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 クドケン高木

年末年始の【広告】止めるべきなの?

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こんにちは!

今日は、毎年この時期になると
多くの治療院が“やってしまっている失敗”について話します。

それは…
年末年始は来院が減るから、広告を止める」という判断です。

確かに、冬は

・寒さで外に出たくない
・イベントごとが多い
・支出が重なる

この影響で“即時の来院”は落ちます。

ここだけ見ると「広告を止めるべき?」と思いがちです。

しかし、実際のデータと行動心理を見ると
むしろ 広告を止めるほうが機会損失が大きい のです。

■年末年始は「来院しない」のではなく、「予約しないだけ」

これが本質です。

年末に動かない人ほど、
実はスマホで情報を大量に見ています。

●帰省の移動中
●家でダラダラする時間
●夜更かし時間
●YouTubeやSNSの視聴時間増

各社のデータでは
年末年始のスマホ利用時間は年間でトップレベル。

つまり…

『来院行動は落ちても、検索・情報収集の行動は増える』

ここがポイント。

「今すぐ行く」はしないけど、
「年明けに行こうかな」はこの時期に決まります。

■実際、年明けの予約は“年末に決まっている”

本記事をお読みいただいている先生方の中にも
こういったご経験はありませんか?

・1月4日以降、急に予約が増える
・年始すぐに新規が動く

これは偶然ではありません。

年末年始に
『自分の体を整えよう』
という人が増えるからです。

そしてそのタイミングで
あなたの広告が目に入るかどうかが勝負。

■だからこそ「広告止め」は逆効果

 

年末年始に広告を止めると…

✔ 検索された瞬間に出てこない
✔ 他院に先に認知される
✔ “年始の予約候補”から外れる
✔ 12月末にもらえる“安いクリック”を取り逃す

この4つの損失が出ます。

特に年末は
広告主が減る → 競争が下がる → 獲得単価が下がる
という「おいしい時期」。

ここを止めてしまうと本当にもったいない。

■治療院の広告は“即来院を取る広告”ではなく
“年明けの予約を育てる広告”

他業種と違って、治療院の広告は
“見た瞬間に来る”という作りではありません。

痛み、症状、悩み。
人はこれらを“先延ばし”しがちです。

だからこそ
小さな接触の積み重ね
が年明けの行動を決めます。

今、広告を止めるということは、
この接触の機会をゼロにするのと同じです。


■まとめ

✔ 年末年始の広告は

「今すぐ来てもらうため」ではなく
「年明けの予約を取るため」

これが正しい捉え方です。

もし12月に広告を止めてしまうと、
年明けの予約の種まきがゼロになります。

空き枠がパンパンなど
“明確な理由”がない限りは、
広告は止めずに継続的に回しておくべきです。

 

Writer

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整体院・鍼灸・整骨院・接骨院、いわゆる「治療院」におけるWeb集客のプロ。クドケンSEOチームマネージャー、Web集患ディレクター。得意分野はGoogleを味方につけるアクセス集め。MEO(Googleマップ対策)でもクチコミ数8倍アップ、新患20名増など実績多数。趣味は野球。

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