古山正太
患者さんはシャイ!薦め続けるだけで売上アップ
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こんにちは。
クドケン取締役の
古山です。
本日は、
『患者さんはシャイ!
薦め続けるだけで売上アップ』
というテーマで
お送りさせて頂きます。
今日からできることなので、
ぜひ、実施されて下さい。
———————————
僕は近所にあるドラッグストアを
結構利用します。
そのお店の至るところに
「本日ポイント○倍!」
など、会員さんの囲い込みを
頑張っている様子が伺えます。
そんなわけで、
買い物をするたびに
「今日はポイントカード
作りませんか?」
って薦められるかなぁと
思いつつレジに行くのですが、
今まで一度も薦められたことが
ありませんでした。
店員さんの様子を見ていると、
~~~~~~~~~~~~~
1:
「ポイントカードは
お持ちですか?」と尋ねる
2:
「無いです」
とお客さんが回答する
~~~~~~~~~~~~~
後は、通常のレジ業務をして終わりでした。
「お作り致しましょうか?」
と、薦める店員さんは皆無だったのです。
(うーむ。これはもったいない)
そんな風に思っていた矢先に、
ウォシュレットの使い過ぎで痔になったので、
このドラッグストアに行きました。
しかし、痔の薬を
探しても見当たりません。
そこで、レジの店員さんに
痔の薬はどこにあるのか
聞いてみると・・・
「お客様がご利用ですか(超小声)」
「こちらかこちらになりますが、
どんな症状ですか?(超小声)」
こんな感じで、
僕のことを物凄く配慮した
対応をしてくれました。
僕は、痔が恥ずかしいことだとは
思っていなかったので、
もう少し大きな声で話て欲しいと
思いましたが、
デリケートな部分ですから、
この配慮ができる店員さんは
素晴らしいなと感心しました。
そして、店員さんは
やっぱりデキる店員さんでした。
「ポイントカードはお持ちですか?
お持ちでなければお作りしましょうか?」
ながーくこのドラッグストアには
通ってきましたが、
初めて薦めて貰えたのです。
もちろん、僕は快諾し、
ようやくこのドラッグストアの
会員になることができました。
店員さんの名札を良く見てみると、
他の店員さんと違ったので
どうやら店長さんだったようです。
患者さんの囲い込みは
売上に大きく関わるだけに、
(店員さんを教育する時間を
取ってもらいたいな~)
と思いながら、店を後にしました。
余談ですが、
会員登録を薦める際には
このあたりの工夫もできると思いました。
================
・ポイントを貯める恩恵を伝える
・何円で何ポイントになり
1ポイントが何円相当になるのか?
を明確に伝える
・会員限定のご案内があることを伝える
・会員登録は超カンタン
であることを伝える
・書くスペースを用意しておく
(レジで会員情報を記入させると
他のお客さんが並んでいた場合に
書きづらくなる)
=================
という工夫をすれば
断る人は少ないのでは
ないかと思います。
さて、ここからが重要です。
先生はちゃんと
どの患者さんにも漏れなく
商品やリピートを薦めていますか?
先生が思っているよりも
患者さんはシャイだと思って
接した方が良いでしょう。
(薦められたら買うのにな…)
という方は、
僕の経験上ではありますが
意外と多いものです。
何よりも、
断られたら断られたで
OKですし・・・
また同時に、
回数券や商品など、
次回の来院を促す際に
創意工夫をしていますか?
先ほど、余談として
「こんな工夫をしたら
会員登録をする人が増えるだろう」
というアイディアを記載しました。
先ほどのアイディア以外も
ネタはあるはずなので
ぜひ、工夫してみて下さい。
その上で、
『何をどの順番で
どのように伝えるのか?』
を、きちんと意識して、
テストし続けることを
お薦めします。
そうしていくうちに、
日に日に、より高い確率で
回数券や商品が売れていきますよ。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
古山正太
Writer
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株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。
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