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「男性患者に頼られる治療家」の秘訣を探ってみた!!
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こんにちは!クドケンラボ所長の斉藤です。
治療家の先生の「気になる!」をクドケン直営店で実践し、最新の集客情報を発信していくブログ…その名もクドケンラボ!
私斉藤が店舗運営に役立つ様々なことを実験・研究しお届けしていきます。
【今回の研究テーマ】
皆さん、こんにちは!クドケンラボの斉藤です!
ようこそ「令和」!
今回が新時代「令和」第一弾のクドケンラボです。
新しい時代を迎え心も新たに、より一層欲深く、より一層のフットワークを武器に繁盛院を目指し突っ走る覚悟ですので、どうぞ皆さま生あたたかい目で見守ってくださいますようお願い申し上げます。
さて早速ですが、今回のやってみたブログのテーマは「男性ウケの良いスタッフは他スタッフとなにが違うのかっ!?」について。
先日「女性ウケの良いスタッフの秘訣」についてお伝えしましたが、今回はその第二弾。男性バージョンになります。
ではまず、本題に入る前にサラッとおさらいしておきましょう。
女性ウケの秘訣、ちゃんと覚えていますか?
先日の記事では、「女性は感情で判断する」ということをお伝えしました。
ただしそれは、むやみに感情的だとかそういう意味ではありません。
女性は感情を動かされたり満たされたりすることが決断や選択のきっかけになるのだということでした。
つまり、こちらの行動や言葉に女性患者様の感情が反応することで、気持ちよく施術を受けてもらえることにつながり、結果的にファン化やリピートにつながるのだということ。
だからこそ僕たち治療家は、女性患者様の小さな変化に気付き、それをきちんと言葉にして相手に伝えて、以下の女性の心に響くフレーズ「AOUT」をちゃんと口にしないといけない…という内容でしたよね?覚えていましたか?
<女性患者様に響くAOUTのフレーズ一覧>
・A ありがとう
・U 嬉しい
・T 助かる
・O おかげさまで
では、おさらいはここまで!
ここからが今回の本題です。
今回のテーマは「男性ウケのいいスタッフ」ですが、今回も当然のごとく弊社に該当の人材がおりました。ブラボー!
どんなネタにも対応できる人材の宝庫。
スタッフが個性豊か才能豊かなおかげです。
みんな、どうもありがとう。(ほんと助かるぅ…)
尚、その「該当スタッフ」ですが、今回はなんと3名もおりました。
男性スタッフ2名と、女性スタッフ1名です。
ではご紹介しましょう。
今回協力してもらった男性ウケがイイスタッフはこちらっ!
ジャン!!!
んまぁ、なんという美男美女でしょう。
そしてなんといっても表情がいいっ!
素敵なスタッフは、イラストまでも素敵なんですね。
(自院のスタッフを遠慮なく褒め倒していくスタイルです・笑)
当然ですが、実物もこのような笑顔で迎えてくれますよ。
そして早速この3人に男性患者さまへの対応について聞いてみましたが、なんと面白いことが判明しました。
それはなんと、男性スタッフと女性スタッフで、意識していることや感じていることが違うらしいということ。
気になりますよね〜。
知りたいですよね〜。
では早速、1つ目の質問からいってみましょう!
【常日頃から意識的にしていることってなに?】
3人の回答にいく前に、まずは皆さんご自身のことを考えてみましょう。
1つ目の質問「(男性患者様向けに)常日頃から意識していることって何?」ですが、ご自身はどんなことを意識していますか?
例えば…
・笑顔で迎える
・ハキハキキビキビ話す
・盛り上がるように話す
・美を追求する(←え?)
とかでしょうか。
男性患者様の好感度を上げるために皆さん自分なりに気を付けていることがあると思いますが、ときどき悲しいほどに響かないことって結構ありませんか。
こちらが頑張って明るく楽しげに話しかけても、「あれ?この人、表情筋死んでるのかな?」ってくらい無表情の人もいますし。
別に自分語りしてほしい訳じゃないですけど、かたくなに自分の話をしてくれない人もいますよね。
あれってどっかのスパイか何かなのかな…。
…とまぁ、こうした数々の失敗を経て思うわけです。
「女性への対応も難しいけど、結局男性への対応も難しいじゃないか!」…と。
そう。
女性向けより簡単そうに見えて、実は全然そうじゃありません。
押さえるべきツボがある。
そのツボをちゃんと押さえないと、男性患者様からの好感度は上がらないのです。
だからこそ皆さん。
うまいこと男性向け対応のツボをガンガン押せている当院の凄腕「男性ウケ抜群スタッフ」のご教授にあずかろうではありませんか!
さぁここで、満を持しての登場です!!!
●質問:男性ウケ抜群スタッフはどんなことを意識しているの?
●各スタッフの答え:
・落ち着いて対応し、何があっても動揺を隠すこと
・どんなに興味がなさそうな相手や苦手だと思った相手でも会話を続かせること
・施術で結果を見せて納得させること
・立ち姿勢、座り姿勢を意識して先生らしさを出す
・話をしている時、聞いている時は患者さんと目をそらさないようにする
いかがでしょう?
1つ1つの内容うんぬんの前に、とにかくもう「女性向け対応と全っ然違うよね!」ってことだけは分かりますよね?
何より聞いて思ったのは、彼らスタッフが意識している第一印象や立ち居振る舞い。
これって本当に、女性相手の内容と大きく違います。
小さな変化への気付きや共感、こういったものはほぼありません。
本当に男女で求める人物像が違うことが分かります。
分かりやすい例を挙げると、例えば、終始ニコニコしている先生。
こういう先生が担当だと、施術中の雰囲気は柔らかくなるし、話しやすい雰囲気もつくれそうですよね。
「いいじゃーん」と思うでしょ?
実際、女性患者様からはこちらのタイプの先生の評判はいいはずです。
でも!
男性目線からすると、見方によっては
「おいおい。やたら笑ってるけど大丈夫なの?」
「(なんか頼りなさそう)任せて大丈夫かな」
に、なってしまう場合あり。(もちろん感じ方に個人差はあります)
果たして、男性から見た「任せたい人(先生)」ってどんな人なのか?
もうなんとなく答えがつかめてきましたね?
先に答えを言いますと、「頼りがいがある」「権威を感じる」「堂々としている」といった人を好む傾向がある!ということ。
もちろん、男性患者様の中にもこうしたタイプの人間を苦手だなと思う方はいらっしゃいますよ。
でも、きっと少数派でしょう。
特に、治療院に来られる人は身体に悩みを持っていて解決したいわけで、わざわざ時間をつくって院に来てくれた方ですから、余計「頼りがいがある」「治してくれそう」な人を好むは当たり前です。
じゃあ、私達はどうすればいいのか?
答えは簡単です。
そうした「(男性患者様に)好まれる治療家」になること!
もちろん、ゴッドハンドを身につけることで自然と滲み出ちゃう自信や権威…というのが理想ですが、そうは簡単にはいきませんよね。
でも!「演じる」「見せる」ことは出来るはず。
意識して振る舞うだけでも、男性患者様に安心感を与えることは出来るのです。
例えば…
・どんな時でも動揺は見せずに堂々と
・焦らず、落ち着いて対応
・できるだけゆったり話す
こんな点に気を付けて振る舞うだけでも、「こいつデキる感」はきっと爆上がりでしょう!
ちなみにここで、純粋無垢なピュア系治療家の皆様にご連絡です。
これは間違っても「騙している」わけではありません。
あくまでもちゃんとした施術(←ここ大事)を、「より一層」満足して頂くために行う、ちょっとしたエッセンス。
ただそれだけなのです。
お仕事に多少のハッタリは必要ですよ(断言)。
ですからどうぞ今日から気を付けてみてください。
座り姿勢、立ち姿勢、どっしりとした立ち居振る舞い。
目力強めの声低め、口調もゆったりを心がけましょう。
こういうの、ちゃんと意識しないと出来そうで意外と出来ないものなんですよ。
クセづけるためにも、早速始めちゃってくださいね。
あ!
念のためお伝えしておきますが、権威や自信ある振る舞いを演出するにあたり、間違っても「偉そうにする」という勘違いだけはやめましょう。
それは男女関係なく嫌われます。
【決め手のワードって何なの?】
男性患者様に好まれる振る舞いは分かりましたね。
自信と威厳。
溢れ出る「こいつデキる感」。
そういったものが好まれます。
名優になったつもりで演じ切りましょう。
じゃあ、次のステップに進みます。
「通うべきか、通わざるべきか」。
この二択で迷う患者様っていますよね。
こちらからすれば「そんなもん『通う』一択!!!」と思いますが、残念ながら患者様にも色々とご事情があるわけで。
お金がなくて…
時間がなくて…
そんな切実な事情もある中、それでもなんとか「通う」という回答を引き出す為には何らかの働きかけが必要になります。
そんな時、当院の男ウケ抜群スタッフの彼らは一体どんなアクションを行っているのでしょうか。
もちろん聞いてきました♪
●質問:患者様が迷っている時、どんな事しているの?
●各スタッフの答え:
①まず、
・ストレッチしてみたら硬い部分がある
・指圧で痛みがある部分は身体がまだ硬い・悪いところがあるということを伝える
↓
②次に、患者様自身の身体に対しての課題を自覚させる
↓
③「あなたよりもあなたの体に関して僕の方が詳しいですよ」という環境をつくる(先生という立場で声のトーンを下げる)
↓
④筋肉の調子の良い状態や柔軟性の大切さについて説明をする
「何もしなければ症状は悪化するか慢性化するかのどちらかです。
根本的に改善したいならしっかり詰めて通ってください。」
「セルフケアが出来ない、またはやりたくないのであればしっかりと当院に通って下さい」
ほぅほぅ…。
各自、伝え方や言い方はそれぞれ違いますが、どれにも共通しているのは、
「体の状態をハッキリと伝える」
「現状(悪い状態)と解決法を話す」
この2点を意識していることです。
何より、「通ってください」とハッキリ伝えている事。
そう。
やんわり言っても伝わらないのです。
まことに残念なお知らせですが、「男性には曖昧なお話はあまり伝わらないよ問題」がここにあるんですね。
きっと多くの世の女性が「そうそう!!」と強く首を縦に振っている様子が目に浮かびますが、「曖昧・婉曲・察する」系コミュニケーションは男性にあまり向きません。
だからこそ、患者様の体にとってこのままだと良くないことを「良くない!」とハッキリ言葉にし、根拠とともに伝えるのが男性患者さん思いの施術者と言えるでしょう。
先生からハッキリ言ってもらえれば、自分では分からなかった不調の原因が分かる。
問題点・原因・解決策、これらが分かればゴールが見える!
良くなるために通おう!と思ってもらえるのです。
【男性患者さまの心を惹きつけるには!?】
はい!ではいよいよ最後の質問になりました。
「ズバリ!男性患者の「心」を惹きつけるには!」
ここ、ポイントですね〜。
男性ウケがすこぶる良いうちのスタッフ達のことです。
体のことを話している間や、何気ない会話や動きの中にも、きっと何かとんでもない秘訣が隠れているハズ…。
ここを知らずして我々は「男ウケのいい治療家」(←言い方w)になれるわけがありません!
というわけで、聞いてきましたよ。
それがこちら!
会話の際に目を合わせ、そらさない。
なぜ良くなるのか、なぜ通うのかを明確にし、納得するまで説明する。
男性の承認欲求を満たすこと。
基本的に否定はしない。
特に仕事面では褒めるようにしている。
なるほど〜。
なんかとんでもない裏ワザ的秘訣が出てくるかと思ったら、至極まっとうな、そして分かりみのあるご意見です。
しかも3名中2名が「承認欲求を満たしてあげる」「否定しない」って…。
僕ら男性って、やっぱり褒められたがりなんでしょうかね(照)。
あとはやっぱり、これ。
「目をそらさない」
最初にも出てきましたね。
目には心の内や思ったことが出ます。
そして視線が定まらない様子は自信がないようにも受け取られます。
真っ直ぐ患者様の目を見て接しましょう!
そして、3人目のスタッフの回答にあった「否定しない」。
これ、注意点ですよ。
というのも、施術中の会話には思わず否定したくなる瞬間がたくさんあります。
例えば、患者さん本人がネットで調べた情報で間違った筋トレやストレッチ、健康法などしてしまっている時。
このご時世、ネットで調べればいくらでも健康法が出てきます。
でも、その情報が必ずしも正しいとは限らない。
もしくは、今の症状に合っているとは限らない。
「おい!それ違うって」という状況、いくらでもそこら辺に転がっています。
これ、治療院に限らず病院でも「あるある」なんだそうですが、なまじネットで何でも調べられるようになったせいで、患者様が間違った情報を仕入れ、しかもその情報をなぜか完全に鵜呑みにしていて、それをいくら「違ってますよ」と伝えても素直に受け入れてもらえないんだそうです。
わーかーるー。
いーるーよーねー、こういう人―。
こういう状況、確かに厄介です。
間違っているわけですから放置はできない。
だってこっちはプロだから。
でも否定してもいけない!
正直、なんと面倒くさい状況なのでしょう(笑)
でも、人って自分でよかれと思ってやったことを否定されることほど悲しいことってありませんよね。
自分が間違っていたって内心分かっても、素直に認めるのが嫌な時だってありますし…。
ですから、患者様が「治るために」良かれと思っていたその努力だけは認めてあげましょう。
その上で、こちらが正しいことを伝えていったら良いんです!
そこらへんはやっぱり、気持ちの問題ですからね。
「言い方」「伝え方」、要注意です。
そして、そして!!
前回は女性に効くフレーズ「AUTO (オート)」やりましたよね。
覚えていますか?
今回はその男性ver。
あるんですよ、男性向けにもちゃんと。
さあ、何だと思いますか?
ヒントは 「SOS」 です。
正解は…
S :すごい!
O: 教えてください
S:さすがですね
・・・。
・・・・・・なんだろう。
なんか・・・とても恥ずかしい・・・。
これって、女性誌とかに出てくる「モテテクニック」で言われる内容、そのまんまじゃありません?
男性は「すごい」「さすが」って褒められたり、「教えてください」って頼られると嬉しい生き物なので、仮に知っている内容でも知らないフリして聞いてあげましょう…的なアレ。
あれって、やっぱり本当だったんだ〜。
ブログをご覧の男性治療家の皆さんいかがでしょうか。
僕はこれを言われると嬉しいです。
まんまと喜びます(笑)
照れちゃうんですけどね。
でも満更でもないわけですよ。
だって男だもの。
かと言って、こういうフレーズを急に患者さまとの会話にねじ込んでいくのって結構難しいでしょうし、「言う癖」がついてないとスムーズに出てこないので、普段のスタッフ間の会話や生活の中でも意識して使っていくといいかもしれません。
「すごい!」
「教えてください!」
「さすがです!」
どんどん乱発していきましょう(笑)
会話の中に是非盛り込んでみてくださいね!
追伸
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※5/16(木)公開終了です
Writer
斉藤隆太 斉藤隆太の記事一覧
クドケンの直営院を統括する株式会社カラダミライラボ代表取締役社長。わずか1年半で直営院を4店舗展開し全て黒字化を達成。年商1億円のグループ院を築き上げる傍ら、現在の顧客のトレンドを見極め最新の経営ノウハウを研究。『患者さんが来なければ磨いた腕は活かせず、症状に苦しむ患者さんを救うことはできない。』という信念のもとに治療院のサポートを行い、メルマガ、DVD出演、セミナー講演、コンサルティング活動などを通して、治療院向けに先生主役・患者様主体の経営ノウハウを提供している。
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