クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 クドケン高木

「売上が上がらない治療院」に共通する“ある習慣”とは?

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こんばんは!

クドケンの高木です。

 

本日は、治療院経営において

現状を打破する方法について説いていきます。

 

先日、治療家の先生とお話する機会があり

久々に外部の先生と交流してまいりました。

 

先生とお話している中で

先生のお悩みは、

 

  • 売上がなかなか上がらない
  • リピートしてもらえない
  • 新規集客がうまくいかない
 

大体この3つの問題でした。

 

そして、

こういった場で先生に聞かれることは

 

「こういった場合、どうすれば良いですか?」

 

という質問です。

 

こういった質問を受けると必ず

 

「それって数字に置き換えられますか?」

「その原因はなんだと思いますか?」

「それをやっている目的は何ですか?」

 

としつこく、しつこーく

逆質問して現状を聞き出していきます。

 

そうすると、大体の先生がその場で、

 

『う~~ん』と唸ってしまうか

『~のような気がします…』

 

という自信なさ気な答えになって

返ってきてしまうのです。

 

お話をお聞きしてその場で一緒に解決策を

捜していくのですが、ここで感じた事は

 

治療院の先生は今までも、これからも

感覚だけで生きている、さらには

数字に弱いということです。

 

ですから、なかなか今陥っている

不振の原因を突き詰めることが

出来ないのです。

 

そんな問題を抱えている先生に

決まってアドバイスすることは

とてもシンプルなんです。

 

まずは自分の院を分析すること

 

つまり、

「現状の把握」をすることです。

 

まず、自分の院を分析する事によって、

問題点や目指すべき方向性を明確に

していく必要があります。

 

これにはもちろんお金は一切かかりませんし

強いてかかると言えば自分の時間だけ。

 

これがしっかりと出来れば、

色々なセミナーに参加したり

教材を購入してジタバタもがく必要は

ないかもしれません。

 

めんどくさいと思わずに、丁寧にしっかり

行わないから今の不振の原因が

ハッキリしないのですね。

 

ですから、もしも自院の現状を

把握出来ていないならば最低限、

現状のリピート率を把握することをお薦め致します。

 

リピート率に関しては初診から

どれだけ来院があったかを「数値化」する

ことが重要になります。

 

1回目から2回目、2回目から3回目、

3回目から4回目、、、と、

とにかく記録をとっていきます。

 

正確に調べてもらえればわかりますが

自分が思っていたより「低っ!!!」

 

と思うことはよくよくあることです(笑)

 

.

 

そしてさらに、来院している患者さんの

年代や男女比率、来院エリア、主訴など、、

 

先生の治療院に来院されている患者さんに、

何か特徴はないかも調べてみてください。

 

売上げの構成要素を調べる事によって

自院がどのような構成で成り立っているか

自院の「売り」や「特徴」が見えてくるはずです。

 

重要なのは、こういった現状の分析と

出された数字によって先生のとるべき行動が

決まってくるということです。

 

現状の分析が出来るようになると

例えば、、

 

「新規患者さんが少ない」

という問題も

 

既存患者さんのリピート率は何%か?

1人当たり約何回リピートしているのか?

平均来院回数は?

 

などデータとして把握していると

 

「実はリピート率が悪いことが原因だった!」

 

「仮にいくら新患さんを集客しても結局

ザル経営で売上に繋がらないな…」

 

なんてこともわかるのです。

 

もちろんそんなときは、新規集客の前に

リピート率を上げる施策に力を注いだ方が

結果として売上に繋がりますよね。

 

そう、答えはシンプルなのです。

 

なぜわからないのかというと

それは、判断基準がないからですね。

 

何からすれば良いのか、、、

どの順番で手を付ければ良いのか、、

 

結局何もしない現状、

この悪循環を断ち切るには

 

現実に起こっている問題から

順番に考えていくことが重要になります

 

今まで通りの戦略で行けば、

今まで通りの結果が待っているだけなのです

 

結果を変えたければ、大元の先生の行動基準を

変える必要があります。

 

何か悩みを抱える先生はまず

客観的なデータとともに現状を

把握してみてくださいね。

Writer

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