こんにちは、
治療院コンサルタントの田村剛志です。
全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する
================
田村剛志の繁盛システム経営講座
================
本日は162ターン目をお届けします。
今回の音声はコチラ
・通常速度
・1.5倍速
音声をダウンロードして、携帯プレーヤーなどで
移動中に聞きたい先生はコチラからどうぞ!
↓↓↓
>通常速度の音声をダウンロードする
>1.5倍速の音声をダウンロードする
■■■■■■■■■■■
さて、本日は頂いたご質問に
回答をしていきたいと思います。
今回頂いたご質問がコチラ。
「お正月明けからなかなか
モチベーションが上がらず困っています。
何かモチベーションが上がる
良い方法はありませんか?」
こういったご質問、よく頂きます。
ご質問への直接的な答えには
ならないかもしれませんが、
私からアドバイスをするとすれば、
モチベーションで
~~~~~~~~~~
仕事をするのをやめましょう
~~~~~~~~~~~~~~
というのが回答になるかなと思います。
なぜなら、モチベーションって、
上がったり下がったりで大変ですよね。
モチベーションが高い状態を
維持するのってなかなか難しいですし、
高い状態が続けば今度は低い状態がきます。
“寄り戻し”というのが
必ずきてしまうわけですね。
そうすると仕事にも
波が出てしまうわけです。
年末年始やお盆休みはあるかもですが、
基本的にお仕事にオフシーズンはありません。
治療院経営はずっと続いていくものです。
30年40年と続けていくことを考えると
モチベーションで仕事をしたら
とても持ちませんよということですね。
また、モチベーションが高いと売上が上がる
モチベーションが低いと売上が下がる。
そんな状態だと経営的に
不安定で仕方がありません。
ですから、
モチベーションが高かろうが低かろうが
同じように仕事ができるような
仕組みづくり、システムづくりが必要になるのです。
噛み砕いていうと、仕事を
“ルーティン”に変換していくということです。
そして、ルーティンにするために
基準となるマニュアルを作ること。
これが大事です。
マニュアルと聞くと、
スタッフの教育に使うイメージが
あるかもしれません。
しかし、ひとり先生であっても
マニュアルに則って仕事をすれば
モチベーションに左右されず
同じクオリティで
繰り返すことができるようになります。
そうすると仕事のクオリティも
一定に保たれる形になってきます。
先生のモチベーションが高い、低いで
仕事のクオリティが変わってしまうなんて
患者さんにとってもいい迷惑ですよね。
自分のコンディションが
良かろうが悪かろうが、
同じ料金をもらっているなら
同じ価値を提供し続けなければ
ならないと思うんです。
なので、スタッフがいる院であれば
スタッフのモチベーションも
考えないといけませんよね。
モチベーションのアップダウンが
仕事に影響しないように
しっかりとマニュアルを用意して
たとえモチベーションが低い状態でも
同じようにやれるようにしてあげる。
たとえば、モチベーションの
高い低いによって問診や施術の際の
テンションが変わってくると思います。
このテンションも、
声のトーンや大きさ、スピードで
見え方が変わってくるので
ここも予め決めて訓練しておくと
仕事のクオリティを保てるようになります。
もちろん、繰り返し練習が必要です。
イメージしていただきたいのは
朝の洗顔と歯磨きです。
これらの作業に
モチベーションって関係ないですよね?
それくらい当たり前にすることで
モチベーションと関係なく
作業ができるようになってきます。
なので、モチベーションの
アップダウンに振り回される先生は、
何をどんな順番でどうやるのかを
しっかりマニュアル化して、
1日の仕事のルーティンを決めておきましょう。
そうすることで、
モチベーションが高かろうが低かろうが
安定して仕事ができるようになります。
ぜひ、そうした環境づくりを
今のうちにやっていただけたらと思います。
それでは本日も最後まで
ご覧いただきありがとうございました。
また来週!