斉藤隆太
【音声解説】患者さんをファン化する近道は・・・
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こんにちは!
クドケンの斉藤です。
今回は、患者さんの
「自己重要感」をくすぐって
ファン化する方法について
お伝えします。
「自己重要感」とは
✅自分自身が価値のある
存在である
✅人から尊敬されたい、
認められたい
という誰しもが持っている
欲求のことです。
患者さんとの信頼関係を
築く上で、この「自己重要感」は
大切な要素となります。
今以上にファン患者さんを
増やしたいとお考えでしたら、
今回お伝えする
内容を参考にしてみてください。
本日の音声はこちら
「患者さんをファン化する近道を教えます」
・通常速度(7分24秒)
・1.5倍速度(4分56秒)
※クリックすると音声が流れます。
サービスが一番
凄いところはどこ・・・?
と聞かれたときに
僕がパッと思い浮かぶのは
ホテルリッツカールトンです。
リッツカールトンでは
お客様のさまざまなニーズを
記録し、スタッフ同士で
シェアします。
たとえば、
あるお客様は
「羽根枕でなくて、そばがら
枕がいいんだ」といい
また、あるお客様は
「タオルを3枚多く欲しい」
他にも、
「いつも同じ場所の部屋がいい」
「いつもフィットネスクラブに行く」
「いつも同じワインを飲む」
など要望は様々なはずです。
それらを記録し
スタッフ同士でシェアし、
次回そのお客さんが
宿泊する際には
そのお客様の
趣味嗜好に合わせた手配を
しているのです。
お客様も気づかない潜在的な
願いを叶えるために。
スタッフ1人につき20万円の
決済権を持っているというのは
有名な話です。
このリッツカールトンが
行っているようなサービスが
「自己重要感」
を満たす瞬間ということです。
ファン患者さんを増やすための
ヒントはここにあります。
もう少し身近な例で
考えてみますと
例えば飲食店などで、
店員さんと顔なじみになると
いつもと同じ席に
案内してくれたり、
料理や飲み物も、
「いつものでよろしいですか?」
と声をかけられたら
うれしいですよね。
つまり、人は誰もが
その他大勢ではなく、
自分を一人の人間として
周りから承認されたがっているのです。
✅人から覚えてもらいたい。
重要視されたい。
✅興味関心を持ってもらいたい、
凄い人なんだと思われたい
自己重要感を満たすということは、
「ここは自分の居場所なんだ」
と感じるのにとても重要な役割を
はたしているのです。
これだけお伝えすれば
患者さんの名前と顔を覚えたり、
前回の施術コースや
施術中に話した内容は
院内の人間全員でシェアしたほうが
良いということをわかって
頂けたかと思います。
患者さんの数が数えるほどで
あればご自身の記憶力任せでも
良いかもしれませんが、
患者さんの数もある程度
いらっしゃるようでしたら
お聞きしたパーソナルな情報を
記録していくことをお薦めします。
患者さん1人1人の情報を
記録するためには
専用のノートやメモを
用意したりするなどすれば
記憶に頼らずに
患者さん個人の情報を
瞬時に確認することが出来ます。
クドケン店舗を見ていても、
定着している患者さんが多い
スタッフさんは、
「自分が担当した患者さんの
会話の内容」をよく覚えています。
どうやって覚えているのか
見ているとやはり記録しています。
院内で使用している
問診票などとは別に、
自分が担当した患者さんの
情報を日誌のような感じで
メモしてるのです。
パーソナルな情報は、
手書きのほうが記憶に
残りやすいと言います。
患者さんからすると、施術中にした
雑談などを先生が覚えていたら、
好感度も上がりますよね。
こういった小さなことが
積み重なって必然的に
患者さんは
ファン
になるのです。患者さんの自己重要感を
満たすには…
相手に
✅関心を持つ
✅大切にする
✅認める
✅褒める
✅ねぎらう
など
ここは自分の居場所だと
感じてもらうための
コミュニケーションを
意識的にすることが大切です。
逆に意識し過ぎるとお互いに
違和感が出てしまいますので
意識としたら患者さんの
自己重要感をくすぐる程度と
考えておきましょう。
ちょっとした会話の中にも
患者さんの自己重要感を満たす
瞬間が潜んでいます。
それを記録し、いつでも使える
状態にしておくことが
患者さんをファン化する近道です。
是非実践してみてください。
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