こんにちは、
クドケンの工藤です。
今日は、意外と意識していない
外部からの目、
地域の目について解説します。
意外と意識できていない地域の目
意外と見落としがちで
注意しないと知らず知らずの間に
患者さんがいなくなることもあります。
今日の内容も自分の地域に
置き換えて読んで下さい。
先日、こんな事件が起きました。
数年前にクドケンの社員旅行を
手配してくれた旅行会社の
担当社員を深夜に見かけました。
親切に笑顔で旅行プランを
説明していただき
非常に好感の持てる対応で
「またこの人ならお願いしたい」
と思うような印象だったのですが、
が、が、が、が、が、が、が、が
、、、、、、、、、、、、、、、、
なんと、、、
場所はその旅行代理店の前の通り…
駅に向かって歩く担当男性は
ベロベロに酔っ払って…
人がたくさん通るなか、ツバを
路上に吐きまくっているのです!!
何か嫌なことがあったのか…
泥酔して同僚に脇を支えられながら
ツバをペッペッと吐き、
歩いているところを僕とすれ違いました。
一瞬目があったのですが
数年前の話です。
僕はその担当の名前も顔も
覚えていますが、
旅行代理店の社員さんからすれば
たくさんたくさんいる
過去のお客さんの一人です。
顔も名前も覚えているわけが
ありません。
そして、僕はその時こう思いました
『もう、、、この人には
旅行があってもお願いしたくないな』
ここがポイントです。
旅行代理店の担当男性からみると
仕事が終わって同僚とお酒の場の
あとのことなのでしょう。
でも、僕からみると
仕事が終わっているとはいえ
旅行会社の代理店の担当者なのです。
つまり、男性は仕事が終わり
気が抜けてオフモード、
プライベートタイムなのです。
しかし、旅行代理店の
お客だった僕はそうは見ていません。
僕にとって彼は、
旅行代理店の好青年担当者なのです。
↑ココ重要です。
治療院でも気をつけてください。
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治療家さんも診療時間が終わって
施術着を脱げば、いち個人であり
プライベート時間の始まりです。
私服に着替え、街に飲みに行く、
ご飯を食べに行く、買い物をするなど
治療院の近くで活動することも
少なからずありますよね。
そこでは必然的にその地域の
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患者さん、もしくは元患者さんに
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遭遇する確率が高いのです。
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患者さんからの視線への気配り
診療時間が終われば
先生はプライベート。
しかし、
地域の患者さん、元患者さんからは
○○治療院の○○先生のままです。
そう、患者さんから見ると
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先生は診療時間外も
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先生として見られています。
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そして、患者さんは
先生のことを覚えていますが、
先生からすると
相手はたくさんいる
患者さんの中のひとりです。
全員が全員を
覚えているわけがありません。
つまり、自分の治療院の周囲で
すれ違うすべての住民が
患者さん、元患者さん、
もしくはこれからの新患さん
なのかもしれないのです。
もし、先程の事例のように
先生が仕事終わりの一杯!
と飲酒して泥酔…
酔っ払ってツバを路上に
吐いているところを
もしも…、患者さんが見たら
その患者さんはどう思うでしょうか。
地域の患者さんから見ると、
先生は治療院から出ても
治療院の先生なのです。
その自覚を忘れないで欲しいです。
当たり前ですが…
なるべく自分の治療院の
商圏内では周囲の目、地域住民の
患者さんの目を意識して
節度ある態度を
取らなければなりません。
先生はオフでプライベートでも
患者さんは治療院の先生として
あなたを見ているのです。
朝、治療院を
オープンするときの看板出し…
院の前を掃除するとき…
休憩時間…
ちょっとした買い物の際…
仕事終わりの
飲食店や居酒屋(お酒の場)…
通勤途中の振る舞い…
これらはすべて
患者さんに見られています。
施術着を着ていなくても、
先生が気づかなくても
地域の患者さんは見ていますよ。
もし、先生がスタッフさんを
雇っているならばスタッフさんにも
この意識は重要です。
ちなみに、僕がいつも通っている
美容室ではこの指導が徹底されていて
担当のスタイリストさん以外でも
顔がわかっている人とすれ違うと
笑顔で会釈して挨拶してくれます。
名前もわかっていないと思いますが
ちゃんと目を見て
軽く会釈してくれます。
たぶん担当スタイリストさん以外は
僕の名前までは知らないだろうけど、
嬉しいものです。
こういった周囲からのちょっとした
『視線』への気配りの積み重ねが
治療院繁盛にも直結します。
しつこいようですが、
先生は地域の患者さんから見ると
施術着を脱いでも先生なのです。
是非、自分の商圏での活動、
振る舞いを見直してみてください。