クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 斉藤隆太

患者さんを失ってしまう”閉店間際”の注意点とは?

4110 Views

こんにちは!
クドケンの斉藤です。


本日は

「閉店時間が近づいている時こそ
気を引き締めよう」


という内容でお届け致します。


音声をお聞きになる方はこちらの
URLをクリックして下さい。



■■■■■本日の音声はこちら■■■■■

「閉店時間が近づいている時こそ
 気を引き締めよう」

・通常速度(5分28秒)


・1.5倍速度(3分38秒)


※クリックすると音声が流れます。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■




つい先日の話です。


家族が入院していたのですが、
無事に退院することになり
薬をもらうために、
ある調剤薬局に行きました。


店内には二人の女性が
いました。

一人は薬剤師、もう一人は
受付の方です。


僕が自動ドアを
くぐり抜けた途端


「いらっしゃいませ…」


と、明らかにやる気の無い
挨拶と共に迎え入れられます。


この受付の女性、、
なぜかわかりませんが
あきらかに

不機嫌

なのです。


恐らく20代くらいの方だと
思いますが、
笑顔の無い冷たい表情…。


終始うつむき加減で
あまり良い気分とは
言えません。


処方せんを渡した時も、

無言でバサっ!と
奪われるように
取られてしまい


「えええ!?
もっと優しい受け取り方
あるでしょ。。」


と、驚きとともに
呆然としてしまいました。


なぜ、この受付さんは
こんな態度なのか?


次のお客さんが来て
その理由が判明します。


僕の後に一人のおばさんが
入ってきました。


もちろん対応は
例の受付さんです。


その受付さんは
更に不機嫌な表情を
浮かべながら
対応している最中に
チラッと壁時計に視線を
向けたのです。


その瞬間ピンと来ました。


お店の営業時間を
確認すると、、


『閉店は17時、、
現在の時刻は16時55分!』



そう…つまり
閉店時間近くに入ってきた
僕とそのおばさんは
ウザイ客以外の何者でも
なかったのでした。


要するに、
定時に帰れないかもしれない
という不安の表れが態度に
出てしまっていたようです。


閉店時間ギリギリの
時間帯に冷たい対応を
受けた出来事でした。


・・・・・・・


「閉店時間が近づくと、
 仕事が雑になる」


これは治療院でもあります。


例えば、



「施術終了の時間が、
閉店時間ギリギリに
終わるような患者さんは
断ってしまう」


「もう患者さんは
来ないだろうと院内で
ふざけて遊んでいる」


「店頭で看板を見ている
人がいても、忙しく事務作業を
しているふりをする」




などなど、どうしても
気が緩みがちな時間帯です。


当然のことながら
院の前を通った人は、
院に対して好印象を
持つことはありません。


施術中も同じです。


面倒そうな態度や
声というのは、相手に
バッチリ伝わります


早く帰りたい時や
疲れている時こそ、
その先生の人間性が
わかってしまいます。


施術を受ける
患者さんからすると、


「この先生疲れているのかな」
「もう終わりだから、手を抜いて
 いるのでは…」

と、閉店時間近くは
患者さん側も
気を遣っています。



どうしても
閉店間際の時間帯は、
施術や接客レベルが
低下しやすい時間帯です。


しかし、、どんな理由が
あったとしても患者さんには
関係ありません。


患者さんに嫌な思いを
させないよう勤務時間内は、
プロとしての仕事を
まっとうするべきです。


閉店時間が近づいている時こそ
気を引き締めて仕事に取り組んで
頂ければと思います。









本日の格言

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Writer

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