
クドケン高木
治療院のリピート率が劇的に上がる!?患者さんの記憶を操る質問法
141 Views
こんばんは、
クドケンの高木です!
実はわたしは、
最近ダイエットを頑張っているのですが、
キツイトレーニングしながら
治療院で使えることないか
考えていました。
そこで思いついたのが
以前、突撃となりの治療院という
火曜日に配信している音声コンテンツで
以前体験したストレッチ専門店の
トレーナーの話を思い出しました。
これはある意味お客さんの記憶を操り
施術がよいものだったといういい記憶を
定着させるものだったのです。
治療院がこれをうまく使えば
施術が終わり家に帰った後も
「あ、、いい施術だったな」
「こういう変化がすごかったな」
と印象付けることができ
口コミや患者さんの再来院の
サポートになっていきます。
では、その記憶を操る方法とは
どういったものだと思いますか?
すごくシンプルです。
すでに当たり前のように使っている
先生も多いと思います。
それは大きくわけて2つあります
1つはプラスへの誘導質問
と
もう1つはプラスの念押し確認
(おうむ返し)
これが患者さんによい記憶を
定着させるポイントです。
例えば施術が終わり患者さんに対して
「○○さん調子はどうですか?」
「施術を受けてみてどうでしたか?」
と聞くと何と答えますか?
「どうでしたか?」
に対して回答に困るのです。
患者さんの頭の中には
素直に今感じていることが浮かびます。
(先生に気を使って口には出しません)
「なんかいまいち変化を感じないな、、」
「まだ痛みが残っているな、、」
と考えるわけです。
そうすると正直にズバット言う人もいますが
多くの場合、先生に気を遣い、
その場では何も言わずに
不満を心の奥底に蓄積したまま帰宅します。
この「どうでしたか」という質問はよくない。
患者さんにプラスの記憶を残すには
プラスのことをイメージしてもらい
言葉に出してもらうべきです。
そしてそれを先生も念押し確認するのです。
プラスの質問+ちょっと具体的な質問です。
患者さんに対して
「○○さん、施術がおわりましたが
どういったことに変化を感じましたか?」
さきほどの「どうでしたか」に比べて
『変化』について焦点が当っています。
この質問にすると患者さんの頭では半自動的に
”変化があった所・感覚”
をイメージするのです。
当然施術における変化というのは
プラスのことになりますね。
「先生、変化と言えばさっきと比べると
なんとなく肩が軽くなった気がする」
「痛みがさっきと比べると軽減しました」
自分の口に出して喋ってもらうこと。
ここが重要なんです!
思っていることを
喋ってもらうのです。
自分の言葉に出すことで記憶に定着し
プラスの記憶が脳内に残ります。
そして追撃、プラスの念押し確認です。
「そうですよね、私が見ても変化しています」
「○○さんの言う通り、
肩がさっきより上がっていますね」
とか
「そうですよね、よかったです。
痛みがさっきより軽くなっているので
あと数回来たらもっと軽減していきますよ」
というように、プラスになるように
先生もすこしニュアンスを変えて
言葉として再定義してあげるのです。
すると患者さんの記憶には
「どうでしたか?」という曖昧な質問による
曖昧な感想・記憶とは変わって
ここの施術には変化がでる、
痛みが軽減するという記憶が定着します。
繰り返しますと
- プラスの回答がもらえる誘導質問
- 先生によるプラスの念押し確認
他に代表的な質問として
「さっきと比べてどれくらい
痛みが軽減しましたか?」
「施術前と比較すると
どのあたりが一番楽になりましたか?」
という質問も、できる先生は
自然に使っていると思います。
この質問1つで患者さんの記憶は
よい状態で定着させることができます。
1つの質問によるテクニカルなものですが
患者さんによい印象を残してもらうために
軽視しがちなものなので
再確認してみてくださいね。
Writer

クドケン記者 クドケン記者の記事一覧

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう