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 クドケン高木

自費の成功者は皆ここを変えた!3つの重要ポイントを徹底解説

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こんばんは、
クドケンの高木です!

本日は、
「自費診療はホームページで集客できない」
という誤解
について深掘りします。

保険診療に頼った
経営モデルが限界を
迎えつつある中、

「自費移行」が重要だと
感じている先生は
多いのではないでしょうか?

しかし実際には、

「うちは保険でやってきたから、自費では集客できない…」
「自費の患者さんはどこか特別なつながりがないと来ない」

そんな“思い込み”によって、
一歩が踏み出せずにいる治療院が
少なくありません。

今回は、
その思い込みを覆し、
HPで自費集客を成功させるための本質
をお伝えします。


自費と保険で分かれる“顧客の価値観”

まず大前提として、
自費患者と保険患者では、
考え方や行動の前提がまったく違います。


▼保険診療を選ぶ人の傾向(=「患者気質」)

  • とにかく痛みを早く取りたい
  • 出費を最小限に抑えたい
  • 体のケアにお金や時間をかけたくない
  • 症状が消えたら通う必要を感じなくなる

このような人たちは、
「仕方なく来る」傾向が強く、
価格・距離・手軽さといった
条件面で治療院を選ぶ傾向があります。


▼自費診療を選ぶ人の傾向(=「お客様気質」)

  • 自分の身体にお金をかけることを前向きに考えている
  • 通院そのものを“体験”として楽しむ
  • 症状がなくても予防やメンテナンスのために通いたい
  • 「この人に任せたい」という“人”を重視する

つまり、
同じ「施術を受ける」という行動でも、
その背景にある価値観が
まったく違う
のです。

自費患者さんは、
“治すため”だけではなく
“良くあり続けるため”に
来院
してくれる人たち。

この層に届く発信ができれば、
HPでの集客も十分可能です。


自費集客の成否を分ける“3つのポイント”

① 施術の価値ではなく「体験の価値」を伝える

自費診療では、
ただ「腰痛を改善します」では足りません。

「どんな空間で」
「どんなふうに扱われ」
「どんな未来が手に入るのか」

という施術を受ける体験そのものの魅力
伝えることが大切です。

ホームページには以下のような情報を盛り込みましょう:


  • 静かで清潔な院内の写真
  • 1対1で丁寧に対応する様子
  • リラックスできる施術空間
  • 予約制によるプライバシー確保

これにより、

「ここなら安心して通えそう」
「ちゃんと自分を大切に扱ってくれそう」

という印象を与えられます。


② 環境を整えずに自費移行はあり得ない

「院内のベッドがギュウギュウ」
「隣の声が筒抜け」
「カーテン1枚だけで仕切られている」

そんな環境では、
自費を払う価値を感じてもらえません。

実際、保険診療主体の治療院では、

「施術には満足したけど、
空間が落ち着かないからリピートはないかな」

という声が出ることも少なくありません。

✅ 空間に余裕はあるか?
✅ 照明・匂い・音などに配慮できているか?
✅ 床・壁・スリッパなどの清潔感は保たれているか?

まずは“環境から”
自費にふさわしい土台を整える。

そのうえで、
その快適さを写真と文章でHPに
しっかり打ち出す
ことが重要です。


③ 自費を選ぶ層に刺さる“メッセージ設計”が必要

たとえば、HPの冒頭で

「○○保険対応」
「初回1,000円〜」

と大きく打ち出していませんか?

こうしたアピールは、
保険患者には響きますが、
自費を検討している層には逆効果です。

代わりに伝えるべきなのは:


  • 「1人1人とじっくり向き合う施術」
  • 「あなた専用のメンテナンス計画」
  • 「再発させない身体づくり」
  • 「本気で変わりたい方のための専門院」

こうした未来を描けるメッセージが、
自費の患者さんには刺さります。


自費集客は「できない」のではなく、「やり方が違う」だけ

自費で集客できないという先生は多いですが、
それは集客手法が保険ベースのままだからです。

HPも広告も、
ターゲットが変われば打ち出し方も
変えなければいけません。

むしろ、自費患者の方がリピート率は高く、
単価も高く、口コミも広がりやすい。

正しい伝え方と環境づくりをすれば、
経営の安定に直結する重要な顧客層になります。


まとめ

自費集客に取り組むなら、
次の3つを見直してください:


  1. 院内環境:快適さ・清潔感・余白のある空間
  2. HPの構成:施術の体験価値・未来を描けるメッセージ
  3. ターゲットとの接点:保険ユーザーではなく“意識の高いお客様”

環境が整えば、
伝えるべき価値が見え、
伝え方が変わります。

Writer

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