戦略を考えずに
治療院運営をしている先生も多いです。

 

ぜひ、今回お伝えしたことを
意識してもらえればと思います。

Writer

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