クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 田村剛志

「スタッフ雇用したいけど…」←踏み出せない先生へ

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治療院コンサルタントの田村剛志です。

全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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熱はすっかり下がったのですが、
まだ鼻がグスグス…。


ということで、
371ターン目の本日も
テキストでお届けいたします。


さて先週は、

“スタッフがいることの有り難さ”
についてお伝えしました。


とは言え、
スタッフ雇用には抵抗があるという
先生はとても多いですね。


スタッフを雇うと、
最初は施術デビューが
出来るようになるまで、

自分の売上から
給料を払わないといけません。


それまでは
自分で稼いだ売上は
全て自分のものだったのに、

スタッフにお金を
使わなければいけなくなることが
ストレスになります。


私はスタッフを雇わない
働き方もいいと思っています。


自分1人で
気楽に70~80歳まで、

好きな顧客を相手に
好きな施術を続けていけるなら、
そんな人生も素敵だと思います。


自分で稼いだお金を
何か投資運用して、
資産を築いていくのもいいですね。


ですが、
私のように身体の弱い人間には
どうしても健康不安がつきまといます。


1人治療院は、
体調を崩してお休みしてしまったら
そのまま収入減です。


人によっては働くことが
ストレスになっていて、

働きたくない…
という人もいるでしょう。笑


自分が労働しなくても
お金が手に入るなんて最高ですね。


そんな人は
スタッフさんがいる事で、

健康不安や労働のストレスから
解放されるかもしれません。


いやいや、
それはわかるけど…、

スタッフを雇うと
教育やマネジメントのストレスが
増えるじゃないか…。

という声が聞こえて来そうですね。


わかりますよ。


私も若い頃は
円形脱毛症になるくらい
マネジメントに悩みました。

・なんで言うことを聞かないんだ
・なんで言う通りに出来ないんだ
・なんでもっと熱意を持って働けないんだ


でもね。

きっと私たちも
スタッフ時代はそうだったんですよ。


言うことを聞かないのではなくて、
言う通りに出来ないのではなくて、

目的が伝わっていないから
やり方がキチンと伝わっていないから


手間はかかりますが、
何度も目的を伝え

やり方をひとつひとつ伝えて、
やらせてみて確認する。


1つでも出来ていることがあったら、
褒めてあげる。


第二次世界大戦中の
海軍大将山本五十六氏の名言にも、

「やってみせ、
 言って聞かせて、
 させてみせ、
 ほめてやらねば、人は動かじ。」

とあります。


この名言には続きがあります。


「話し合い、耳を傾け、承認し、
 任せてやらねば、人は育たず。
 
 やっている、姿を感謝で見守って、
 信頼せねば、人は実らず。」


おっしゃることごもっともで、
ホントにその通りで人材育成の極意です。


いやいや、それはわかるけど
それが面倒だから
人を雇いたくないんだよ。


はい、そうですね。


この手間を少しでも減らすために
明文化されたルール(就業規則)や
マニュアルがあるといいですね。


人を育てるためには、
何度も同じことを教えないといけません。


しかし、
ルールやマニュアルが
明文化されていれば、

それを繰り返し見させることで
だんだんと身についていきます。


最近では、
動画を撮って保存することも
容易になりました。


文章にするのが大変なら、
伝えるべきことを
動画にして伝えることも有効です。


こうすれば、
自分が何度も繰り返し教える
必要はなくなります。


便利な時代になりました。


なんでもっと熱意を持って
働けないんだ。


はい、
これは先週もお伝えしましたが、
人は自分のために働いています。


働くことで
自分がどう評価され、
自分の待遇がどう変わるのか?

これが明確でないと、
自分ごとになりません。


だから評価制度が必要です。


評価制度も
一度では理解できませんし、
忘れてしまいますから、

度々なぜこのような評価方法なのか?


そして、本人が
なぜこのような評価になったのか?

これを伝えてあげなければいけません。


就業規則、マニュアル、評価制度。


この3つがあるだけで、
スタッフ雇用はずいぶん楽になります。


一から作るのは大変だと言う人は、
私の会社で使っているものが
手に入るセミナーもしていますので、

興味があったら、
体験会に参加してみてください。

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本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


また来週!



Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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