クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 斉藤隆太

【音声解説】”勝てる立地戦略”とは?実は、ポイントが2つあるんです…

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こんにちは!
クドケンの斉藤です。


今回は、
“勝てる立地戦略”
を伝授いたします。


最近私は、クドケン店舗の
出店準備に追われています。


クドケン店舗も
現在4店舗まで
増えてまいりました。


クドケン店舗の使命は、
様々な立地に出店し


テストを繰り返しながら
日々メルマガ読者の先生に


お役に立てるようなノウハウを
生み出すことですので


資金力を活かし一等地に
どんどん出店しています。


■■■■■本日の音声はこちら■■■■■

・通常速度(7分29秒)


・1.5倍速度(4分59秒)


※クリックすると音声が流れます。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


そんな中、最近先生に良く
聞かれることは、


「どうやって物件を
 探しているんですか?」


という点です。


店舗を出店していく中で、
1つ問題になるのが


「物件が見つからない」と
いうことなのですが、、、


よくよく話を聞いてみると、
「物件が見つからない」というより


「物件が決められない」と悩む
先生が多いようです。


結論から言いますと、


クドケンで店舗を出店する時は、
“勝てる立地戦略”が
必要不可欠と考えており、


出店する地域や物件を決める前に必ず、
【地域調査】をしています。


出店を考えている先生の多くが
物件を決める前の段階で、


この調査がうまく
出来ていないケースが
多いのでは思います。


通常であれば…


1.ターゲットとコンセプト
決まってきたら、



2.自分たちの狙っている
ターゲットが
どこに住んでるかを調べ、



3.不動産屋に片っ端から
物件でたら教えてください、
と声をかける


という感じで
攻めていくものですよね。


しかしこれで上手くいけば
いいのですが、


立地選びに失敗してしまうと
立て直すのは相当大変になります。


特に手持ちの資金や
自分の好きな地域に合わせて
出店してしまうと、痛い目にあいます。


やはり『集客』をまず第一に
考えるべきです。


そこで、【地域調査】という
考え方が重要となってきます。


言葉だけを聞くと少々
難しい響きですが、


要するに…


自分のコンセプトに合う
ターゲットが

・住んでいるか

・働いているか

・訪れているか


という視点で情報を収集し、

その地域にニーズがあるかどうか

を判断するのです。


例え住み慣れている地域でも、
出店をしようという視点で


改めて見てみると、全く
別のものが見えてきます。


地域特性に合わせて出店しないと
あとあと経営的にリスクを


背負う可能性が高くなって
しまいます。


ですから、出店候補地域を
見定める段階の調査は
とても重要なものなのです。


【地域調査】には
大切なポイントが2つあります。


[1]『主観的調査』


出店を考えている地域に
足繁く通い、街並みはもちろん、


昼と夜の雰囲気や、
賑わい感や雰囲気など


その地域に来る人の目的や
繁盛しているお店を見て周り、


コンセプトにあった地域か
どうかを念入りに調査するのです。


そして、もし
いい物件があった場合は


店頭の通行量を調査し、
最も通行量が多くなる時間帯や


最も少ない時間帯などを
割り出してみると
集客のイメージが出来ます。


例えば、
ある地域で通行量調査を
行った時は、、


=========
10時~11時 718人
13時~14時 621人
19時~20時 1039人
=========


というように、
かなりバラつきがありました。


この地域のピークは
夜ということになりますね。


調査の結果をみて
その物件周辺のターゲットの流れに、
確証が得られるか、が肝です。


こうやって実際に出店地域に
足を運び、雰囲気を肌で感じることが
『主観的調査』というものです。


[2]『客観的調査』


これは調査データなどをもとにして
数字で把握するものです。


自分がターゲットにしてる人が
どこに住んでるか、
市区町村レベルで調査するのです。


総務省統計局のホームページからは
国税調査をもとにした統計データが
見ることができ、便利です。


http://www.stat.go.jp/


人口の量と質を数字で
把握することで


出店を考えている地域が
コンセプトにあっているかを


しっかりと確認することが
出来ます。


商圏人口を始め
いろいろなデータが見られますので


出店の候補地域が複数ある場合は
比較することができますので
参考にしてみてください。


「なぜ、この立地を
選んだのですか?」


と聞かれた時に、


「この立地だと大体、
 このくらいの人数が来るから
 この物件を選んだ理由はこうです」


「だからここなら勝負できると思った」


と、胸を張って言える状況を
しっかりとつくるには、
こういった地道な活動が必要です。


これから出店をお考えの先生は
感覚で出店地域を決めるのではなく、


【地域調査】をしっかりと行い、
勝てる立地を探してみてください。



本日の格言

150916_saito_kakugen

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