クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 田村剛志

<12月じゃもう遅い?!>新年に向け”今”決めるべきこと

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こんにちは。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
本日もみなさまの治療院経営に役立つ情報を
配信していきたいと思います。


治療院コンサルタントの田村剛志です。


全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する


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田村剛志の繁盛システム経営講座
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本日は154ターン目をお届けします。

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さて、本日は11月最終の配信になりますが、、、


そろそろ来年の準備を始めている先生も
いらっしゃるのではないでしょうか。


「まだ1か月あるよ」という声も
聞こえてきそうではありますが、
実は、年末に入ってからでは遅いんですね。


というのも、11月を過ぎると
基本的には『閑散期』に入ってきます。


もちろん、
11月からHPを新規開設したとか、

今までチラシを打ったことがなかったけど
チラシを打ち始めたとかあれば、
業績的に伸びることもあると思います。


ただ、基本的には来院頻度が少なくなり
売上が落ち始める時期に入ってきます。


なので、回数券やプリカをやっているなら
この時期にセールを打って、
売上が落ちる冬の間の補填にするのも
1つの方法なんじゃないかと思います。


患者さんも回数券やプリカに
お金を払っているので、
閑散期の離患防止にもなりますからね。


さて、この冬の時期になると
毎年言っていることなんですけど、、、


これからのシーズンは、
来春、来年3月ぐらいに向けて準備をする
時期なんじゃないかと思っているんです。


今年1年間の反省を基にして、
2月いっぱいを目途に
院のシステムを変更を検討、実行するんです。


具体的に言ったら、

・料金を変えていく
・回数券をプリペイドカードに変える
・プリペイドカードを会員制に変える
・営業時間を変更する
・新しいスタッフを入れる
・定休日を変える

など、システムや戦い方の変更を
決めていく時期になってきます。


ここで、すごく
大事なことが1つあります。


それは、

自分が何のために
~~~~~~~~
治療院を経営しているのか
~~~~~~~~~~~~

という根本的な問題です。


これ、本当に毎年
考え直す必要があると思います。


最近は治療院に関する良い情報が
たくさん出回っていますよね。


だけど、それらの情報って
いろいろな方向性を持っているんですよね。


例えば、まだまだ保険使えるよ
という方向性のノウハウもありますし、

交通事故をどんどん使っていこう
というようなノウハウもあります。


介護施設を併設して
介護保険でこれから食っていこうとか
保険はもうだめだから実費でなど、
情報にもいろいろな方向性があるんです。


それぞれに成功者がいるので
どれも間違ったノウハウではありません。


ただ、ここで見落としてはいけないのが、
自分がそのノウハウの、経営の先に
どんな人生を送りたいのかということです。


これが決まらないまま聞きかじったノウハウを
いいとこどりで寄せ集めてしまうと、
治療院運営がちぐはぐになってしまうんです。


すると、いっぱい勉強したのに
業績が伸びないとか、むしろ悪化してしまう
ということになりかねません。


なので、2019年の準備をしていくにあたって
「自分がなぜこの治療院を始めたのか」
ということを今一度考えて欲しいんです。


私が主催している
『プロジェクト365』というセミナーも
来月12月で最終回を迎えるんですが、
やはり経営理念が大事です。


そこでは、保険や新規に頼らず、
既存の患者さんで売上を立てるという
1つのベクトルを置いて、

1年間にわたって様々なノウハウや
テクニックをお伝えしてきました。


受講生の先生にも、年間で
数百万、数千万と売上がアップした方が
たくさん出てきている状況です。


そして、そうした先生方も
売上が上がった時に、ふと気づくんです。


「たしかに売上は上がったんだけど
 売上を上げて自分は何をしたかったんだろう…」


いつの間にか、経営の目的が
売上を上げることに切り替わってしまう
ことがあるんです。


そして、売上が上がった時に
迷子になる現象が結構出てきています。


なので、もう一度このタイミングで
自分が何のために治療家になったのか
振り返っていただいて、

それを基に自分の方向性に合った
戦略と戦術、ノウハウを選んでいただければと思います。


ここがバラバラになっていると、
気づけば治療院が迷子になります。


理念に則したターゲットは誰か、
理念に則した自分というものが誰なのか。


患者さんに何を提供するのか、
料金の価格帯はどうするのかなど
固めていきましょう。


そして、この理念やコンセプトは
誰かに教えてもらうものではありません。


自分の中にあるものなので、
もう一度この理念というものを
言葉に出して考えていきましょう。


自分が経営で苦しくなった時に
「もう一度頑張ろう」と奮起できるような
理念になっていることが非常に重要です。


ここで綺麗ごとを並べても
意味がないと思いますので、

自分の気持ちの本質の声を
しっかり聞いていただいて、

新年に臨んでいただければと思います。


本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


では、また来週。



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Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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