クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 斉藤隆太

既存患者さんの流出を防ぎ、安定した経営をする秘密

3168 Views

こんにちは!
クドケンの斉藤です。



本日のテーマ


治療院における継続課金の仕組み



売上を上げるためには、
1人あたりの単価を
上げようという考えが
一般的ですが、


継続課金というのは、
毎月定額制にすることで


1人あたりの単価が
少し下がっても“細く長く”
お支払い頂くことを念頭に
置いています。


しっかりと考えて導入すれば、

経営も安定し患者さんの体調も
安定していきます。




継続課金というのは、
一般の治療院に導入するにあたって、
まだまだ抵抗がある先生も多いかと思います。


しかし、よくよく
考えてみると患者さんにも

しっかりとメリットが

ありますので、


1つの経営方法だと思って、
考えてみて頂ければと思います。



治療院を支えているのは

既存患者さんの数です。


何十年と経営しており
地域に根づいた治療院であれば、


身体に不調が起きたら
治療院に行くという、
患者さんの数が多いので
経営が安定しています。


この既存患者さんの数を
安定させるには、地域に
根付いていく必要があり、
それなりの年月がかかります。


安定した経営状態を目指すには



開業間もない院の場合、
患者さんの絶対数が
足りないので経営が
不安定だといえます。


また、既存患者さんの数が
安定しない理由として、


患者さんが


身体の不調を訴える

治療院で治療を受ける

数回の施術で症状が改善

不調が起きるまでは
治療院に通わなくなる。





この流れが一般的で、
既存患者さんが流出し
常に新規患者さんが必要な
状況となっているからです。


そこで、経営を
安定させる1つの方法として

継続課金という考え方が
広まってきました。


自院を地域に根付かせ
既存患者さんの数を
安定させるには、時間が
かかりますがその悩みの
解決策が継続課金なのです。


継続課金で
思いつくものは、

毎月の月謝が発生する
スポーツクラブや英会話、


携帯電話など毎月口座から
引き落とされる定額制など
ですね。


これらの料金形態は、

解約しない限り
支払いが永久に続きます。


この考えを治療院に
取り入れて導入すると




✅○年縛りで月額○○円を
 引き落とす型

✅○ヶ月契約でコースを作る型

✅会員制にして会費
    +
 割引料金の施術にする型






などです。


メニューやベッド数、
稼働率によっていくつか
パターンが考えられますので、


自院にあった継続課金
モデルを考える必要が
あります。



では、どう考えればいいのか?



ポイント



メンテナンス(予防)を
推進していくことが1つです。


身体に痛みがなくても、
定期的に来院する患者さんを
増やすために、


メンテナンス(予防)を
浸透させます。







治療 

メンテナンス(予防)

メンテナンス(予防)

メンテナンス(予防)





一度改善した身体に、

不調が起きないように
定期的にメンテナンス(予防)

していきましょう!という考え
に継続課金を当てはめるのです。


そうすると既存患者さんの
母数が安定し、経営も
安定していきます。




治療メイン

予防(メンテナンス)

継続課金モデル







継続課金の内容としては、






✅月額○○○円支払えば
 何回来院して通い放題

✅月○○○円で一回目は無料
 2回目からは○○○円かかる

✅月額○○○円の会費で
 すべての施術が半額になる





など治療スタイルによって
変えていきます。


ポイントは、継続した方が
明らかに安かったり優遇を
受けられるような内容にする
ということですね。


それから、
メンテナンスを進めると同時に、
定額制の方がお得であり、
通いやすくなることを
しっかりと説明することです。


当たり前ですが、

決して無理矢理、契約に
持ち込んではダメです。



患者さんにしっかり
メリットがある料金体系で、
毎月体のメンテナンスを
行えるのであれば、


継続課金というのは

両者にメリットがある
考え方です。



経営を安定させ、
患者さんの体調も
安定することを目的
にして


継続課金の導入を
考えてみてはいかがでしょうか。


しっかりとした考えのもと
導入出来れば、先生の治療院
経営に安定をもたらしますよ。


本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。


本日の格言

20160217_kakugen

Writer

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