クドケン高木
患者は無意識に”嘘”をついている?
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こんにちは。
クドケンメルマガ編集部
早川です。
本日は、
予約電話がかかってきたときに
「ホームページ見ました!」
という
この発言にクローズアップしてまいります。
意外と治療家さんは
見落としがちなものなので
電話がかかってきた時を
イメージして読んでください。
問診の時にアンケートのようなものを
書いてもらう場合もあるでしょうし
電話口で
「ホームページ見て電話しました」
と言われたら
ホームページでカウントしていますよね。
ここが大きな間違いなのです。
よくあるパターの例
👤治療院・サロン側
「当院はなにをみて電話していただけましたか?」
🙋患者さん
「ホームページです」
はい。
ホームページから
新規患者さんがひとり来た
となっていると思います。
これは疑ってかかってください。
実際にホームページを
最初に見てから予約している人が
すべてではないということです。
そもそもホームページで
来院するという事を考えてみましょう。
ホームページから来院するという事とは?
ホームページをみてから
来院するケースは2つあります。
1、
検索結果から他の治療院と
比較してくるパターン
2、
他の媒体で名前を知って
指名検索でくるパターン
になります。
1、の検索エンジンの
結果というのは
例えば、
『地域名 整体』
と検索して
他の治療院サイトもたくさんある中
選んで来院するケースです。
SEO対策やPPC広告などが
しっかりできていると
1、のパターンが多いです。
中には口コミサイトなどを見て
比較してくる場合もあります。
これは必ず
「ホームページ見ました」といいます。
問題が2、のパターンです。
指名検索、つまり
治療院名や先生の名前を検索して
ホームページにたどり着く場合です。
この場合も
「ホームページ見て電話しました」
と答えるケースが
すごく多いのです。
例えば…
通りがかりの看板を見て
治療院の名前を覚えて
家で検索して探ってから電話する場合や
チラシや地域タウン誌の
広告を見てから
ホームページで指名検索して
探ってくる場合もあります。
つまり、
この他の媒体をみてからの
「ホームページ見ました」
をホームページの新規に
カウントしてはいけないのです。
きっかけが地域タウン誌に
広告を出してから
「ホームページ見ました」
はタウン誌にカウントします。
通りがかりで治療院の事が
気になって調べた人は
通りがかりに
カウントしないといけません。
現状、
すべての媒体の最終確認ポイントが
ホームページになっているのです。
最近では顕著にテレビCMなどで
「○○と検索!」
と流れていませんか?
電車や雑誌の広告でも
「詳しくはWEBで○○と検索!」
と書かれていませんか?
そう、つまり現代人は
他の広告や通りがかりや
口コミでもかなりの確率で
治療院名、サロン名、
先生の名前で検索するのです。
そして、放つ言葉が
「ホームページを見て電話しています」
なのです。
では、正確な統計を取る為には
どうしたら良いでしょうか?
正確な計測の取り方
👤治療院・サロン側
「当院(当店)を知った
“きっかけ”はなんだったのですか」
「当院(当店)を初めて知ったのは
何だったんですか」
これが正しい質問方法です。
この質問ですと、
患者さんはこう答えます。
🙋患者さん
「いやたまたま通りがかりで気になって、、、」
「○○誌に広告載っていたんで、、」
「友達から名前を教えてもらったんです」
こうなったらそれぞれの
集客経路に分類するのです。
ここまで正確に統計していないと
ホームページで○○人の来店
とは正確には言えません。
広告や新規集客経路の計測ミスは
新規集客費用の予算配分などに
大きな影響を与えます。
ホームページから
毎月20人は来ています!
と言っても実は
そのきっかけのほとんどは
通りがかりだった
という事例もあります。
ホームページはこれからも
重要な集客媒体になりますので
より正確な測定が
必要になってきます。
是非、新規患者さんに聞く質問を
変えてみてください。
数字がかなり変わる
治療院・サロンさんも
出てくるのではないかと思います。
正確な来院データは
今後のあなたの運命を
ガラリと変えるデータに
なるかもしれませんよ…
Writer
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