クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 マインド・効率化

 早野 隼翔

【治療家必見】ゼッタイ潰れない人気整体院は”この4つ”に超コダワル

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


仕事をする上でのモチベーションは
人や立場によって異なります。

先日、ボクはひいきにしている
会員制レストランに足を運びました。

ちょうど月末ということもあって
そのお店にとっては「売上」は
気になるところです。

都内に数店舗を抱えている
会社のサービスなので、当然、
そのお店の責任者は店長。


ボクは店長さんと仲がいいので
「今月の成績はどうよ?順調?」
と他愛もなく聞いてみました。

そうしたら、あともう少しで
全店舗、ならびにこれまでの売上の
中において、最高記録が出せそう!
と、報告(?)をいただきました。

おー!それならば、応援して
あげようじゃないかということで
シャンパンを空けてきました。

それも3本!笑笑


結果として…

お店の売上は最高記録を叩き出し
店長、マネージャー、スタッフ、
会計係、なんなら厨房の料理人まで
全員にお祝いをさせていただきました。

こういうのはいいですよね。

“喜びの瞬間”に出会える。
~~~~~~~~~~~~~

お金を使うのであれば、他人に喜ばれる
使い方をしていきたいなーと感じた
出来事でございました。

さて、今回のメルマガでは
『お客さんは”体感した価値”で判断する』
についてお伝えしていきます。

全国を飛び回る理由はこれです。


ボクの仕事は経営コンサルティング
それも全国に顧客を抱える仕事人です。

他の経営コンサルタントとは
圧倒的に違う点として言えるのは
「現場にまで足を運ぶ」こと。

この8年間において総数650件以上
平均しても年間訪問数80件という
実績を持っています。

この数字は、おそらく
経営コンサルタントとしては
日本一の数字だと思われます。


まず、コンサルタントは
基本的に【現場】へ行かない。

理由は、移動、宿泊、なんなら
1件ずつの対応だと効率が悪い。

都内近郊であれば、特段、
大きな問題にはなりませんが
全国を対象とするとそうはいかない。

北海道、青森、秋田、岩手…
宮崎、鹿児島、沖縄、離島…

47都道府県が対象となると
お分かりいただけますよね?


ですので、コンサルタントは
場合によっては、コストがかさみ
売上を上げても利益が下がるから
本音を言えばやりたくない人が
ほとんどだと言えます。

でも、ボクは現場に行きます。
~~~~~~~~~~~~~~


それは現場に行かないことには
分からないことがたくさんあるからです。

現場のチェックは何をしている?


訪問コンサルに行くと
僕がやることは最寄駅からの
来院経路の確認と地域調査。

どこにどのような人が住んでいるのか?
どのような生活をしているのか?
日常の交通手段なども含めて確認します。

電車やバスの時刻表を調べたり
地域にある治療院(競合調査)を
確認したりすることをしています。

もちろん、外部要因だけではなく
治療院そのものの【外観】【内装】
そして顧客の立場に立って仕事場を
見ることをしていたりします。

現場に行かないことには
分からない項目としては
「音」「光」「匂い」「温度」

顧客が“体感すること”を
身を持って体験・確認するのです。

(普段、自分の治療院で働いている先生は
その環境が当たり前になっているので、
気が付いていない人が多いということ)

このように言われると分かると思います。

こういう視点で考えたことはありますか?


過去に、ボクが訪問をした治療院で
殺風景すぎて、ドン引きした院があります。

なるべく物は置きたくない!という方で
治療院の中には「ベッド」と「タオルを
収納するためのカラーボックス」のみ。
※本当にこれだけでした…


想像してみて下さい。

マンションの一室において
ベッドとカラーボックスだけですよ。

心地よさもなければ、安心感もなく、
パッと見て“倉庫”にしか見えない。

=お店に見えない。


お金を支払って、サービスを受けるという
前提をまったく理解していない。

お客さん、患者さん、クライアント…
顧客は「施術だけ」にお金を支払って
いるのではなく、自分が体感した価値を
中心として、物事を判断しています。


★顧客は体感した価値で判断している
~~~~~~~~~~~~~~~~~

ホームページやチラシなどで
新規集客が上手くいったとしても
1回目の施術は受けてくれますが
2回目以降はありえません。

この状態では、治療の腕を上げても
売上を上げることは、厳しいと言えます。

これ、現場に行かなければ
いまでも分からなかったことです。

ただ数字だけ、あれこれやっても
結局、お金を支払うのは「人」だと
いうことを再認識してほしいと思った
出来事の1つです。

ターゲットは女性…であるなら…


その先生に聞いてみたところ
「他のお店に行ったことがない」
との回答がありました。

顧客が過去、どのようなお店に
行っていたのか?それさえも
理解されていなかった。

なんなら、競合リサーチもしていなければ
自分で『顧客体験』もしていなかったのです。

これ、いただけません。


そして、その先生にお聞きしたことは
「どのような患者に来ていただきたいですか?」
としてみたところ、30-40代の女性との回答。

だとするのであれば、その30-40代の女性が
心地よく、快適に過ごせる環境・院内を作るのも
ひとつの(顧客満足度を高める)仕事です。

他院の内装や、サロンの店内は
インターネットを使うことで見ることも
できたりするので、その話をして
見ていただいたときに、自分のことしか
考えていなかった…と言われました。


その後、女性が気に入る小物や装飾品
施術部屋の雰囲気が、がらりと変わり
リピート回数が増えていきました。

やっぱり、顧客の目線は大事だとした
出来事でございました。

まとめ


さて、今回のメルマガでは
『お客さんは”体感した価値”で判断する』』
というテーマでお伝えしました。

生活感があふれるような
雑多な治療院もどうかと思いますが
あまりにも物がなさすぎる
治療院もどうかと思います。

せっかくの機会ですので
今一度自院の中を見渡してみて下さい。

患者さんにとって、治療院にとって
心地よい空間になっているかどうかです。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義、終了!


塾長・早野


Writer

早野隼翔 早野隼翔の記事一覧

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