斉藤隆太
【音声解説】院の雰囲気をがらりと変える方法
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From 池袋より、、
こんにちは!クドケンの斉藤です。
本日は最近驚いた出来事を
シェアしたいと思います。
最近の先生は治療をすることが
楽しいですか?
働くことが楽しいと
感じていますか?
もし、先生が今働くことが
楽しくないのなら、それは
お店の雰囲気にも現れています。
■■■■■本日の音声はこちら■■■■■
「院の雰囲気をガラリと変える方法 」
【音声】5分39秒
↓↓↓
http://kudoken-file.com/mp3_sound/uresii.mp3
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先日、打合せに行った
帰りのことです。
時間は22時を過ぎていた
と思います。
打合せ内容をまとめてから
帰宅しようと思い、駅近くの
モスバーガーへ入ったのですが…
店内の光景がちょっと
変わっていたのです。
扉を開けると、、、
ある人が僕の方に向かって
来ました。
「いらっしゃいませ!!」
『んんん!?』
そこで迎えてくれた店員さんが
高齢のおばあさんだったのですが…
ぼくは目の前に広がる光景に
目を疑いました。
よく見ると、
接客しているスタッフも
厨房にいるスタッフも
『店員さんが
おじいちゃん、おばあちゃんや、、』
と思わず呟いてしまったのですが
ファストフード店にしては
スタッフの年齢層が明らかに高い。。
推定年齢65歳以上の
高齢の方々が制服に身を包み
意気揚々と働いていたのです。
後から知ったのですが、
実はこのお店【モスジーバー】
と呼ばれている店舗だそうです。
おじいさん(ジー)と
おばあさん(バー)と
モスバーガーを組み合わせて
モスジーバーです(笑)
もちろんそんな名前の店舗が
あるわけではなく、
働いている人に高齢者が多いこと
以外は、一般的なモスバーガーと
何ら変わりはないようです。
始めは、人員確保のために
雇われたジーバー達ですが、
思った以上に力を発揮し、
今ではなくてはならない存在に
なっているとのこと。
この店舗ではなんと、
アルバイトの2割を60歳以上の
高齢者達が占めています。
肝心の接客はというと
おばあちゃん店員
「いらっしゃいませ!
遅くまでお仕事だったんですか?」
自分『ええ、打合せがあって、、』
おばあちゃん店員
「大変ね~
身体壊さないようにね~」
と、コーヒーを
注文しただけなのですが
とても物腰柔らかな接客で、
しわくちゃの笑顔に
和まされました。
何よりも本当に楽しそうに
充実した様子で働いて
おられました。
気になる方はぜひ
【モスジーバー】で
調べてみてください。
さて、今回の出来事を通して、
感じたことは店の雰囲気は
そこで働いている”人”が
作るものだということです。
治療院の場合も同様で、
院の雰囲気は
人間性や人柄
笑顔か無愛想か
清潔か不潔か
話し方や出で立ち
心から楽しんで仕事を
しているか
など、
普段そこで働いている
先生やスタッフ、
受付さんが作るものです。
普段つまらなそうな顔で、
仕事をしていませんか?
楽しそうに見えなければ、
治療される患者さんも
嬉しい気持ちになりません。
院長がつまらなそうに
仕事をしていれば、
他のスタッフにも
伝染していきます。
治療技術ももちろん
大事ですがやはり
治療技術だけで
患者さんに来院してもらうには
限界があります。
患者さんが通い続ける
仕組みがあっても、
それを動かす人が大切です。
患者さんも相手を選び
動きます。
治療院に来て、先生の成長や
治療院の変化に刺激を
受けたいと思っています。
そのためには
治療の勉強以外にも
時間とお金を使うことが
必要かもしれません。
もし、今モチベーションが
上がらないとお悩みの先生は
自分はどんな治療院を
作りたかったのだろう?
と思い出してみてください。
ずっと院内にいて、
患者さんばかり相手にしていると
いつの間にか夢を見失います。
開業当初の夢を思い出し、
明確にして宣言し続けてください。
治療をすることが
楽しいという気持ちを
先生が表現することで
患者さんも嬉しくなるはずです。
モスバーガーで働く
ジーバー達のように何歳になっても
楽しんで働くことを意識して
いただければと思います。
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