こんにちは!クドケンラボ所長の斉藤です。
治療家の先生の「気になる!」をクドケン直営店で実践し、最新の集客情報を発信していくブログ…その名もクドケンラボ!
私斉藤が店舗運営に役立つ様々なことを実験・研究しお届けしていきます。
【今回の研究テーマ】
皆さん、こんにちは!
人は暑すぎると、「暑い」を連呼するのにも疲れて、かえって「無」になっていくのだと最近知りました。
ここ最近、すっかり無表情のまま滝汗をかいている斉藤です。
夏の間だけ日本の緯度上がらないかなぁ…ロシアの横に並びたいなぁ…なんて、わけ分からないことを妄想する今日この頃ですが、今回も気力をふりしぼってクドケンラボいってみましょう!!
さて、今回のクドケンラボは2週連続のシリーズ物になります。
2回に分けてお伝えするのは、
『未経験の新卒スタッフをいかに現場で活躍できるように育てるか』ということ。
なーんにも知らない真っさらな新人を、わずか2カ月でがっつり現場で活躍できる素敵スタッフに育て上げていこうじゃないか!という、クドケンラボの汗と涙がつまった感動成長物語(笑)となっております。
中でも今回お届けする前編では、
どうやって新人を2カ月で現場に出せる人材に教育するのか、その研修の極意についてご紹介していきましょう。
まず、前述のとおり、クドケン店舗に入社してきたスタッフは、長くても約2ヶ月で現場デビューして患者様に施術を行うようになります。
ここで言う「施術を行う」とは、
既存患者様にはきちんと施術を行うことができ、新規の患者様には施術の説明や回数券の販売も含めたトータルでのご案内ができるようになること
を指します。
つまり、完全なる「一人前」として現場に立つということですね。
初々しさを武器に「まだぁ新人なんで〜、ちゃんと出来ないんですけどぉ。てへっ」などという、あざと可愛いスタイルでは決してありません。
ガチの1人前です。
もちろんベテランとの経験値の差はありますが、規定のサービスレベルはちゃんと満たせる、しっかりお金の頂けるスタッフにしますよ。
更に具体的に言うならば、
■未経験の大学新卒スタッフでも20分5,000円前後の価値を提供できる
■未経験の大学新卒スタッフでも、新規の患者様に対して説明を行い、30,000-100,000円の回数券を提案しご購入いただける能力を身に着ける
こうしたことが可能な素敵スタッフに育つというわけなんですね〜。
事実、例えば今年でいえば、入社した13名すべての新人スタッフが同様に現場で活躍できるようになってくれました。
うちの新人スタッフ、優秀かよっ!!ありがとう!!
ちなみに、色々な先生たちと話す中で感じるのは、新人育成が思い通りにいかずに困っている、またはどうしていいかさっぱり分からない、という先生が多いということ。
そんな中での、この「2ヶ月で実際に現場で活躍できるスタッフを育てる」ノウハウというのは、実はかなり皆さまの役に立てるのではないかと思うのです。
クドケンラボ、出し惜しみは致しません!
皆さんが気になる&お困りのネタがあるなら、キレイさっぱりお見せしていきますので、今回も是非参考になさってください。
上の写真が、当クドケンラボで毎度お馴染み、何かと日頃からサービス精神が暴走しがち、欲深い系であり、無駄にフットワークいい系の男、社長斉藤の入社式での一コマです。
ええ、僕です。どうも、こんにちは。
そして、下の写真。
僕の横にいるのが、今年の新入社員の1人。
わずか2カ月でしっかり活躍できるスキルを身につけ、現場に羽ばたいていった素敵スタッフ13人のうちの1人です。
【2019年4月、入社したのは13名の新人スタッフ】
去る2019年4月、クドケン店舗を運営する株式会社カラダミライラボグループには、過去最大13名の新人スタッフが入社してきました。
ほとんどが大学新卒の未経験。
ごく一部に鍼灸師や柔道整復師の資格を持った人がいる程度です。
そんな彼らに覚えてもらうのは、「整体院店舗にてデビューするための手技」。
資格があろうがド素人だろうが、デビューの期日に忖度はありません!
現場デビューは5月の半ば(わずか1か月半後)と確定し、汗と涙の新人研修がスタートしました。
■どのような人材を採用するのか
本題(研修ノウハウ)に行く前に、もしかしたら皆さまが抱いているかもしれない疑問、その名も「そもそもどんな人を採用してるのよ、教えなさいよ」についてお答えしておきましょう。
「わずか2カ月」なんて言っちゃって、どうせ本当は優秀で即戦力的な人ばっかり採用してらっしゃるんでしょう?
きっとね、こんなこと(↑)思ってらっしゃるんじゃないでしょうか。
でも残念ながら、クドケン店舗では本当に「未経験大歓迎」で募集をしています。
「未経験大歓迎」と謳っておきながら実際はそうでもない、採用広告にありがちな騙しフレーズでもありません。
ガチで、なーーーんにも経験のない新人を喜んで採用しています。
なぜなら、施術経験や資格に関してクドケン店舗はあまり重視しないから。
うちが一番評価するのは、
「素直でやる気があり、将来やりたいことが明確であること」!
大変ふわっとした基準で恐縮ですが、これは本当で、決して「資格」「経験」といったスペックで採用をしないようにしています。
それを可能にしていることこそ、「育てるノウハウ」への自信。
ちゃんと育てられる自信があるから、敢えてそれ以外の部分を評価します。
だって、長期的に見れば「人間的に良好であること」の方が資格や経験よりよっぽど大切ですからね。
技術や知識は教えることはできるけど、性格や相性はどうにもなりませんから。
【研修って何やってるの?】
ではいよいよ、本題に入りましょう。
クドケン店舗での新人研修では、メインとなる技術だけではなく、
・新規対応の仕方
・受付業務
・会社の各種申請
・会社で使用しているツール類(iPadなど)の使い方
なども当然しっかりと教育しています。
ちなみに、こうしたことを新人に教えるために必ず必要なことが1つありますが、それが
『教える側にしっかりとした決まりや統一ルールがあること』。
つまり、こうした運営フローやルールが事前に院内できちんと統一化して共有されていないとダメなんですね。
じゃないと、「教える人によって言うことが違う」という、よくありがちなダメパターンに陥ります。
こういうの、教わる方からしたら本当に迷惑ですから。
その点、クドケン店舗ではこれらのフローや使い方をしっかりとマニュアル化し、院内で情報共有しています。抜かりはありません。
また、技術や院内ルールよりも大切にしているのが、「そもそも社会人として」「そもそも治療家として」という教育。
具体的には、社会人としては、(※研修の一部です)
・社会で働くということ、会社員であるということ
・給与はどのように支払われているか
・社会人マナー、電話や言葉遣いのマナー
治療家としては、
・治療院業界の現状について
・治療家が求められることとは
・治療家としての心の持ちよう
こうした内容を教育しています。
そう!
クドケン店舗ではまず、ちゃんと一般的な社会人マナーや教養も教えます。
治療家に限りませんけど、例えば美容師さんとか、技術職系で尚且つオフィスワークじゃない人って、意識して身に着けないと、一般社会人マナーとか教養に触れる機会が少ないじゃないですか。
治療家というお仕事は確かに一般的な会社員のようなオフィスワークではありませんが、社会人であることには変わりありません。
「この仕事だから知らなくていい」は通用しないと思うんです。
日頃の仕事には必要なさそうに見えて、いつ何時こうした一般社会人マナーが求められるか分からない!
また、多くが一般社会人であろう患者様と会話する中で、あまりにも無知なのも正直恥ずかしいです。
そうした事態を避けるため、クドケン店舗では新人さんを「どこに出しても恥ずかしくないように」研修することを心がけております。
もはや親目線なのか何目線なのか分からない(笑)。
しかもですよ!
豪華なのは「社会人として」コーナーだけじゃない!!
なんと、「治療家として」の研修担当は、このサイトの木曜担当の田村先生なのです。
Oh、この豪華さたるや…(自画自賛)。
新人スタッフ諸君よ。
まだ今はちっとも分からないかもしれないけれど、これ、新人研修としては正直めちゃくちゃ贅沢なことだからね!!
贅沢なんだからね!!(大事なことなので2度言う)
そして、研修を通じて新人に徹底して伝えるポイントが3つあります。
「治療家であると同時に、会社(所属院)を構成する一員であること」
「治療は患者様に喜んでもらうためであるとともに、対価を得るための業務であること」
「患者様に貢献し続けて対価を得るためには、そもそも会社としての存続(利益)が必要であること」
それが、この3点。
これ、とーーーっても大切なポイントです。
だってほら、治療家ってどうしても「患者様を救いたい!」という気持ちが大き目の人も多いじゃないですか。
これ自体は、とってもいいことです。
というか、もう完全に「いい人」ですよね。素敵です。
ただこの善意が、「患者様の役に立てるなら対価なんていりません!」「儲けなんて関係ない!」なんて考えにまでいってしまうと問題あり。
結局、どんな善意であれ良い行いや考えであれ、まず自分がしっかりと稼いで、且つ会社が利益を得て存続し続けていかなければ意味がありません。
サービスや技術を提供する『場所(=治療院)』がなければ、何もできませんから。
ちょっとシビアですけどね。
でも、「社会人であり、治療家である」「治療家であり、組織の一員である」という指導は徹底して行っています。
【じゃあ、技術の研修は?】
座学系の研修についてご説明したところで、いよいよ最後は技術系の研修です。
クドケン店舗は正真正銘の「未経験大歓迎」ですから、もちろんゼロからしっかり技術の研修を行います。
しかも、わずか2カ月で一人前になってもらうわけですから、そりゃもう無駄なくしっかりやってますよ。
具体的に誰がどんなことをどんな風に教えているのか気になるところですが、うちの研修のポイント、実はちょっと意外かもしれません。
それが、「20分の基本整体」の反復練習。
シンプルに言えば、それだけです。
これを繰り返します。
本当に、ただひたすら繰り返す。
ただし、たった1つの型を練習するわけですから、その完成度は求めますよ。
というか、完成度をひたすら高めるために、敢えて1つの型を追及させるのです。
ですから、ただ漫然と練習はさせません。
動画にとって確認したり、先生に教わったり、写真で姿勢を確認したり、お互い教えあったり、先輩に患者役をやってもらったり…。
とにかくありとあらゆるアプローチで、「20分の基本整体」のクオリティを上げていきます。
施術の技術そのものだけでなく、施術中の自分の姿勢や立ち居振る舞いまでチェック!。
こうして、「20分間の基本整体の匠」を作り上げます(笑)
ね?
別に、それほど特別なことも難しいこともやっていません。
むしろシンプルです。
でも、しっかりと新人スタッフに1つの「型」を身に着けさせること、「型」の理想形のようなものを意識させることはとても大切です。
なぜなら、明確な1つのゴールがあると、そこに到達するために必要なものもハッキリしやすいですし、練習のモチベーションも維持しやすい。
実際、新人たちはその「型」を完成させるために自分に足りないことを自ら探して、自主的に練習するようにもなってくれます。
もぅ〜、本当にどんどん精度が上がっていきますよ。
しかも、「共通の型」があるからこそ、みんながバラバラに練習をせず、スピードもUPする!素敵!!良い事づくめです。
更にもう一つ。
「型」のクオリティを爆上げするもう1つの要素が「資料やツールの使用」です。
クドケン店舗では、全員が共通の資料を、共通の順番を守って使いながら患者対応に当たります。
特に新患さんの対応に関しては、しっかりと考え抜かれた順番の資料に従い、「スクリプト(台本)」も準備して、それに沿って練習。
動画や写真を使って自らの立ち居振る舞いまで厳しくチェックしつつ、トーク内容まで精密に作り上げて叩き込む。そしてひたすら繰り返す。
もうここまですれば、さすがに面白いほど爆速で成長していきます!!
ベテランの先生と説明用資料を使用して絶賛練習中!…の様子。(↑)
【前編/まとめ】
いかがでしょうか。
2回シリーズの前編はここまでです。
前編の内容について、簡単にまとめておきましょう。
・そもそも素直でやる気がある人を採用する
・技術だけではなく、「治療家として&社会人として」の考え方を教える
・院内ルールや仕組みを統一し、事前に既存スタッフで共有しておく
・1つの型(20分基本整体)を身に着けるために反復練習を行う
・共通の資料やトークスプリクトを用意
来週の後編では、これらを駆使して育ったクドケン店舗の新人さんたちの現状について、
さらに詳しくお話していきます!
次回!「2ヶ月で現場に出た未経験スタッフが大活躍!」編、お楽しみに!!
追伸
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