
クドケン高木
【事実ベースで勝つ】治療院経営者がやるべき一つの習慣
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こんばんは、
クドケンの高木です。
「数字を見るのは苦手…」
「経営判断をいつも感覚でしてしまう…」
そんな先生に向けて、
今回は「事実を基に戦略を立てる」
という、
結果を出す治療院経営の
本質についてお伝えします。
◆1. 感覚ではなく「事実」を見る重要性
例えば、
AさんとBさんがぶつかって
カメラが壊れたとします。
- Aさん:「Bが勝手に倒れた」
- Bさん:「Aがぶつかってきた」
どちらも自分の“真実”を語っていますが、
事実は「ぶつかった・倒れた・壊れた」だけ。
経営判断でも同じです。
「集客が少ない気がする」
「売上が低い気がする」
という主観(真実)ではなく、
数字(事実)をもとに
考えることが大切です。
◆2. 感覚が生む“誤った判断”の罠
- 「50段の階段は大変」→人によって違う主観
- 「月10名の新規は少ない」→何と比較して?
感覚に頼ると、
改善すべきポイントを見誤ります。
数字を使えば
「他院平均は月7名」
「昨年より+3名」
と事実がわかり、
正しい判断が可能になります。
◆3. 数字が教えてくれる“意外な強み”
感覚だけで
「チラシは反応が悪い」
と思っていたのに、
数字を集計すると
実は成約率が一番高い媒体だった、
なんてこともあります。
数字=事実を記録すると、
- どの媒体が一番効果的か
- どの患者層が多いか
- リピート率が高い施術はどれか
といった
“隠れた強み”が
浮き彫りになります。
◆4. 事実を見るための「簡単な習慣」
数字を扱うのが苦手な先生は、
まず以下を習慣化してください。
✅ 日常も“事実ベース”で表現する
- 「階段が50段あった」(事実)
- 「バッグは1.2kg」(事実)
✅ 院のデータを記録する
- 年齢別・症状別の患者数
- 集客媒体ごとの反応率
- 回数券・継続プランの購入経路
ポイント:まずはExcelやノートに“簡単に記録”するだけでOKです。
◆5. 事実を基に戦略を組み立てる方法
数字を集めたら、次は分析です。
- どの媒体が最も集客効果があるか
- どの患者層が長く通っているか
- 回数券の購入者はどこから来ているか
強い部分は伸ばし、弱い部分は改善する。
これが数字に基づく戦略立案です。
感覚頼みでは見えなかった改善ポイントが、
数字からはっきり見えてきます。
◆6. まとめ:数字が苦手でも“事実”を見れば経営は変わる
- 事実:第3者が観測できる数字(例:10人、20万円、50段)
- 真実(主観):感覚や価値観による評価(例:多い、少ない、大変)
- 戦略立案:数字=事実を分析し、強みを伸ばし改善点を修正
数字が苦手な先生でも、
「記録する」→「見る」→「動く」
という流れを意識するだけで、
戦略立案力は格段に向上します。
- どの集客が本当に効いているのか?
- 患者層はどう変化しているのか?
- 売上は本当に“少ない”のか?
感覚ではなく、
事実を基に経営すること。
これが治療院経営を成功へ導く最短ルートです。
Writer

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