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 スタッフ教育・採用

 田村剛志

スタッフ教育、何から始めたらいい?

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おはようございます。


治療院コンサルタントの田村剛志です。


全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は、
358ターン目をお届けします。


先日、
とある治療家のコミュニティで
オフ会に参加させていただき、

現在スタッフを雇用している方、
もしくはこれからスタッフを
雇用しようとしている方々と
ディスカッションをさせていただきました。


その中で、

『スタッフを教育するには
 何から始めればいいのか?』

という話になりました。


私の意見としては、

目的を伝えることが大事だ。

という趣旨で
お話しさせていただきました。


教育となると、
ついついやり方から
教えてしまいがちです。


しかし、
やり方だけ教えた場合、

こちらが期待している行動と
違う行動をされてしまいがち…。


例えば、
コンビニの挨拶を
思い出してみてください。


全てがそうだとは言いませんが、

多くのコンビニ店員さんは
挨拶をする時やお礼を言う時に
顧客の顔を見ません。


しかも、
あまり気持ちが
こもっていないような言い方です。


挨拶やお礼の目的とはなにか?


挨拶は

・貴方が来店した事に気づいています。
・ご来店いただきありがとうございます。

こういった気持ちを
伝えることが目的です。


お礼は

・商品をお買上げいただきありがとうございます!

・商品を買わなくても
 足を運んでもらってありがとうございます!

こういった気持ちを
伝えることが目的です。


このように、
一つ一つの言動に目的があります。


同じ「いらっしゃいませ」
という言葉にも、

表情や姿勢だったり、
カラダの向き、声のトーン、
声の大きさ、話す速度によって
目的を果たすか否かが分かれます。


言語としては「ありがとう」と
感謝の言葉を発していても、

上記のような
非言語の部分が伴っていないと、

かえって失礼な印象を
与えることにもなりかねません。


だからこそ、
やり方だけではなく
目的を伝えることが重要なのです。


春に向けて
新人スタッフの雇用が
始まっていきますが、

この点に注意して
教育していってあげて下さい。


本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


また来週!

Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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