クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 クドケン吉野

“技術のこだわり”なんてわかりゃしない!

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こんにちは。

クドケンメルマガ編集部
早川です。

 

突然ですが
ここにあるワインのボトルから
読み取れる情報ってなにかありますか?


 

元々ワインの仕事をしていた私は
このボトルから、様々な情報が読み取れますが

普通の人からしたら
なんのこっちゃ、さっぱりわからないですよね💦

 

今日はこのような、
他者との間にある
感覚のズレ
について
深く考えていきましょう。


 

ちなみに、このワインは…

恐らく世界中で最も高値の付く生産者

”アンリ・ジャイエ氏” が手掛ける

フランスのヴォーヌ・ロマネ村の中でも
わずか1ヘクタールしかない

【クロ・パラントゥ】という名前の
畑からとれたピノ・ノワール種だけを
使用した赤ワインになります。

※1本140万円程度しますが死ぬほど美味しいです。

 

これだけの情報が詰まっていても
普通の人には全く伝わらない為か

日本では若年層のワイン離れが
広がっているのかもしれませんね…。

 

という事で本日は!

この話を治療院集客に置き換えて

お客様に対して
まったく魅力に感じてもらえない

“技術のこだわり”や
“うんちく”を語っている


治療院の販促物や広告にフォーカスして
話していきたいと思います。

 

患者様が求めているものとは?


 

患者さんが最も関心がある事
それは、間違いなく

患者さん自身の将来像です。

 

先生にも
心当たりがあるかもしれません。

看板、チラシ、パンフレット、
ホームページなどなど

まだ来院したことのない、
いわゆる見込み患者さんが目にする

広告や販促物に

一般人が理解できない
葉を使ってしまっていることです。



 

例えば・・・

 

■あなたの治癒能力を高め病気や体の不具合の
自然治癒&治癒促進を目指してゆく治療方法です。

■他のどのような治療法よりも
安全で効果が高い治療法です。

■現在行なっている整体は○○式○○療法で
多くの症状に効果があります。

 

こういった自分の
手技や技術について
語ってしまっている

治療院さんの
広告や販促物が本当に多いです。


 

そもそも、
見込み患者さんが本当に知りたいことは

 

うんちくや
その手技療法の成り立ちや
難しい技術や治療の話ではありません。

 

患者さん最大の関心事とは

『先生の施術を通して、
自分自身の将来がいかに良くなるのか』


 

この1点に集約されます。

 

治療家さんが考えているほど、
見込み患者さんはそこまで

施術や手技に関心はないです。

1人、2人たまに治療法を聞かれると
『お客様からよく聞かれる!』

と、勘違いする治療家を
何人も見てきました。


 

難しい症状の解説や専門用語いっぱいの
チラシやパンフレット、ホームページなんて
読みたくないのです。

 

ですので

施術や先生自身の説明を
延々と発信するのではなく

施術を受けた後、どのように患者さんの
将来像が変化するのか

良くなっていくのかを
発信することがもっとも重要となります。


 

見込み患者さんに向けた
広告や販促物において

必要な情報とは何なのかを
考えていきましょう。

 

必要な”メッセージ”とは?

■他の治療院よりも、
なぜ先生の治療院が優れているのか(他店との違い)

■自分の辛い症状や悩みが、
なぜ先生の手技で改善されるのか(強み)

■第三者は先生のことを
何といっているのか(実績の証明)

こういった情報です。

 

看板、チラシ、
パンフレット、ホームページなど

広告や販促物に
書かれている”メッセージ”を通して

患者さん自身の将来像が
明確にリンクした時

もはや施術料金や
タイミングは問題でなくなります。


 

その治療院の期待値が
高ければ施術料金がどんなに高くても

関係なく即決してもらえる事もあります。

 

また、隣町からも
来院する事もあるでしょうし

他の県からも来院するかもしれません。

 

言葉は、思う以上に
重要ということです。



 

言葉足らずで
意味不明な広告や
販促物に患者さんは反応しません。


 

手技の成り立ちや
難しい技術の話が書かれた

広告や販促物は、
「だから何?」の一言で終わりです。

 

結局、人間は
一番自分のことに興味があります。

自分の悩みを
解決してくれるのか
どうかを知りたいのです。

 

先生の治療院の
看板、チラシ、パンフレット、

ホームページなどには
見込み患者さんに選ばれるための
要素がしっかりと書かれていますか?

 

先生の熱い”言葉”は
見込み患者さんにしっかり届いていますか?

 

気付いていないかもしれませんが
専門用語を使って
見込み患者さんを困らせていませんか?

 

今一度、
見込み患者さんの気持ちを考え

どういった言葉で表現すれば
患者さんを動かせるのか

ぜひ考えてみてください!

Writer

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