2018-8-1
あなたが患者にしてるのは遠慮?配慮?
マインド・効率化
古山正太
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こんにちは。
クドケン取締役の
古山正太です。
本日は、
『やれば良いことは
分かっているのに
やらない先生へ』
というテーマで
お届け致します。
もし、先生が
・チラシをまけば
良いのは分かっている
・SNSの投稿をした方が
良いのは分かっている
・患者さんの声を
貰った方が良いのは
分かっているなど…。
分かっている。
分かっているんだ。
でも…。
やる気が起きないんです!!!
なんかよく分からないけど
やりたくないんです!!!
ということでしたら、
今回のメールマガジンは
特に必見です。
チラシをまいた方が良いことは
分かっているのに、
絶対にチラシをまかない
治療家さんのお悩みがスカッと
解決した方法をお伝えします。
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今からお伝えする内容は
私のコピー講座に来て下さっている
ある治療家さんの実話です…。
治療院集客は、
SEO、PPC、チラシが
セオリーですよね。
にも関わらず、
この治療家さんの集客経路は
ホットペッパービューティー有料コース。
まだまだ新規は増やせる余力が
あるにも関わらず、
いつまで経ってもホットペッパー以外に
手を出そうとしませんでした。
しびれを切らした私は、
先生にこんな質問をしました。
古山
「なんでチラシまかないんですか?」
治療家
「いやー、なんかやる気が…」
古山
「これ以上集客したくないんですか?」
治療家
「いや、そういうわけじゃ…」
古山
「でしたら、
チラシが一番早いですよね?」
治療家
「そうなんですけど…」
どうやら、チラシの重要性は
ご理解されている様子。
だからといって、経験上無理やり
「やってください!」
と言っても
やらないパターンだと
お見受けしたので
質問を変えてみました。
古山
「チラシの何が嫌なんですか?
オフィス街だからですか?」
治療家
「いや、この辺はあんまり
相性良くないかもしれませんが、
開院当初にオフィスのポストに入れたら
OLさんが来てくれたことがありました。」
治療家
「隣駅の住宅街にもまいたんですが、
何名か来てくれましたね」
古山
「上手くいったんじゃないですか!
じゃあなぜ、
チラシ配りたくないんですか?」
治療家
「うーん…」
古山
「値引きをしたくないんですか?」
治療家
「ホットペッパービューティーも
値引きしているから、
値引きは別に(嫌じゃない)…」
古山
「じゃあ、なぜ?何が嫌なんですか?
なんでホットペッパーはよくて、
チラシはダメなんですか?」
治療家
「ホットペッパーはウェブで
完結するじゃないですか、
でも、チラシだと…」
治療家
「あーそうか。
電話が鳴るのが嫌なんだと思います」
古山
「施術中に電話が鳴るのが嫌なんですね?
あるいは、電話がそもそもお嫌い?
ちなみに、チラシ配っても、
さすがに何十何百も電話が
バンバン鳴ることはありませんよ」
治療家
「でも、電話に出たくないんですよね、、、」
古山
「じゃあ、チラシに電話番号を
載せなければ良いのでは?
ターゲットの若い女性は、
QRコードやウェブ予約の方が
電話よりも申込比率高いですよ」
治療家
「え!?チラシに電話番号
載せなくていいのですか?
怪しくないですか?」
古山
「ええ。心配なら、
※施術に集中させていただくため
お問合せ・ご予約はネット予約
のみとさせていただきます。
みたいなことを載せたら良いですね。」
治療家
「チラシまきます!」
いかがでしょうか?
幸い、この先生は今後
チラシをまくことが出来そうです。
でも、私と根気よく対話をしなければ
チラシをまく気力は
未だに起きてないでしょう。
重要なのはここからです。
もし、あなたが、
上記に登場した治療家さんのように
「やったほうが良いことは
頭では分かっているけれど、
行動できない……」
ということでしたら、
“やりたくない原因を”
深堀して、発掘してください。
ポイントは、
悩みを悩みのまま放置して
頭の中だけに留めておかないことです。
・対話をする
・紙とペンを持って、
自問自答する
・パソコンやスマホに
打ち込んでいく
このように、
手、口、頭を動かして
思考停止させないことが
重要なのです。
他にも、こんな方がいました。
朝、会社に行く気力が
沸かないという男性です。
男性
「最近、なんか理由はよく分からないんですが、
朝会社に行く気力がでないんですよね」
古山
「なんで会社に行きたくないんですかね?
何が嫌なんですか?満員電車とか?」
男性
「いえ、ラッシュは過ぎているので
電車は何とも思いません」
古山
「朝早く起きるのが嫌とか?」
男性
「朝は別に辛くないですね…」
古山
「会社に嫌なヤツがいるとか?」
男性
「いえ、とくには……」
古山
「うーん。
他に心当たりないんですか?」
男性
「そうですね……なんでだろう」
古山
「会社に足がすごく臭い人がいるとか…
知り合いの子は、
それで実際にウツになったんですよ」
男性
「それはヒドイですね
汗が臭い人はいないけど…
あー!そうか!
話しかけられるのが嫌なんだ」
古山
「どういうことですか?」
男性
「仕事していると、周りから、
質問されるんですよ
で、その度に仕事が止まるんです。
僕はそれが嫌なんだってことに
気づきました」
古山
「おぉ、じゃあ、カフェに
逃げたりするのが良いかもですね。
あるいは、質疑応答は
昼と夕方に1回ずつ時間を取るので、
本当に緊急以外は
仕事に集中させてもらいたいので
気を使ってね!って周知するとか。」
男性
「あぁーそれいいですね!
やってみます!」
そんな感じで、見事お二人とも
やらない原因・悩みの原因を明確化し、
対策も手に入れることができました。
ぜひ、悩んだり、やる気が出ない時は
先生も上述の内容のように
答えが出るまで根気よく
質問をし続けてみてください。
そうすれば、答えが明確になり
対策も出てきますよ!
ありがとうございました。
古山正太
Writer
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株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。
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