根本隆広
“本音”を患者に言えない治療家、言える治療家
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こんにちは!
ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタントの
根本隆広です。
突然ですが、先生は
GACKT(ガクト)さんを
ご存知でしょうか?
ミュージシャンの方ですが,
語学は3カ国以上をマスターし、
あらゆる格闘技、トレーニングに精通、
完璧な肉体を維持して、現在44歳。
ビジネス感覚にも長けていて、
仮想通貨のICOに関わっていたり、
色々な投資をしているようです。
また、『芸能人格付けチェック』
という番組でも前人未到の
55連勝という記録で有名ですよね。
そんな視野の広い、
凄いミュージシャンの方なんですが、
【ものを買う時に
必ず”値切り交渉”をする】
ということを自分に
課しているそうなんです。
GACKTさんは、
周りのスタッフが引くくらい
ガッチリ値切り交渉をするそうで、
あるスタッフが、
「GACKTさん、止めて下さい、
お金はあるんですから、、、」
と制止しようものなら、
「カネの問題じゃねーんだ!!!」
とキレるそうなんです。
(そうそう、私も同感しています。)
そこで値切り交渉の
“真の目的”も語っていたのですが、
『人が一番やりにくい値切り交渉を
やることで話上手にもなれるし、
自分がどこまでやれるのか、
限界をいつも試しているんだ…』
と言っていました。
GACKTさんらしい、
ストイックな表現ですよね…。
さて、ここまで
ストイックにならなくても…
クチベタな先生でも
患者さんから信頼される
“患者さんとのトークの極意”を
本日は伝授したいと思います。
続きは、
以下の音声をお聞きください。
・通常速度(8分28秒)
・1.5倍速度(5分20秒)
※クリックすると音声が流れます。
患者さんと”本音”で話せてますか?
本日は、
『患者さんに突っ込む勇気』
というテーマで
お話ししたいと思います。
私はクライアントさんを
常時15件ほど抱えているんですが、
やはり、なかなか初診で
リピートが取れないと悩む先生が
結構いらっしゃいます。
そういった先生の共通点として、
・患者さんに遠慮して、
大事なことを突っ込んで聞かない
という点があるんです。
ひょっとしたら先生も
思い当たる節が
あるかもしれませんが、
これって凄く大事なことです。
深く聞いていかないと
お互いのことを
分かり合えない部分がありますし、
表面的なお付き合いになれば
人と人との結びつきも薄くなって
関係も切れやすくなりますよね。
なので、大切なことは
『一歩踏み込んで聞く勇気』
というものを身につけて欲しいのです。
この勇気を身につけることで、
患者さんだけではなく、
大切な人や業者さんとの
コミュニケーション力が
みるみる上がっていきます。
わたしも意識しています。
私自身もそうなんですね。
この前、
あるクライアントの先生に
「根本先生は本音しか語らないんですね」
と言われたので、
『実は、そうなんです』
と返したら驚かれたのですが、
私自身、コミュニケーションは
全て本気でできるのがベストだと考えています。
遠慮ばかりしていると
本音のお付き合いが
できなくなってしまいますからね。
たとえば、先生には
こんな経験はありませんか?
初診の患者さんで、
「仕事がもの凄く忙しくて通うのが難しいんです…」
と言われ納得して、
そのまま予約が取れずに
終わってしまうケース。
これ、よくある話ですよね。
一歩踏み出す!
でもそこで一歩
踏み出していただきたいのです。
たとえば、
その患者さんに
「深いところまで聞いて申し訳ないのですが、
お仕事が忙しいのはいつ頃まで続きそうですか?」
と、聞いてみるんです。
患者さんが
「来月には落ち着く予定です」となれば、
落ち着いたころに
しっかり治しましょうと勧めることもできます。
また、患者さんが
「先の予定が見えない」となれば、
『今の状態を放っておいたら
身体を壊して仕事ができなくなる
可能性もありますよね』
ということもお伝えできます。
そこからさらに、
『うちのせいにして良いので、
上司さんに頼んで
早退できるようにしてもらって、
お身体のためにケアをする時間を
取られた方がいいと思いますよ』
といったことを
突っ込んで聞いていくんです。
ちなみにこの
『うちの院のせいにして良い』
というワードは嬉しいようで、
実際に上司に交渉し、
早退して来れるようになった
患者さんも結構いました。
そうなれば
リピートにも繋がるので
患者さんにとっても
私たちにとっても良いことですよね。
万が一、リピートに繋がらなくても
一歩踏み込んだ質問をしたことで
患者さんからの印象は良くなります。
他の院では、ここまで
突っ込んで言われませんからね。
「やっぱり先生、
私のことを深く考えてくれて
そこまで言ってくれたんだな…」
と、好印象に思ってもらえる
ケースがほとんどなのです。
この会話そのものが
“差別化になる”というわけです。
患者さんだけではありません
また、対業者さんにも
このマインドは有効です。
あなたの院にも
いろんな業者さんが
来ると思います。
そうしたとき、私は
「こんなことを言ったら申し訳ないんですが、、、
あなたの会社が潰れたときはどうなるんでしょう?
補償はあるんですか?」
といったところまで必ず聞いています。
たとえば、HP業者って
世の中には沢山ありますが、
HPの所有権が業者さん持ちで
契約してしまうケースがあるんですよ。
HPの所有権が
業者さんにあった状態で
万が一潰れてしまったら、
せっかく作った先生のHPが
使えなくなってしまう
可能性もあるんです。
なので、
HPの所有権は契約の時点で
確認しておく必要がありますが、
それさえ確認し忘れている先生が
多くいらっしゃるんですね。
なので、
患者さんのみならず、
業者さんに対しても
良いお付き合いをするために
踏み込んだ質問をする。
聞きづらいかもしれませんが、
一歩踏み込んだ話をする前に
「こうしたことを聞くと
不快に思われるかもしれませんが…」
と一言断りを入れれば
相手の感情を傷つけたり
マイナスになることもありません。
伝え方も交渉では
すごく大事ということですね。
まとめ
人生は交渉です。
人と人がいれば、
一歩踏み込んだ質問をして
関係づくりをしていかないと
結局、表面的な付き合いばかりで
人間関係が希薄になってしまいます。
治療院も患者さんとの
人間関係が希薄になれば、
売上や全てに影響しますよね。
ぜひ、突っ込む勇気、
一歩踏み込んだ質問を意識して
先生の治療院経営に
反映させていただければと思います。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました^^
本日も顔晴ってください!
ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタント
根本 隆広
追伸
一歩踏み込んでみる、
これは手技の上達にも
言えることですよね。
今日まで公開されている
コチラの手技は、
患者さんどころか施術者も
驚くほど簡単に変化を出せますが、
突き詰めれば
とても奥の深い技術です。
ぜひ一歩踏み込んで、
その効果を確かめてください。
↓↓↓
>手技の詳細をチェックしてみる
http://www.itm-asp.com/cc/226001/OEB7yWG5
※本日23:59公開終了
Writer
根本隆広 根本隆広の記事一覧
茨城県の片田舎で整骨院を開業し、自費治療のみで5年目に年商5000万円を達成。その後自社ビルを購入し2店舗目の整骨院を開業するも、家族との時間を大切にしたいと事業を売却し、現在はクドケン直営院の現場統括を担当する。またその傍ら、理想の売上だけでなく、家族との大切な時間も作れる仕組みを提供する「一人治療家しあわせ追求型コンサルタント」としても活躍。数多くのクライアントを半年以内に月商100万超えを達成させ、廃業の危機から救っている。
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