斉藤隆太
リピート率がアップする3つの提案とは?
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こんにちは!
クドケンの斉藤です。
本日のテーマ
患者さんとより深い人間関係を作る為に必要な要素
深い人間関係を築いていく上で
必要な要素は
「接触頻度」
と
「接触濃度」
です。
患者さんに長期的に
リピートしてもらうには、
この2つを意識した
対応が必要になります。
✅月に一回しか合わない美容師さん
✅毎日通うスーパーの店員さん
✅毎朝挨拶するご近所さんなど
全然素性も知らず、
挨拶するくらいなのに
気がつけば、親近感を持ったり
仲良くなっていたりすることが
ありますよね。
感情的な好みはあるかも
しれませんが、
自然と人間関係が
できていることがあります。
また、実際に会わなくても
テレビで見る回数が
多い芸能人などに対しては
いつの間にか親近感を
持ってしまったりします。
この、
いつの間にか親近感を持っている要因こそが
『接触頻度』の力です。
治療院においては、
治療に来てもらう回数や
間隔などを調整することが
接触頻度にあたります。
短期間に来院回数を増やしていくことで
深い人間関係が構築され好感度が上がってきます。
反対に、
最後の接触から時間が空けば空くほど、
好感度は落ちていきます。
なので、
出来るだけ時間を空けずに
たくさん患者さんと接触する
ということを意識して頂くことが
重要なポイントです。
クドケン店舗では
回数券やプリカなどを
買って頂いたら、
短い期間に複数回
通って頂くことを
意識して指導しています。
”クドケン流”指導方法
クドケン店舗では
ベター、ベスト、グッドという三段階で
来院して頂くよう患者さんに提案しています。例えば、
週2回来て頂くのを
ベストの通院期間として
まず最初に提案にする。
↓
でも週2回来るのは
時間的に結構きつい、、
そんな方には
↓
週に1回来て頂く
ベターの提案をする。
それでも忙しい、、
週に1回でもきつい
という方には
↓
最低ラインの2週間に
1回、月に2回という
グッドな提案をする。
もうこれ以下だとなかなか
効果が出ないですよ。
と言うように、
ベター、ベスト、グッド
の3段階で指導を行っています。
週2回のペースで
おいでになるんでしたら
回数券やプリカがお得ですよ
という話にも持って
いきやすいというのも
ポイントの1つです。
それでも物理的に来れない
という人に対しては
「どうしても週2回
来てください」
と無理やり言ってしまったら
「そんな時間ありません」
と、そもそも関係性が
作れません。
なので、その場合は
「ベストは週2回なんですけど
○○さんはどのくらいのペース
だったらおいでになれますか」
と相手に合わせる提案を
奥の手として用意しておくと
いいですね。
そして、
接触頻度を高めるという意味では、
施術だけでなく
✅毎月ニュースレターを送ったり
✅LINEやフェイスブック、
✅ブログなど通じて院の情報を配信
することも効果的です。
最近ですとLINEの
タイムラインという機能を
使うことで、
既存患者さん向けに
予約状況や健康情報を
伝えることができます。
ちなみに、この
『接触頻度』は
集客にも役立ちます。
なぜなら、
定期的にポストに投函
されているピザ屋のチラシや、
健康食品や化粧品のカタログ
など
何度も届いたら段々と
その会社や商品が気になって
きますよね?
これは治療院の集客でも
同じです。
例えばチラシ集客で考えると、
毎朝、同じ時間、同じ場所で
同じ人がチラシを撒いていたり、
1週間に1度、同じ治療院の
チラシがポストに入っていたら、
治療院に興味がある方は
自分のタイミングで予約を
するはずです。
「接触濃度」について
接触濃度というのは、
1回の接触に対してどれぐらい
関係性を築けるか?
ということを言います。
例えば1時間一緒に
いたけど「こんにちは」
という挨拶だけで
終わったのか、
それともいろんな会話を
したのかっていうことで
接触濃度は違います。
治療院においては、
✅治療を提供する、熱心に話しを聞く
✅体の知識、専門知識を教える
✅先生のストーリー、趣味を伝える
✅患者さんの改善例や治療効果を伝える
こういった内容を患者さんに
お伝えし接触濃度を高めるのです。
私生活は一切公開しない
黙々と治療する先生か、
プロフィールや趣味などを公開し
いろいろお話してくれる先生か、
患者さんから見て、
どちらの先生の治療を
受けたいと思うかです。
接触回数を高く、接触濃度を
意識して人柄を伝えていくと
好感度が上がっていき
人間関係が構築されていきます。
人は接触する頻度と濃度で
人間関係の深さを決めて
いるということを意識して
患者さんと接して頂ければと思います。
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。
本日の格言
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