斉藤隆太
患者さんの「不」を解消する!
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こんにちは!クドケンの斉藤です。
本日は、患者さんの「不」を解消する
というテーマでお送り致します。
「不」とは、、、
不安、不満、不便、不快など
人々の頭の中にあるあらゆる
問題点のことです。
身体の症状ばかり見るのではなく
患者さんの「不」にも
注目してみましょう。
■■■■■本日の音声はこちら■■■■■
「 患者さんの「不」を解消する! 」
通常速度(7分15秒)
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1.5倍速(4分50秒)
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※クリックすると音声が流れます。
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最近、主婦の間で
キッチン雑貨や便利グッズが
すごく流行っているそうです。
先日、たまたま見ていた
テレビ番組で大手デパートの
キッチンフロアが特集されていました。
番組の内容は、
北欧デザインのかわいい小皿や、
機能的で便利なキッチン用品など、
いろんなアイテムを紹介しながら
主婦の感想を聞くというものです。
テレビ番組を見ていて、あれ?
と感じたことが1つありました。
実は主婦の皆さんは
「料理嫌い、洗濯嫌い、掃除嫌い」
な人がほとんどだというのです。
「毎日、献立を考えるのが苦痛」
「洗濯は干すのもたたむのも面倒」
「出来ることなら一生家事から
開放されたい!」
なんて本音を話しながら
キッチンフロアを周っています。
その中で、レポーターが
主婦の方々にかわいい雑貨を
買い揃える理由を聞いていました。
すると、
主婦の1人はこう答えます。
『私は家事が嫌いです。
だから気分を上げるために
かわいい雑貨を揃えたり家事が
楽になるような便利グッズを
買い揃えるんです』
まさにこの答えこそ、
今回のテーマである「不」を
解消するという話に繋がってきます。
かわいいキッチン雑貨や便利グッズは
嫌だけど、家事はやらなければ
いけないと思っている主婦の
「不」を解消する1つの形なのです。
世の男性はどこかで、
「主婦は誰でも、、
料理好き、洗濯好き、掃除好き」
と決めつけてしまいがちですが
そこから間違った解釈が
始まってしまいます。
もし、家事嫌いの主婦に向けて、
何か役立つものを提供するとすれば、
主婦が抱えている
家事への不満、不平、不信、不具合、
不安、不快、不自由などを
片っ端から集め
主婦たちの気分を
理解しなければいけません。
そして、その「不」を
解消するためのものとして
便利で、おしゃれでかわいい
キッチン雑貨を提供するのです。
この「不」を解消するという話は
今後の治療院業界の動向にも
大いに当てはまります。
先生は普段、患者さんの「不」に
ちゃんと耳を傾けて聞いていますか?
■患者さんが不満を感じていないか?
■患者さんが不安を感じていないか?
■患者さんが不快に思っていないか?
■患者さんが不便と困っていないか?
などなど、患者さんの「不」を
引き出し「不」を解消する商品や
サービスを提案していくことが
今後の勝ちパターンになってきます。
それが患者さんのためでもあり、
顧客満足度アップにつながるのです。
ビジネスの基本は人が抱えている悩み
(不安、不満、不便など)を見つけ、
解決してあげるところにあります。
そして、それは治療だけに限りません。
例えば、、
治療院に通っている患者さんの中でも
こんな患者さんがいたら
外食が多く栄養が
偏っている患者さん
徹夜続きで睡眠が
足りていない患者さん
運動不足で肥満体質、
筋力不足の患者さん
こういった生活をしている患者さんを
施術だけで完璧な体調にする事って
難しいですよね。
こういった場合、
外食が多く栄養が
偏っている患者さんには
栄養補給が出来る
野菜のサプリメントを
勧めてみる。
徹夜続きで睡眠が
足りていない患者さんには
酸素カプセルの使用を勧める。
運動不足で肥満体質、
筋力不足の患者さんには
腹筋効果のある電気治療を
勧めてみる。
などなど、抱えている悩みに
フォーカスしたサービスであれば
売れる商品に当然なっていきます。
もしかしたら、治療院で
野菜が売れるなんてことも
あるかもしれませんね。
ここで再確認して
頂きたいことは
患者さんは施術をしてもらいに
来ているのではなく体の不調を
改善する為に来院しているのです。
その不調を改善させる事が
出来る最適な方法を提案する事が
先生の仕事でもあります。
決して、治療家だから施術を
提案しなければならないって事は
無いのです。
健康食品に自宅で出来る電気機器、
まくらや骨盤パンツなどなど、、
その患者さんにとって最適な
解決方法を提案するのです。
患者さんは
身体の不調を改善するために
来ています。
患者さんの身体に問題が
発生していたら、
施術に限らずそのために
商品やサービスを堂々と
提案してみてください。
問題を抱えている患者さんは
きっと興味を持ち話を
聞きたがります。
そして、勧める商品も
『患者さんの為に作った
商品かどうか』がポイントです。
ほとんどの商品、サービスは
作り手が作りたいものを
作っているケースが多いんです。
しかし結局、自分が抱えている問題を
解決させてくれるものじゃなければ
サービスを受けてはくれません。
患者さんの事をしっかりリサーチして、
患者さんにとって最適な解決方法を
提案出来るような治療院がこれからは
必要になってきます。
患者さんの抱えている問題を
トータルで解決してあげられる。
そんな治療院を
目指してまいりましょう。
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