クドケン高木
知らないうちに患者様を遠ざけていませんか?
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こんばんは!
クドケンの高木です。
本日は、
『リピート率を下げてしまう
こんな間違いしていませんか?』
というテーマでお送りします。
もしかしたら、無意識の内に
リピート率を下げることを
先生もしてしまっているかも
しれませんよ…
先日、名古屋に出張に行ってきました。
せっかく名古屋に来たのだから…
ということで、
ちょっと値は張りますが
できたばかりの話題のレストランへ行きました。
クチコミの評価も良く、
内装なども非常にこだわっていたお店なので
サービスへの期待感も自然と高まります。
しかし…
食事の後に会計を済ませて、
トイレに立った僕が席に戻ると、
領収書とお釣りを
同僚が受け取っていました。
本来、領収書とお釣りは
支払った人に返すもの。
それが出来ていない事に、
違和感を覚えました。
これが、治療院経営に
どう繋がるのかと言うと、
こういうことです。
【患者さんは院の外観や
エキテンなどの評判を
真に受けて来院する】
僕の友人で、高級焼肉店で有名な、
叙々苑の元店長は
こんなことを言ってました。
「叙々苑だから、
サービスも良いんだろうと
思っているお客さんが多い。」
「それにより、スタッフが
気疲れするので、
そのケアが大変だった」
くどいようですが、
お客さんは勝手なイメージを
持って来店します。
高級焼き肉なんだから、
サービスは良いだろう。
高級ホテルなんだから、
サービスは良いだろう。
エキテンで評判が良い
治療院だから腕も
サービスも良いだろう。
ホームページが綺麗だったから、
腕もサービスも良いだろう…と。
しかも、基本的に人は
減点法でものごとを判断します。
良い物探しをするよりも、
悪い物探しをする方が
簡単なんです。
まとめます!
患者さんは自分勝手
イメージや期待値を持って、
治療院に来院する。
だからこそ、
患者さんの期待値を下げない
ように注意する必要があります。
物凄く基本的なことですが、
- 綺麗に掃除されているか?
- 院長、スタッフの対応は良いか?
- 患者さんの話をちゃんと聞いているか?
- 優柔不断な態度をとっていないか?
- きちんと挨拶しているか?
- 清潔感はあるか?
どれもこれも、小学校のころに
習うようなことばかりです。
いわゆる常識・マナーの領域です。
しかし、こういったことを
パーフェクトにできる人は
決して多くありません。
また、これから分院展開を
検討している先生は、
はやる気持ちを抑えて、
オペレーションを完成させてから
開業してください。
そうしなければ、
お伝えしているレストランと
同じ状態になります。
リピート率をUPするには
新たにスキルを身につける必要が
ありますが、
リピート率を下げているものを
止めることは簡単です。
だからこそ、基本を思い出して、
たまにでよいので振り返ってみて下さい。
患者さんを遠ざけている
何かが見つかるかもしれませんよ。
Writer
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