クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 クドケン高木

【事実ベースで勝つ】治療院経営者がやるべき一つの習慣

127 Views

こんばんは、
クドケンの高木です。

「数字を見るのは苦手…」
「経営判断をいつも感覚でしてしまう…」

そんな先生に向けて、
今回は「事実を基に戦略を立てる
という、

結果を出す治療院経営の
本質についてお伝えします。


◆1. 感覚ではなく「事実」を見る重要性

例えば、
AさんとBさんがぶつかって
カメラが壊れたとします。


  • Aさん:「Bが勝手に倒れた」
  • Bさん:「Aがぶつかってきた」

どちらも自分の“真実”を語っていますが、
事実は「ぶつかった・倒れた・壊れた」だけ

経営判断でも同じです。

「集客が少ない気がする」
「売上が低い気がする」

という主観(真実)ではなく、
数字(事実)をもとに
考えることが大切です。


◆2. 感覚が生む“誤った判断”の罠

  • 「50段の階段は大変」→人によって違う主観
  • 「月10名の新規は少ない」→何と比較して?

感覚に頼ると、
改善すべきポイントを見誤ります。

数字を使えば

「他院平均は月7名」
「昨年より+3名」

と事実がわかり、
正しい判断が可能になります。


◆3. 数字が教えてくれる“意外な強み”

感覚だけで
「チラシは反応が悪い」
と思っていたのに、

数字を集計すると
実は成約率が一番高い媒体だった
なんてこともあります。

数字=事実を記録すると、


  • どの媒体が一番効果的か
  • どの患者層が多いか
  • リピート率が高い施術はどれか

といった
隠れた強み”が
浮き彫りになります。


◆4. 事実を見るための「簡単な習慣」

数字を扱うのが苦手な先生は、
まず以下を習慣化してください。


✅ 日常も“事実ベース”で表現する

  • 「階段が50段あった」(事実)
  • 「バッグは1.2kg」(事実)

✅ 院のデータを記録する

  • 年齢別・症状別の患者数
  • 集客媒体ごとの反応率
  • 回数券・継続プランの購入経路

ポイント:まずはExcelやノートに“簡単に記録”するだけでOKです。

◆5. 事実を基に戦略を組み立てる方法

数字を集めたら、次は分析です。


  • どの媒体が最も集客効果があるか
  • どの患者層が長く通っているか
  • 回数券の購入者はどこから来ているか

強い部分は伸ばし、弱い部分は改善する。
これが数字に基づく戦略立案です。

感覚頼みでは見えなかった改善ポイントが、
数字からはっきり見えてきます。


◆6. まとめ:数字が苦手でも“事実”を見れば経営は変わる

  • 事実:第3者が観測できる数字(例:10人、20万円、50段)
  • 真実(主観):感覚や価値観による評価(例:多い、少ない、大変)
  • 戦略立案:数字=事実を分析し、強みを伸ばし改善点を修正

数字が苦手な先生でも、

「記録する」→「見る」→「動く」

という流れを意識するだけで、
戦略立案力は格段に向上します。


  • どの集客が本当に効いているのか?
  • 患者層はどう変化しているのか?
  • 売上は本当に“少ない”のか?

感覚ではなく、
事実を基に経営すること。

これが治療院経営を成功へ導く最短ルートです。

Writer

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

©2025 治療院経営に役立つ無料webマガジン「クドケンブログ」