こんにちは、クドケン取締役の古山です。
本日は、患者さんが忘れられない治療院の作り方をお伝えします。
今来てくれている患者さんもこれから訪れる患者さんもコンビニよりも多いといわれる治療院のなかから”あなたの院”を選んで来てくれたご縁ある患者さんです。
今日はその大切なご縁が途切れないようにするためのポイントをお教えします。
普段の接客に1分足すだけでできることなので、ぜひやってみてください。
患者さんの”記憶”に残り続けるには…?
さて、今日のポイントは
“記憶に残る”ということです。
先生もよくご存知のように世の中に治療院はたーーくさんあります。
先生のライバルの数だけ患者さんには選択肢があるということですよね。
そのなかでも
ずっと選ばれ、通っていただくためには、まず患者さんにあなたを覚えてもらうことがとても大切になります。
「いや~、さすがに覚えてるでしょっ」
と思うかもしれませんが、先生が思っている以上に患者さんは忘れっぽい生き物です。
なにしろ治療院もたくさんありますし、美容院やマッサージ、普段よく通うお店など…
治療院以外にも患者さんは毎日たくさんのサービスを受けています。
そのなかで、腰や肩がつらくなった時に一番最初に思い浮かぶのが先生の顔じゃなかったら、患者さんは来てくれませんよね。
だからまずは繁盛院の第一歩、印象に残るためのポイントを今日は紹介していきます。
では早速、本題に入っていきましょう。
ポイント1つ目:『名刺』を渡す
名刺は渡している先生も渡していない先生もいると思います。
ただ、本来名刺は最初に渡すもので、
長く保存される可能性が高いものです。きちんと要素を詰め込めば、患者さんの記憶に残る強力なツールになってくれるんですね。
と、ここで先生にひとつ質問です。
先生は自分の名刺にどんな情報を載せていますか?
患者さんに渡していてもいなくてもチェックしてみてください。
どうでしょうか…?
もし先生の名刺にお名前やお店の連絡先しか載っていないなら
要注意です。それだと、渡したとしても結局忘れられてしまうことが多いからですね。
先生にも経験があるかもしれませんが、あとで名刺を見たときに
「あれ、この名刺、どこの人だっけ…?」
となってしまったら名刺を渡す意味がなくなってしまいます。
患者さんが後で見たときにあなたの顔がすぐ思い浮かぶように、
顔のイラストや写真を名刺に載せましょう。またできれば、イラストから連想させる手間をなくしてもらうためにも、イラストより写真の方が良いですね。
最近は印象に残るかっこいいデザインの名刺も沢山出てきていますし、「名刺 顔写真」と検索すれば色々出てくるので、かっこいいな、マネしたいなと思う名刺をあなたも手に入れてみてください。
また、名刺は会話のきっかけにもなります。
趣味や家族構成、プロフィールなどを載せておくと、
コミュニケーションで役立つ強力な武器になりますよ。
古い名刺をずーーっと使っている先生や、まだ患者さんに渡していない先生は是非この機会に見直してみてください。
ポイント2つ目:『お礼状』を送る
次に、2つ目のポイントは、これも基本ではありますが『お礼状』を送るということです。
お礼状はリピートやクチコミに絶大な効果がありますが、治療院で継続的にやっている先生はほとんどいません。
お礼状も名刺と同じく、保存してもらえやすいものです。
つまりその分、患者さんが目にする機会もあるということです。
ここもポイントは名刺と一緒です。
患者さんから「このハガキ、どの治療院だっけ…?」と一瞬でも思われたらリピートにはつながりません。
また、デジタル全盛だからこそ
手書きのメッセージを一筆いれてみてください。それだけでも患者さんは感動してくれますし、
「あの治療院を選んでよかったな」
「あの先生で間違えなかったな」
と
安心感や絆を感じてリピートする確率が高まります。
また、誰かに話したい気持ちにもなりますよね(クチコミに繋がります)
お礼状は手間を考えると面倒に感じる先生も多いと思いますが、やはりその効果は折り紙付きです。リピート、クチコミにも繋がりやすくなるのでコツコツやってみてください。
「いつ送るか忘れちゃう…」
「管理が面倒でやめてしまった…」
という先生は、
あらかじめお礼状を送る日を一覧にしておくと良いですよ。
患者さんのお名前と来院日、いつ送付するか、の3つが分かるよう表にまとめておけば、あとは決まった日に書いて送るだけです。
送る日が決まっていれば「いつやろうか…」と重い腰を上げる心理的な負担も軽くなりますのでぜひやってみてください。
ポイント3つ目:『おしぼり』を渡す
よく、ケンタッキーフライドチキンや、グリーン車で貰えるアレです。
思うところがあり、今はもう通っていないのですが、おしぼりを最初に渡してくれる歯医者さんには衝撃を覚えたものです。
使い捨てのおしぼりなら、1本10円前後でアマゾンなんかで売っています。
おしぼりを最初に渡してくれる治療院は見たことがありませんので、記憶に残りますよ。
まとめ
今日は名刺、お礼状、おしぼりという内容をお伝えしましたが、どちらも皆さん忘れがちで(あるいは、知らない)効果の高いツールです。
患者さんとのご縁を大切に思うからこそ、ぜひ心のこもった名刺、お礼状を用意してみてはいかがでしょうか?
来院してくれた感謝の気持ちとして、おしぼりを渡してあげてみてはいかがでしょうか?
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。