2022-2-7
【問】初回料金1980円と2980円←どっちが"儲…
経営
田村剛志
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おはようございます。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する
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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
359ターン目をお届けします。
「値上げした方がいいですか?」
最近、こんな相談が多いです。
ご存知の通り、
電気代、家賃、人件費の高騰…
世の中は値上げラッシュ。
便乗して値上げするか
据え置きにするか、
あえて逆張りで値下げするか…。
判断に悩まれている
経営者さんが多いようです。
現実的に、
経営に関わる費用が
上がってきていることは
間違いありません。
電気代はまだしも、
家賃や人件費は一度上がったら
なかなか下げるのは難しいです。
家賃、人件費は
地域によっても様々なので
一概には言えませんが、
経営上必要な利益が
獲得出来るだけの
価格設定にはすべきでしょう。
鍼灸で置針する場合や
EMSや電磁パルスを使って
手を離せる施術をする場合を除いて、
我々の仕事は基本、
顧客と1:1のビジネス。
このため、
1人の施術者が対応できる
顧客の数に限りがあります。
なので、
1回あたりの施術代金が
モロに売上に直結します。
家賃、広告宣伝費、人件費、
銀行借入の返済、消耗品などの経費、
毎月かかるランニングコスト。
これを除いて、
必要な生活費や将来の投資のために
必要な利益を考えた時に
どのくらいの売上が必要なのか?
これを考えた際に、
今の価格で十分に利益が出ているならば
無理に値上げする必要もないでしょう。
反対に、
現在の価格では
十分な利益が獲得出来ないのであれば
値上げをする機会といえます。
値上げをする際には、
離脱者が出ることは
覚悟しなければいけません。
特に3~4月は
新規が増える時期ですから、
集客を強化することを
忘れないでくださいね。
本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございます。
また来週!
Writer
田村剛志 田村剛志の記事一覧
10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。
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