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 田村剛志

【警告】離患率が高い先生の”ある特徴”

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おはようございます。


治療院コンサルタントの
田村剛志です。


全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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273ターン目をお届けします。


新幹線の中からこんにちは。


緊急事態宣言の影響で
新幹線の中はガラガラです。


さて、我々の業界ではよく
治療、慰安、美容、メンテナンスという
カテゴリー分けを聞きますよね?


そして、私が知る限り、

このカテゴリー分けをしている院では
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
離患率が高い傾向があります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


なぜか?


多くの場合、メンテナンスでは
通院していただけない事が多いからです。


しかし、施術そのものを
治療とか慰安とか美容、メンテナンスではなく
コンディショニングとして捉えている院では
離患率が低い傾向があります。


何が違うんでしょうか?


まず治療と慰安という言葉は
施術が健康保険適応となるか
否かの部分で産まれた概念です。


治療は保険適応
(厳密にはもっと
 細かいルールがありますが、
 ここは割愛します)

慰安は保険適応外。


ざっくりこんなイメージです。


その結果、凄く極端に言うと
治療は高尚なもの、慰安は恥ずべき行為。
というような風土が作られました。


個人的には慰安だって価値あると思います。


慰安旅行とか
みんな好きじゃないですか?


必ずしも必要ではないけど、
好きだから受けるのが慰安。


それに対して好きじゃないけど、
必要だから受けるのが治療。


だから、保険が適応される。


国民が自分では払いたくないけど、
国民の生命と安全な生活を守るために
必要なものだから
保険を適応して補助しますよ。


必要じゃないけど、
好きで受けてるんだったら自己負担してください。


という理屈。


この理屈のせいか、

治療は必要な時に受けるもの、
必要じゃない時は受けてはいけないもの
なんなら、受けない方がいいもの

みたいな理解をされている先生も多いです。


だから少しでも早く卒業させてあげたい
早く治療が必要ない体にしてあげたい
治療のためにだいじな時間とお金を使わせたくない。


こんな感じでしょうか?


これ自体は患者さん想いで
素晴らしい考えだと思います。


だけど現実問題、
治療が必要な患者さんばかりを
相手にしていても

ビジネスとしては
成り立ちにくい部分があります。


でも、必要じゃない施術は
慰安になっちゃうし・・・。


症状が無いときにどうやったら
施術が必要になるだろうか?


あっそうか!

予防だ!
また痛くならないように
また症状が出ないように
メンテナンスを勧めてあげよう!

という感じになったのでしょうか?


メンテナンスという言葉が
業界で流通するようになりました。


ですが、多くの人が、
予防やメンテナンスのために
お金と時間は使わないのです。


歯医者でもそうですよね?


虫歯になって治療してもらうと

「自分での歯磨きには限界があるから、
 予防のために定期的に通院してください。」

って言われますよね?


そして、その理屈はよくわかるし
必要性も理解できると思います。


でも一部の意識の高い方を除いて
多くの方は通いません。


なぜか?


面倒くさいし、価値を感じない。
何より楽しくないし、
また悪くなったら行けばいいよね?

喉元過ぎればなんとやらです。


車でもそうですよね?


事故や故障を予防するためには
定期的にメンテナンスをするのがいい。


高速に乗る前にはタイヤの空気圧を
チェックしないといけない。

と教習所で習ったはずですし、
この理屈がわからない人も居ないです。


でも、やはり定期的に
車のメンテナンスをしている人は稀です。


メンテナンスや予防というのは
現状維持をイメージさせるので、
維持できてて当たり前。


だから、価値を感じない。


当たり前にお金と時間をかけようと
感じないわけです。


では、なぜメンテナンスや
予防では通わないけど、
コンディショニングだと通うのか?


メンテナンスと似たような印象を
お持ちの方も多いと思いますか、
実は全然違う。


長くなってしまったので、
今週はここまで


来週はメンテナンスと
コンディショニングの何が違うのか?
を解説していきます。


本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。

また来週!



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Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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